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つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡町に捨てられた、鉄の竜騎兵の今。

2015年08月22日 13時02分02秒 | 日記
ブログを書いている方ならご存知のとおり、
主宰者は、編集ページで記事の投稿・デザインなどの管理を行う。
また、アクセス解析機能も付いていて、細かに状況を把握でき、
訪問者数・閲覧数をチェックしては、維持継続の励みにしている。

その機能の1つ…「ページ毎の閲覧数」は、
記事の「人気バロメーター」。
拙ブログで度々上位に食い込んでくるのが、
2010年9月6日に掲載した「津幡町に捨てられた、鉄の竜騎兵」だ。
詳しくはバックナンバーにてご覧いただければ幸いである。

ともかく、投稿から5年余りが経った先日、
【打ち捨てられ、夏草に覆われた単車】を再訪してみた。

 

まだ、あった。
横倒しになり、車体の色が薄くなり、錆の量も増え、崩壊は着実に進行。
レイテの古戦場・ゼラバンカの草原で朽ちる「陸王」に、ますます似てきた。

散歩中、こうした「滅びゆく美」を目にすると、つい足が止まる。
そして、じっと見入ってしまう。
バイクが現役だった頃の姿や、関わっていた営みを想像する。
どんな人が使っていたんだろう?
こいつに跨って、どこへ行ったんだろう?
何故、ここに捨てられたのだろう?
巡る思いはキリがない。

他にも「太白山神社」の近くで、廃アパートに行き当った。

 

誰が住んでいたんだろう?
ここには、どんな生活が在ったんだろう?
皆、何処へ行ってしまったのだろう?

…と、どれくらい意識の中で過去へ旅をしていただろうか。
気が付けば、蝉時雨の主役は油蝉から蜩に代わっていた。
コメント
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