愛用していた淡水パールのロングネックレス、会社のオフィスで何かに強く引っ掛けてしまい、糸が切れてしまいました。幸い、オールノットにしてあったのでフロア中にばら撒くこともなく、また1粒も失わずに済みました。
(※オールノットとは、珠と珠の間に結び目(ノット)を作る糸加工の方法です。ただ糸を珠に通しただけの工法に比べ、万一糸が切れた場合に珠が散らばらない上に、ノットがクッションとなり、珠に傷がつきにくいメリットがあります。。)
久しぶりに再びオールノットに挑戦です。今度は留め具のないエンドレス仕立てにします。
傷やムラの少ない、照りの良い綺麗なパールです。
準備段階です。前回のはY字ネックレスでしたが今回はかぶりネックレスなのでちょっと丈を詰めたくて不要なパール(右)に除けています。左上のパールはドリルで穴を拡張しておいたもの。(ここでは詳しい工程の説明を割愛します)
オールノット開始です。家にあった物でなんとか用を足しています。珠を糸に通し、ノットを結び・・・の繰り返し。ひたすらひたすら単純作業。でも、けして手抜きはできません。作業に使用している糸は4m近くあるので、絡まらないよう細心の注意を払いつつ、ノットを結ぶ際に糸をしっかり引き締めながら進んでいきます。この作業で一番重要なポイントは、糸を絡ませたり、変な結び目が出来ないことに尽きるのかなと思います。テレビ観ながらなんて絶対できません。
80cmのエンドレス・ネックレスが完成しました!
仕上がりはまだまだ素人仕事ですが、達成感がハンパじゃないです。
熟練の職人さんの手にかかれば、ノットはもっと小さくかっこよい形になるでしょうね。
調子付いてきたので、(笑)ついでに、もう一本、60cm長のネックレスを作りました。
もしパールの糸替えを業者さんに依頼する場合、オールノットは手間がかかるため、普通の糸通しの加工に比べて工賃は多少お高くなります。でも、大切なパールはぜひオールノット仕上げでお願いすることをお勧めします。
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