地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成18年7月10日(月) 曇 開春

2006-07-10 09:31:48 | 日本酒

開春 (島根) 若林酒造

久しぶりに竜馬君と合いました。 
若林社長はちょくちょく東京へお見えになるけど、本人は東京は久々の様で
人酔いしたのかもう島根に帰りたい様子でした。 物量の多さにびっくりした感じです。
私も東京に慣れすぎないよう注意 注意 常にフレッシュにはりきります。

今年の造りを終えて2時間ほどいろいろ話しました。
今年はとにかく夢中で造ったストーレートな思いは伝わってきました。
何とかいつもの「開春」の味に仕上げられた様です。 
次は自分の個性を少しずつ社長に「怒られない程度にスパイスとして入れて下さい。
頑張れ 「山口 竜馬」!!

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今年の「開春」の造りを終えて

酒造期、ドタバタの毎日を送り、いろんな事に振り回され、
その中で頭の中に「?・!」がいっぱい詰まってしまいました。
蔵から出て、いろんなひと出会い、益々頭の中の「?・!」が増殖している情況です。

今年の「開春」ここを飲んでくれ

へたれない様に気を付けて、造ったのですが、どうでしょう?。 
まだ蔵で寝ているのですが、「開春竜馬」生もと 火入れがどうあるか?楽しみにしています。
秋頃?出荷できるかな?。

※どうしても「辛口酒」が開春のイメージとしてあります。 
  ここは懐の深いところをこの酒で味わってみたいですね。
 

「開春」今年のチャレンジ

頭の中に浮かんでいる、「?」や「!」な事をとにかく、やってみる、
やってみて、また考えてみようと思います。
具体的には、「麹造り」による酒の変化などを、もう少し細かく考えてみます。 
もう一つは「生もと」、やっている時は、大変ですが、
面白いので、いろいろとやってみます。

地酒カップへの思い

いろんな人の口に日本酒入る機会を得ることが
出来、うれしく思っています。
これを入り口として、「開春」のいろんな「顔」(種類)を
味わってみて下さい。

1年目杜氏としての思い

酒を造るだけが、杜氏の仕事ではないこと、を痛感しました、
もっと人間的に成長しないと・・。
「毎年が一年生」、前杜氏の言葉を頭の中に、叩き込んで、来期は頑張ります。

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今年は250石弱 少人数で造り終えました。 
東北の蔵元を是非見学してみたとの事でしたので、
お声掛させて頂く場面が合った時はどうぞ宜しくお願い致します。

ちなみに「開春」のホームページも彼が担当だそうです。
独身なのでどうぞ宜しく!!

http://www.kaishun.co.jp/top.htm  「開春通信」再度ご紹介