すけさん日誌

杜の都で気ままに暮らす、管理人さんの日記です。
備忘録を兼ねた記録として使えれば、野望達成。

カルガモの母は太陽のように

2022年07月11日 | 読書とか

いろいろ重苦しいニュースが続きますので、近所のカルガモ家族の写真でもご覧いただき、少しでも しっぽり していただければ幸いです。

(*・∀-)ヨロシク☆

というわけで、日韓関係について詳しい木村幹(きむら かん)さんの評論を、これから自分が読み返すために一部引用しておきます。
昔から多くを学ばせていただいていますが、ここ最近は オリックスに関するご活躍 も目立ちますね。

(´∀`)ハハハ

ちなみに「愛は勝つ」で有名なKANさんの本名も、木村和(きむら かん)です。
これもまた、「愛は勝つ」のカップリングが「それでもふられてしまう男(やつ)」であることくらい、重要な情報といえますね。

てへぺろ☆(・ω<)


韓国新政権は「手ごわいライバル」 神戸大大学院・木村幹教授が指摘する、日本がすべきこと

日韓関係の現状を、どう見ていますか。テレビで韓流アイドルをよく見るのに、政治面では最近、日韓関係は最悪と言われます。
 「最悪なのは最悪でしょう。両国政府とも対話の意志を失って、お互いが『ボールは相手にある』と何もしない。世論もこの状態で別に構わないと思っている。例えるなら、夫婦げんかしている時より深刻化し、離婚寸前の家庭内別居状態のような感じです」
 「気付かないといけないのは、日本側が強気の姿勢でいったら、向こうが頭を下げてくるという状況は、もはやアジアにおいてはないということ。アジア諸国が20世紀とは比べられないほど大きな力をつけたのです。かつての列強の一番下位にいたのが日本で、かつての植民地の一番上位にいたのが韓国なんです。両者の地位は、昔と違って対等になりつつある。たとえば1981年から2020年の40年間の経済成長率は、1998年を除いた全ての年で韓国が日本を上回っています。物価を勘案した国民1人あたりの国内総生産(GDP)の世界ランキングでは、韓国が28位で27位のイギリスに次ぐのに対し、日本は31位です。日本側が『対話しない』と言うと、圧力をかけているように思うかもしれませんが、実は韓国側にとっては痛くもかゆくもありません」

尹大統領は、日韓関係改善に努力すると公言していますが、その狙いはどこにあるのですか。
 「関係を改善しようとしているのは事実ですが、日本そのものが重要なのではありません。あくまでアメリカの同盟国として考え、安全保障上の価値をはかっています。韓国が真剣にアメリカと組もうとしているのに、日本が韓国に対して歴史認識問題を理由に協力を渋れば、孤立するのは日本の方かもしれません
 「結局、歴史認識問題というのは、1965年に結ばれた日韓請求権協定の解釈問題です。日本側が完全に解決したと考えているのに対して、韓国側は『例外』と主張する範囲を増やし、日本には韓国側がゴールを動かしているように見えるのです。でも、韓国の行政府は、徴用工をめぐる判決のように、自国の裁判所が出した結論に異を唱えることはできません。今度は自分が訴えられる可能性があるからです。請求権協定には、外交交渉がうまくいかない場合は3人による仲裁委員会を立てると書かれています。これまで日韓1人ずつの委員が決める3人目の委員が決まらず、実現可能性は低いと見られてきました。しかし、ここにきて韓国側は、日本側が嫌とは言えないアメリカを提案してくるのではないかという観測も流れています」

ウクライナ侵攻でアメリカの関心がヨーロッパに向き、中国の経済成長も陰りをみせている今、日本は何をすべきと考えますか。
 「インドは日本よりはるかに大きくなり、韓国は互角、インドネシアは急成長中です。日本は人口が減り、経済成長率も伸び悩むなど、自国の国力が弱まっている現状を認識しなければなりません。その上で、東アジアのナンバーツーとして、各国をまとめていけるかどうかが重要です。韓国側は対話をする準備があるというパフォーマンスで、日本にある種の圧力をかけてくるでしょう。アメリカがいない留守を預かり、韓国とうまく関係をつくらないと、サブリーダーは務まりません。その様子は東南アジア諸国も見ています。感情論に流されず、冷静に国益を踏まえて対処することが大切だと思います


日韓関係を、2国間の枠組みにとらわれず、より広く、より永い観点から分析する指摘には、感服するばかりです。
これまでに読んで興味深かったのは、『日韓歴史認識問題とは何か』(ミネルヴァ書房、2014年)とか、『朝鮮半島をどう見るか』(集英社新書、2004年)あたりですが、最近もいろいろ書かれているようなので、いろいろチェックしたいところです。

_"〆(・ェ・o)セッセセッセ









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

爆薬使いと少年

2022年07月06日 | 読書とか
また巨星墜つの報が届きました。

特技監督の中野昭慶さんが死去 「日本沈没」「ゴジラ」の特撮
1973年公開の映画「日本沈没」や、映画「ゴジラ」シリーズなどの特撮を担当した特技監督の中野昭慶(なかの・てるよし)さんが6月27日、敗血症のため死去した。86歳。旧満州(現中国東北部)生まれ。葬儀は家族で行った。
終戦後の46年に日本に引き揚げた。日大を卒業後、59年に東宝入社。東宝で特撮映画を手がけていた円谷英二監督の下で技術を学び、69年「クレージーの大爆発」で特殊技術の監督としてデビュー。小松左京さんのSF小説を実写化した「日本沈没」や73年の「人間革命」、74年の「ゴジラ対メカゴジラ」などの映画で特技監督を務めた。


吊りのコーちゃん に続いて、爆発ショウちゃんも、この世を去りました。
これまで多くの夢をご提供いただき、ありがとうございました。あらためてお礼申し上げます。

_○/\_ ハハァー!...

というか、カールビンソン懐かしいなー。

(´▽` ポワーン


なおモノ・マガジンの 7月16日号 は、またもやウルトラマン特集号で、中でも座談会「11月の傑作群を作った男たち」は、非常に読み応えがありました。

ムルチ回の伊吹隊長のセリフ「日本人は美しい花を作る手を持ちながら、一旦その手に刃を握るとどんな残忍極まりない行為をすることか」は、脚本にないものを監督(東條昭平さん)が付け足したそうです。
そのほかにも 11月に傑作が集中した理由 などなど、当事者ならではの証言が続々と出てきて、うっとりするばかりでした。

まだまだ知らないことばかり。まだまだヒヨッコです。

(・Θ・)ピヨピヨ。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする