3連休。天気が良さそうなのは初日だけ。ならばと…展望のお山へ。
南アルプスの最北端「守屋山」。
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いつもの杖突峠を過ぎた広い駐車場へ。到着は午後1時。車は5台程度。
太陽光パネルの横からスタート。
こんな時間なので、すぐの急坂は泥んこ状態。
10分もすると林道を横断して、パオのある脇を進むんだけど、
今回はここを森に入らず、左に林道を進む案内が。沢まで林道歩きになりました。
そして、いつもの沢の登山道の案内。立派です。
この日は3連休の初日。ほとんど雪、残雪はなく、凍結があちらこちらでしたが、
この寒波で、雪も降ったし、凍結もあることでしょう。アイゼンは必携ですね!
約1時間で、まず東峰。
まずは、八ヶ岳。西岳・編み笠山から蓼科山まで、ぐるっとの展望!
南アルプスは、左から甲斐駒ケ岳の三角、その横に鋸。奥の三角が北岳、大きな扇は仙丈ケ岳。
そこから右に、塩見、荒川・聖、最後の台形はテカリかな?!
北アルプス。乗鞍から、焼、穂高~槍、常念、鹿島槍、白馬方面まで。
思いっきり展望を満喫して、中央アルプスは西峰の方が良いので、行ってみます!
15分くらいかかります…
久々のラビットハウス。遅かったので、山岳会の皆さんはもういない感じ。
前にここでお餅をいただいたんですよね・・・
隣りに悪天候時の避難スペースが増えていました。ホッとしますね。
西峰まで来ると、御嶽がちゃんと確認できます。右奥の真っ白な台形。
南アルプスの最北端に位置する「守屋山」。ちょっと遅い時間だったので、静かに歩けました。
あのベンチで・・・ほっこりコーヒーなんか飲んじゃったのよね・・・(今思えば・・・)
職場から気がかりな電話も受けてしまったため、帰りに寄ることになり…渋々…下山です~
なんか、西峰と東峰の間から下山できる新しいルート(表参道とありました)もできたようですが、
今回はもう一度東峰に戻って、立石尾根を下り、車道を歩いて戻るとします。
ここを初めて歩いたのも、ラビットハウスを守っている山岳会の方と下山が一緒になった時で、
その時は元の駐車場まで車に乗せてもらっていたんだよね…感謝でした。
歩きやすい道ですが、滝を見る分岐、岩巡りの分岐も今回はパス。(残念)
百畳岩・・・ここからも南アルプスは良く見えます。岩…の上にもいちお登れます。
尾根の由来となった「立石」伊那や高遠の人たちは、この石を日々麓から拝んでいるのだとか。
要所に案内は表示され、迷うこともありません。
登山口に到着は東峰から40分くらい。
ここから県道に出て、駐車場まで・・・
登りの車道を1.3kmくらいかな?約20分歩きました!
そして、4時ごろに、杖突の太陽光パネルの広がる駐車場に戻りました。
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ここまでは順調だったのですが、さて車にザックを戻したとき、
あれっ!?ない!!
そう、いつも持ち歩いているコーヒーのボトルのキャップがなかったのです!!
思い当たるのは…山頂のベンチのみ~(泣;)
単なるカップなら諦めるんだけど、この状態じゃ機能しないしなあ…
翌日、午後からは仕事、雪が大丈夫なら回収に行こうと決めました。
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さて、翌日、天気もちました。
仕方ないので(なんだか・・・)、高速で回収に。
下山した立石尾根のピストンです。最後の駐車場まで入りました。
再びの立石新道。雪の気配はなし。
昨日の下山で気づかなかった表示も。
百畳岩からの南アルプス。
先を急ぎます・・・
まず東峰。
そして西峰。
そして・・・ベンチから風で飛ばされていましたが、無事に回収!
下山し始めて、管理人さんたちが登ってきて「お汁粉でも」って言ってくれたのですが、
午後から仕事なので・・・渋々急いで下山!
なんでも、この東峰の祠が壊されちゃったとかで、朝から修理されていたんですよね。
お賽銭どろぼうとか、絶対だめですよね!
帰りに浅間の滝だけは寄ってみました。
富士浅間神社と同じ、木花開耶姫(コノハナサクヤビメ)が祀られているんだって。
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ということで、平成29年の3座目のつもりが、4座目も登ったことになりました。
おもいがけない油断から、こういうミスをするものと反省しました。
帰りには東峰の祠にも、サクヤヒメ様にもお参りして参りました。
今年も1年、気を引き締めなおして、楽しい山歩きしていきたいなと改めた2日間でした!
今年も頑張りますよ!!
3連休の雪の前のレポなので、この後、数回雪が降ったと思われます。冬山装備でお出かけください。