まあ、買うか買わないかで言えば、買うわけだよね。
もう6年もたったことに、こうガッと(肘を突き出して)驚いてしまう部分は否定できないよね。
長谷川晶一『2009年6月13日からの三沢光晴』(主婦の友社、2015年)
稀代の名レスラー・三沢光晴がリング上の事故で命を落とした2009年6月13日。当日、会場にいた選手、マスコミ、そして治療にあたった医師の証言から、あの日起こった出来事の真相に迫る。死因は即死とも思われる頸髄離断だったが、ICUでは一度心拍が再開していたという。広島大学病院の救命医があの日のICUでのことを初めて明かす。そして最後の対戦相手となった齋藤彰俊は事故から数カ月後、三沢が生前に残したメッセージを受け取っていた。「社長からのメッセージを受け取って、すべて受け止めて現役を続けるという自分の決断は間違っていないと思えました」という齋藤は「答えは自分で見つけろ」という三沢のメッセージを胸に今も歩み続けている。
今さらだけど、あの日を振り返るのは、けっこうツライよね。
かわいいオネーチャンでも出てくるなら別だけど(グフフ)、そうでもないわけだからね。
三沢さんの本の中では、ぶっちゃけ
徳光さんの息子さんが書いたヤツ がオススメだよね。
今でも枕元に置いて、たまに読んだりしているからね(苦笑)。
まあ、齋藤選手に託したメッセージのように、答えは自分で見つけるしかないわけでね。
鈴木軍が強いことは否定できないけど、ライガー選手と小川選手がタッグを組んで、ガッと決めてほしい部分はあるよね。
(゜∀゜)o彡° ミッサッワ! ミッサッワ!
というわけで、ついでみたいになっておりますが、最近読んで面白かった新書を紹介しておきます。
興味のある方にはお貸しすることも可能ですが、古本でも十分に入手できると思われます。
春日太一『なぜ時代劇は滅びるのか』(新潮新書、2014年)
『水戸黄門』も終了し、もはや瀕死の時代劇。衰退の原因は「つまらなくなったから」に他ならない。「自然体」しか演じられない役者、「いい脇役・悪役」の不在、マンネリを打破できない監督、説明ばかりの脚本、朝ドラ化する大河……いずれもが、その“戦犯”である。はたして時代劇は、「国民的エンターテインメント」として復活できるのか。長年の撮影所取材の集大成として、ありったけの想いを込めて綴る時代劇への鎮魂歌。
及川智洋『左翼はなぜ衰退したのか』(祥伝社新書、2014年)
日本において、急激に左翼が退潮したのはなぜか。どんな変化によって、それは起こったのだろうか。 露命を保つ左翼には、もう未来はないのだろうか。 左翼の衰退を経済との関係性の中で分析していく、もう一つの日本近現代史!