
また一人、大スターがこの世を去りました。
水木しげるさん死去 93歳 「鬼太郎」生んだ“妖怪の父”逝く
「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」などで知られる漫画家の水木しげる(みずき・しげる、本名武良茂=むら・しげる)さんが30日午前7時18分、多臓器不全のため、東京都三鷹市の杏林大病院で死去した。93歳。鳥取県出身。自身の壮絶な戦争体験を踏まえ、妖怪漫画を通して戦争への警鐘を鳴らし続けた巨匠。戦後70年の節目に、貴重な語り部を失ってしまった。
鬼太郎は もはや原体験レベル なわけですが、戦記物は普通に読んでおりました。
淡々と、実に淡々と描かれる地獄絵図は、ある意味 妖怪より怖かった のも、同時代人として良い想い出です。
ちなみに水木先生が乗っているのは雪風らしい。詳細は コチラ からでも。
心よりご冥福をお祈りいたします。
漫画「家栽の人」原作者 毛利甚八さん死去、57歳
家庭裁判所の裁判官を主人公にした漫画「家栽の人」の原作者で、フリーライターの毛利甚八(もうり・じんぱち、本名卓哉=たくや)さんが21日午前7時24分、バレット食道がんのため大分県豊後高田市の自宅で死去した。57歳。長崎県出身。葬儀・告別式は近親者で行った。
日大芸術学部卒業後、ライターとして活動。1987年から「家栽の人」の原作を担当。植物を愛する裁判官が少年事件に取り組むヒューマンストーリーが人気を集め、テレビドラマにもなった。
少年法の厳罰化に疑問を投げ掛け、矯正施設だけではなく社会全体で少年の更生を考えるべきだとの立場から発言した。
リアクションが遅くなってしまい恐縮ですが、やはり触れておきたくて。
『家栽の人』は、高校から予備校あたりにかけて、繰り返し繰り返し読みました。
どこに向かえば良いか、ただオロオロしていた自分にとって、桑田判事は あるべき大人 でした。
それから 数え切れないくらい の引っ越しを乗り越えて、いま『家栽の人』は、自分の足下に置いてあります。
やっぱり手放せないよね。
心よりご冥福をお祈りいたします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます