桜リング・オシャカ事件ですっかり創作魂が萎えたROSEですが、そうそういつまでも凹んでもいられないっつうわけで、気分転換にちょっと寄り道をしてみました。
最近、TVや雑誌でタレントやモデルのファッションを見ていると、ジャラジャラっとしたロングネックレスやラリエット、大ぶりな玉のチョーカーネックレス使いがやたら目に付くようになりました。パールをカジュアルにアレンジしたものや、ペンダントとネックレスの二連技もよくお目にかかります。
貴金属の高騰のせいなのかな?というのは深読み過ぎで、おそらく、今風の小物使いのトレンドなんだと思います。
こうしたいわゆる”連モノ”、”組モノ”もれっきとしたジュエリー(またはアクセサリー)ですが、なんとなく、”作ろうと思えばいつでも出来る”的な感覚があって、とくに興味も持たなかったのですが、しかし、これが”トレンド”ということであればさっそく首をつっこまないではいられず・・・。(^^;
実は、私は連モノ・組モノは正式にはやったことがなくて、過去にたった一度だけ、独習でビーズのネックレスを作ってみた程度。
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唯一無二のビーズ作品。
”キッチュ”つうか、まあありていに言えば安物アクセ。
やっぱ、ビーズは所詮はホビーの域を出ないわ。
プロの真珠屋さんのような、ラグジュアリーな連モノが出来るようになりたい・・・。そんなわけで、本格的に連モノジュエリーを教える講座に行ってみることにしました。糸加工やワイヤーなど何種類かの工法をマスターすれば、ひととおり商品になる連モノができるそうで・・・。パールの糸替えなんかもできるようになる、とのことでさっそく申し込みました。
連モノお初作品です。Copyrightが入っていないのは、与えられた素材で作るという教習作品だからです。あまのじゃくなROSEの場合、お手本と全く同じにするのがイヤで、出鱈目に再構成したのですが、やっぱり胸を張ってオリジナルと言えないと思うのでレジェンドをはずしました。
玉を繋ぐのはやっぱりお約束の”9ピン”か?と思いきや、いきなり、『めがねつなぎ』という方法でした。めがねつなぎは、手間はかかりますが、9ピンに比べて強度があるので引っ張ってもそう簡単には切れません。高級ジュエリーに使用される繋ぎ方だそうです。ワイヤー巻き巻き、ワイヤー巻き巻き♪
もひとつ、楽しかったのが、”おまけ”の『ワイヤーワーク』。ブラックシェルの表面にシルバーワイヤーをまるめたり渦巻きをつくったりして装飾を施します。これがかなり楽すぃ~♪
ジュエリーCADも、ワックスほりほりも楽しいですが、なにより石好きな私としては、”組モノ”も今後注目していきたいカテゴリーです。
そうそう、このシェルネックレス、出来上がってから”ひとりファッションショー”をやってみたところ、意外といろいろなお洋服に合うんです。チュニックにジーンズのユル系ファッションにも、ごくフツーなニットアンサンブルにも、かっちりしたスーツの”イン”にも、ぴったりでした。