地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成18年7月30日(日) 晴れ 会津娘るぽおでかけ篇

2006-07-30 11:10:05 | 会津娘レポート

2006.7.30 会津娘レポート 「伯楽星」「あたごのまつ」潜入編 

久々の登場です。「日本沈没」も大ヒットだそうで
たくさんの方に会津娘「小野寺酒造店」を知らしめた事でしょうか?
ここは便乗して「沈没ラベル」造りますか!
絶対沈まないお守り付き!!

では「はりきり企画部」のベタ取材してきてとの指令のもと
レポートが届きました。


蔵人「須賀」さん「大芝」くんと3人で、
宮城県古川に在る銘醸蔵『新澤酒造店』にお邪魔させていただきました!

高橋酒造からちょうど3時間、小雨が降っています。

街道に面した外観は、印象として会津坂下の会長の蔵を思い起こさせます。
なんでも自分の身近なものに喩えてしまうのが田舎モノの習慣です。

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専務であり、『伯楽星』の酒質設計者である、新澤氏が
暖かく出迎えてくださいます。

※あれ?ラーメン屋に変わったのかな??

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全国フレッシュローテーションの旅から戻ったばかりで
お疲れところにもかかわらず、とても丁寧にご案内していただき、

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 ※写真は本文とはあまり関係ありません。

これ俺じゃないの・・・・?

蔵人であり製造責任者の「横田」くんにもお会いできました。

あたごのまつ』『伯楽星』それぞれでの酒質の方向付け、
徹底した品質管理と蔵管理に新澤くんのツヨイ気持ちが感じられます。

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試飲させていただいた『伯楽星』は、まさしく『究極の三杯目』に向かって
着実に精度を上げつづけている新澤酒造店の”今”が詰まっていました。

※ラーメン3杯は無理だっつうの

新澤酒造店のみなさま、ありがとうございました!

※写真は本文と大体あまり関係ありません。

追加。

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新澤酒造では上槽したお酒はすべて3日以内に火入・瓶詰し、
全製品を瓶貯蔵しているとのこと。

詳しい説明はここでは避けさせていただきますが、
それを可能にするのが、今回みせていただいた上槽・精製設備と
新澤専務が強調された、再現性のある酒造りのためのシステム構築、
そしてなによりそれを実現している蔵スタッフの””ではないでしょうか。

積算温度を主体とした熟成管理と出荷管理により、
蔵の望む酒質により近い状態で消費者の皆様に飲んでいただく為の
様々な工夫も考えられています。

専務奥様が担当されているという資材在庫管理システムの精緻さも
さすがです。いつもバタバタしている我が身を少し反省です。

会津に帰って皆で早速飲ませていただいた伯楽星は、
本当に素敵な食中酒でした。

全国を飛び回り、どんどん吸収を続けている新澤くんと伯楽星は、
その広い視野を活かして逆に地元に太い基盤を創り出し、
宮城を代表する地酒のひとつとして内外にしっかりと確立するときが
本当に楽しみなお酒です。

私らも新澤君と伯楽星においていかれないよう、
更なる努力を重ねていきたいと思います。

※会津の酒米栽培田では出穂がはじまりました。
 来月中頃には早くも稲刈りです。

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ありがとうございました。 良い米が出来ますように 

じゃ ラーメン食べに行きまーす。。