日本最大のショッピングモール、楽天で今最も売れているリングってどんな感じだと思いますか?ユーザーのレビュー数の多い順で調べてみました。”レビューを書いてくれたら値引きする、おまけをあげる”といったインセンティブに釣られているレビューも含まれますが、事実、すでに買ったわけですし、レビューの数が多いということはそれだけ数も売れていてそこそこユーザが満足している、という1つの指標になります。
1位 UMU エタニティリング 9,980円
2位 Paraibana エタニティリング 24,150円
3位 KEIKICLUB エタニティリング 19,800円
週によって前後したりしてますが、だいたいこの”エタニティ”が不動の地位をしめているようです。エタニティって、”永遠”という意味のとおり、本当は石がリング全周を取り巻くものだと思いますが、上面だけのバージョンが”エタニティ”で通用しており、全周のものはあえて”フル・エタニティ”と言わざるをえないような状況です。
週間ランキングをみると、Praibanaさんの”ななこエタニティ”がダントツトップで、何週も続けて上位をキープしています。
だいたい後発ユーザはレビューの内容を見て買いますから、人が人を呼ぶと言いますか、この時期に1000本、2000本といった単位で売れているというのは一種のブームです。何千万、何百万円のジュエリーを相手にしている方は「へっ、安もんだな。ばかくさ。」といったご感想かもしれませんが、ちりも積もれば・・です。薄利多売でも注文が引きもきらず忙しいことは働く人にとって何よりの喜びです。
さて、エタニティじゃないのにエタニティなリング(^^;、正確には、ハーフエタニティっていってほしいですが、デザイナーからしたらまったく仕事のし甲斐がないデザインです。不景気な時期は消費者は保守的なのでやむをえません。ちょっとだけ人より財布の紐が緩い人でも、まるでスーパーで魚や肉を選ぶような厳しい目で選んでいます。
素人さんには、”ななこ”(魚子)といったって何のことだかわかりません。でもあえて、”ななこ”をブランドに冠する、その発想に感心しました。Webを見ていただければわかりますが、魚子の道具の写真があったり、職人さんの顔が大写しになってたり、開発秘話があったり、何か特別なもののような気分になるシナリオです。まるで「このネギは私が心をこめてつくりました!」といった農家のオジサンの顔写真つき産直野菜のような新鮮な印象です。
通販では薀蓄が多ければ多いほど、人をひきつけるといいます。
私が”ななこエタニティ”に感銘を受けたのは、このビジネスセンスです。モノの売れない時代、しかも競合がひしめいていて、どこでも作っているような陳腐なデザインにもかかわらず、差別化を図って成功している、これはマーケティングのサクセス・ケーススタディといってもいいかもしれません。
本当に良いものなら”買い得”です。Praibanaさんは満足できなければ全額返金と謳っていますので、試しに1本買ってみようかな、という気にさせます。(自分で作れなくないですけど、おそらくトータルコストを考えたら、この値段は魅力的です。)
1位 UMU エタニティリング 9,980円
2位 Paraibana エタニティリング 24,150円
3位 KEIKICLUB エタニティリング 19,800円
週によって前後したりしてますが、だいたいこの”エタニティ”が不動の地位をしめているようです。エタニティって、”永遠”という意味のとおり、本当は石がリング全周を取り巻くものだと思いますが、上面だけのバージョンが”エタニティ”で通用しており、全周のものはあえて”フル・エタニティ”と言わざるをえないような状況です。
週間ランキングをみると、Praibanaさんの”ななこエタニティ”がダントツトップで、何週も続けて上位をキープしています。
だいたい後発ユーザはレビューの内容を見て買いますから、人が人を呼ぶと言いますか、この時期に1000本、2000本といった単位で売れているというのは一種のブームです。何千万、何百万円のジュエリーを相手にしている方は「へっ、安もんだな。ばかくさ。」といったご感想かもしれませんが、ちりも積もれば・・です。薄利多売でも注文が引きもきらず忙しいことは働く人にとって何よりの喜びです。
さて、エタニティじゃないのにエタニティなリング(^^;、正確には、ハーフエタニティっていってほしいですが、デザイナーからしたらまったく仕事のし甲斐がないデザインです。不景気な時期は消費者は保守的なのでやむをえません。ちょっとだけ人より財布の紐が緩い人でも、まるでスーパーで魚や肉を選ぶような厳しい目で選んでいます。
- どんな服装でもあわせやすくて、流行り廃りがなくて、長く愛用できそうな、使いまわしの効く無難なデザインがいいわ。
- そんなにお金は出せない。衝動買いは数万円の範囲内ね。
- でもやっぱり本物のダイヤとゴールドは譲れない。友達に見せても、それシルバーとCZ?って言われたくないもの・・・。
- つくりもそれなりによくなくちゃね。毎日会社につけていくんだから、ひっかかりがなくて、丈夫に出来ていなくちゃね。
素人さんには、”ななこ”(魚子)といったって何のことだかわかりません。でもあえて、”ななこ”をブランドに冠する、その発想に感心しました。Webを見ていただければわかりますが、魚子の道具の写真があったり、職人さんの顔が大写しになってたり、開発秘話があったり、何か特別なもののような気分になるシナリオです。まるで「このネギは私が心をこめてつくりました!」といった農家のオジサンの顔写真つき産直野菜のような新鮮な印象です。
通販では薀蓄が多ければ多いほど、人をひきつけるといいます。
私が”ななこエタニティ”に感銘を受けたのは、このビジネスセンスです。モノの売れない時代、しかも競合がひしめいていて、どこでも作っているような陳腐なデザインにもかかわらず、差別化を図って成功している、これはマーケティングのサクセス・ケーススタディといってもいいかもしれません。
本当に良いものなら”買い得”です。Praibanaさんは満足できなければ全額返金と謳っていますので、試しに1本買ってみようかな、という気にさせます。(自分で作れなくないですけど、おそらくトータルコストを考えたら、この値段は魅力的です。)