ある日の作品。なんと石枠の穴がハート形!!
(残念ながら私の意匠ではございやせん。)
(残念ながら私の意匠ではございやせん。)
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さて、後ろから頭を殴られるような衝撃を受けた私は、さっそくジュエリーCADスクールの門を叩いたわけです。ジュエリーCADとはどのようなものか、どういったメリットがあるのかについては学校のホームページをご参考ください。(私は入学してしまってからここを読んでいたく納得した次第です。)★La Vagueジュエリースクール★
CADコースの説明はこちら
このスクールでは、ソフトウエアは、ライノセラス(Rhinoceros)、通称”ライノ”と呼ばれるCADソフトを使用します。ライノ自体は、航空機、船体、自動車、家電、コンピュータ、から商品パッケージ、キャラクターデザインなど工業製品の三次元モデリングに使われる汎用的なソフトウエアですが、ジュエリーのデザイン用にラ・ヴァーグさんオリジナルのプラグインが組み込まれたものを使います。
ジュエリー用として国内外のいくつかのプラグインソフトが市販されており、このプラグインにかなりメーカーによって個性があるようです。
ラ・ヴァーグの校長先生によると、ライノの特長は、本格的なCADソフトにしては、比較的安価で求めやすいことと、軽い(一般的なスペックのパソコンで充分サクサク動く)、ということをうかがいました。(ほかにも聞いたかもしれませんが忘れました。補足お願いしまーすっ)
先生のデモを拝見したときは、いかにも簡単そうにみえたので(そりゃそうだ)、「私でもやれそうかも!」などと甘~い夢を見てしまったのですが、始めてみたら、とーんでもなかった!! えらいことに手を出してしまったと一瞬、後悔しましたがもう後には引けない・・・。
パソコンの操作は慣れているのですが、いかんせん、CADの基本理解がない私。最初のうちは自分で何をやっているのか全く理解できないまま、テキストに書いている操作をただ真似しているだけの苦しい日々・・・・。
専門用語がいきなり出てきて、面くらうばかり。ひとつひとつの操作について、「なぜそれをやるのか?」という理由というか理屈をいちいち理解しないと気がすまなくて、いちいち先生を呼んでは、子供のようにナゼナゼ攻撃を繰り返す有様です。(先生、本当に覚えがわるい生徒ですいません、、、)
しかも、通常のソフトウエアのようにマニュアルを見ればわかるというようなものではなく、概念を理解するために非常に頭を使います。確実に久しぶりに、”勉強したぞ~!!”という感じです。正直、この人生でこんなに難しいことを勉強したことはないかもしれません。いや、単に私の頭が悪いだけです。orz
幸い、先生は本当に辛抱強くて親切で、劣等生の私にも丁寧に教えてくださるので、なんとかかんとか、亀の歩みで、一つ一つ課題と格闘している最中です。