このところ、嬉しい嬉しい嬉しいことや、悲しいことがあったので、更新が滞っておりました。
いかがお過ごしでしょうか>皆さま。
そんな折だったので、古本屋で買って一気に読んでしまったこの本には、すっごい
気晴らしになった ので感謝したいと思うのです。
_○/\_ハハァー! ...
牧村康正・山田哲久『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』(講談社、2015年9月)
日本アニメの金字塔「宇宙戦艦ヤマト」が誕生してから40年以上になる。生みの親であるプロデューサー西崎義展(1934ー2010)はすべてにおいて「特異な男」だった。交流をもった者は誰もが彼を「悪党」と評しながらも、そこには深い愛憎が見てとれる。いまや世界の文化である日本アニメを語るうえで無視することができない西崎義展の存在を、その大いなる成功と挫折から綿密に描く初の本格的ノンフィクション。
虫プロの落日、富野や安彦との確執、それから西崎の能力が狂い咲きして、そして凋落していく過程、といったものが淡々と描かれていて、とにかく面白かったです。
その時代を知っている人には堪らない回顧録ですが、知らなくても相当楽しめると思います。
ヤマトの何が新しかったのか、ヤマトとガンダムは何処が違うのか、
本当の原作者は誰なのか、いろいろ興味のある方にオススメです。
(*・∀-)ヨロシク☆