つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

止まない心の震え。

2024年01月03日 21時34分34秒 | 自然
                    
令和6年能登半島地震の発生から、現時点(2024/01/03)で丸2日が経った。
大きな悩みだった「断水」は、少なくとも僕の住む地域一帯は概ね復旧(したと思う)。
一方、まだ充分に解消していない所もあるようだ。



ご近所のコインランドリーでは洗濯ができなかった(今朝段階)。
乾燥機は動いていた。
溜まった自分の洗濯物を乾かしに出向いた時、仕上がりを待つ間に、
何人もの方が汚れ物を抱えて訪れ、張り紙を見て肩を落とし帰って行った。



町役場周辺には給水車が待機。
豊田市、豊橋市、岡崎市など愛知県から駆けつけてくれたようだ。
水道局、県内外自治体、関係各位のご尽力のお陰で、
わが津幡町は徐々に平穏を取り戻しつつある。
心から御礼申し上げます。

しかし、120km以上離れた震源地~能登半島一帯は、まだ渦中の只中。
群発地震は続いていて、ライフラインも途絶えたまま。
安否不明、救助を待つ方もいらっしゃるという。
冷たい雨も降り始めた。
土砂災害の広がりも心配だ。



現地の様子を伝える報道に接する度、
取り分け奥能登の中心地「輪島市」のそれには、心痛を覚える。
火災で焼け野原になった朝市通りをはじめ、
記憶に残る街並みの余りの変貌ぶりに悄然とする。

--- というのも、僕はかつて輪島へ足しげく通った時期があった。
ある企画に携わり、事務所の開設、スタッフの採用、仕事の運営、イベントなど、
数年間に亘り、輪島の土地と人に関り濃密な時間を過ごした。
その役目が終わり疎遠になって久しいが、
震災のニュースを見聞きすると心が震えて仕方がないのだ。

そして「後遺症」とでも呼びたくなる心のザワつきもある。
実際には揺れていないのに、座っていても寝ていても
『地震じゃないか?!』と不安に苛まれる時がある。
緊急地震速報が流れ揺れを体感すると、心は大きく震える。

「怖い」。
要するに怖くて仕方がないのだ。
                        

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゆうか)
2024-01-04 13:25:04
りくすけ様

おつらいですね。
わたしも東北の震災の時、
一人暮らしの東京で、不安なまま
眠れない夜を過ごしていました。

しばらく緊迫感は続くと思いますが、
音楽やお茶などで、少しでも
気持ちを緩めてくださいね😌

ゆうか
ゆうか様へ。 (りくすけ)
2024-01-04 20:22:42
お心遣い、痛み入ります。
少々弱音を吐いてしまいました。
気持ちを緩めて過ごすために、
「朗読と動く絵本」を聴きながら床に就くとします。
貴女様の声に助けられております。
ありがとう。
Unknown (ゆうか)
2024-01-05 21:35:07
りくすけ様

ちょっとでもお役に立てたなら、
本当にうれしいことです😌
ありがとうございます。

それで、また和みそうな
(鼻カゼで息継ぎがしづらかったので😅
小さな)作品を読みました。

先ほど上げたので、
よかったらまたきいてくださいね♪

ゆうか

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