最新号の『サッカーダイジェスト』に掲載されていた、FC東京の オ・ジェソク の記事が良かったので、一部を紹介します。
ロンドン五輪で活躍した翌年に、鳴り物入りでガンバ大阪に移籍したものの出番が少なく腐っていたジェソクが、帰国しようと準備を始めたときのエピソード。
「荷物を送ったら、両親が大阪に飛んできたんです。僕は『帰ってきなさい』と言ってくれるものだと思っていたら、『座りなさい』と。『オリンピックが終わって、新しいサッカーを学びたいから日本に行きたいと言ったのに、お前は何をしているのか。恥ずかしくないのか』って。これまで僕は親に怒られたことがなかったので、びっくりしました」
さらに母は問いかけてきた。
日本語は勉強しているのかい? チームメイトとは会話しているの? 試合に出られない状況は、サッカー選手として起こり得ることじゃないか・・・。
「僕が今のままの態度で帰国したら、ガンバはもう二度と韓国人選手を獲らないかもしれない。帰国するにしても、韓国人選手の良いイメージを残して帰ってきてほしい・・・そんなことも言われて」
それからのジェソク選手について知りたい方は、ぜひ サカダイ買って お読みください。
ぶっちゃけ今回のサカダイは、他の記事を含めて アタリ ですよ。とくにジェソクのお母さんが、息子のために韓国で日本語を習い始めたあたりで涙腺がやばくなります。
家族や仲間、そして故郷を思いやる心って、こういうものじゃないかと思った次第です。
(;´д⊂ シクシク
写真は、ムスメーズが出演したダンス。
同じ部活で2人が一緒に踊る、という奇跡のような場面を見られて、お父さんしあわせ。
(;´д⊂ シクシク