ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

フェミニンなパールのワイヤー・ペンダント

2012年08月18日 | ジュエリー作品&試作品


1つのことに執着するととことんまで研究してみたくなるたちでして、ワイヤー・ワークを極めたくなってきまして、いろいろな制作技法を一通り体験してみています。

ワイヤーを使用した装飾品というのは、実に古くからあるようですが、確立した工法とかお作法といったものはなく、いろいろな人がいろいろなやり方で自由に制作しているのが実情のようです。

日本では参考になる情報が少ないのですが、海外では、まずワイヤーの関連書籍が沢山あり、WebサイトやYouTubeやメルマガなどにも、宝の山のように作り方に関する情報があるので、主に海外のソースを収集しています。実際に作ってみて、着けてみて、しっくりいく方法を自分の作品に取り込んでいきたいと考えています。

画像内に、”Crafted by”と表示していますが、私のオリジナルデザインでない作品はこのように表記を区別しています。

このワイヤー作品は、塚本ミカさんというビーズアクセサリーの先生の”NYスタイル”という手法を用いています。天然石をふんだんに使ったエレガントなデザインがとても素敵で、参考にさせていただいているのですが、ご覧いただいてもおわかりのとおり、かなり華奢なつくりのため、出来上がった作品はデリケートに扱うには必要があります。

この制作スタイルでは、接着剤やテグスを使う場面があります。接着剤やテグスでパーツを固定するというのは、彫金などの工法を学んだ私には、どうも落ち着かないと申しますか、やはり抵抗があります。糊やテグスを使う場面になると、なんとな~く後ろめたい気分なるのです。(でも、この方法は、ビーズ手芸ではれっきとした”始末”のテクニックであり、ゴマかしではないのですよ。)(笑)

・・・とはいえ、塚本先生のNYスタイルは、個人的にファンですし、買った本がもったいないので(笑)レシピは一通り作ってはみようと思います。ROSEのオリジナルではないですが、これからの作品紹介をお楽しみに。