ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

葡萄と朝顔のぐいのみ

2013年12月28日 | ガラス工芸・サンドブラスト


いつもプロ並みの料理をご馳走してくださる友人に、食事会に招待されたときに日本酒の差し入れと一緒にもっていったお土産のぐいのみです。

差し上げる日までに時間がなかったので、一気に平彫りで仕上げました。段彫りはすりガラスのような不透明な仕上がりとなりますが、平彫りは図柄には砂をかけないので色の部分が透明となります。

実は、いろんな方に感想を聞くと、平彫りのほうが人気があったりするんですよね。江戸切子のようなガラスの透明感が好きな人は、平彫りのほうが好き、と言います。

この朝顔のグラスも彫ってみたら、地色がピンクでした。地色がはじめからわかっている(販売時に表示されている)場合もありますが、そうでない場合もあり、同じ種類の生地をロット買いしても中に1つだけ地色が違うものが混じっていたりすることもあるそうです。たいていの地色は透明(白)で色つきのものは珍しいので、ちょっと彫ってみて、あれ??色がついてる?と気づいたら、なんだかくじ引きに当たったみたいで、”やった!”と小さいガッツポーズがでます。
(この朝顔柄は足つきのぐいのみで作ったことがありますが、やはりそのときも地色が淡いアンバー色で嬉しかった記憶があります)