11月17日(日)所属の山の会で、珍しくバスを使っての山登りです!
朝から良い眺めでした!南アルプスの朝焼け。 初狩PAからの富士山
7時に出発し、都留から道志へ。
道坂トンネルの手前で、バスを下車。本日は19名の団体です。8時10分頃着。
今倉山は、たぶん山梨百名山を目指して、1度だけここからピストンしたと思います。
たいした時間はかからないのですが、急だった事だけは覚えています。
でも、今回はピストンではなく、都留市の温泉「芭蕉月待ちの湯」までの縦走です。
楽しみです!!8時25分、出発です!
予想外に、まだ最初の難所、尾根に上がるまでのところでは、落葉松などの紅葉が楽しめました。
8時40分、尾根に到着。
展望は開けます。・・・ただ向かう先の急な尾根道もはっきり。
尾根は紅葉は終わって、木の実が・・・・マユミ そして、ズミ
シオデの実 ようやく見えた富士山
どうにか急登を上がり、今倉山。本日の最高点。3等3角点。9時45分。1470.3m。
明るい山頂ですが展望はありません。10分休んで・・・先に進みます。
登りきれば、下るだけ!(そんなことは、実際無くて・・・)すぐに軽く登り返し・・・
御座入山、分岐ですね。
ツルウメモドキの実 これから向かう赤岩でしょうか?
一度下って・・・そして今度は本格的に登って・・・巨木があって・・・・。
展望の良い赤岩に到着。9時50分、1450m。富士山。手前の麓の落葉松の紅葉もきれい。
富士山の手前は、左が御正体山、その右が杓子山らしい。
こちらは三つ峠とその奥に甲斐駒と鳳凰、左に白根山山。 こちらは南アルプスの荒川三山。
大菩薩方面。 今倉山方面か?
赤岩からは、ちょっとした岩場を降りたり、こんな尾根を歩いて・・・・
最後にこんな看板。
そして、下に見える林道に。奥が二十六夜山。 11:40.ここから駐車場に戻る人も多いようです。
今日はバスですので、周回の楽しい山行です!こういうところが、良いですよね!!
最後もまた小さく登ります。 ムラサキシキブの実
そして・・・二十六夜山。12時、1297.3m。3等三角点。 富士山がボケました・・・
もう一度、富士山。 大月方面
山頂にはたくさんのリンドウが咲いていました。 紫シメジを見つけた人が!!
二十六夜山という不思議な名前は、旧暦の信仰に関係するんですね。
また、この近く旧秋山村に別の二十六夜山があります。ご注意を!(そちらが山梨百名山です)
12時50分、下山。山頂は予想外にたくさんの人でした。最後、戸沢・月待ちの湯方面に下山です。もう登りはありません。
しばらくは、日が当たらない斜面なので、なかなかの紅葉でも、いまひとつです。
ぐるっと下ってきた今倉山方面です!
最初はやや急に下り、標高は低いのに・・・結構下ります。
一度休んで、1:50に仙人水。結構な水量がありました。その下は、また沢に豊富な水でした。冷たくは無く、素朴な感じでした。軟水というか・・・
都留市は水が豊富なんですよ。しかも水道代もお安い(確か!)
市役所の横の用水路で、先進的な水力発電をしていたことは、地元では有名です。
登山道の入り口に祠。 仙人水から下では、沢の水が本当に豊富です。
お風呂まで、あと20分のポイント。 5分ちょっとで林道に出ました!
最後の木の実。黒いのと・・・。 赤くて丸く集まるもの。
温泉の駐車場の地図。 下りてきただろう山並み
最後はいよいよ月待ちの湯。良い湯でしたよ。 駐車場の紅葉もきれいでした。
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バス利用だからこうして縦走なんて、贅沢ができますね。
こんな季節でも、標高1500m以下で、小さなアップダウンにヒイヒイ言いながら、
景色を楽しみながらの山行となりました。歩いたことの無いコースは新鮮ですね。
しかし、大勢には大勢の楽しみもありますが、忙しいですね。
いつも好き勝手に写真や花に立ち止まっているようには・・・行きません。そこが寂しいです。
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余談ですが・・・、この「月待ちの湯」のおしゃれな筆文字。
私の恩師が手がけております。宮澤正明教授です。
こんな額も、温泉の館内にありました。これもそうです。
今では、小学生の書写なども監修しているのではないでしょうか?現在は山梨大学の教授です。
とっても濃い大学のゼミを経験させていただいた恩師であります。
都留の町には、この先生の刻んだ作品・逸品がたくさんあるんですよ。
城下町、お茶壷道中、など、歴史のある都留市。近くて富士山はちょっとしか見えないんですよね。