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つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡町、季節的陳列風景。

2012年01月29日 23時01分00秒 | 日記
きのう「アルプラザ平和堂・津幡店」へ買い物に出かけたところ、
2つの季節イベントに関する陳列が目に留まる。

1つは「冒頭の一枚」…「節分」。
「バカボンのパパ」に似た鬼ボードの下には、沢山の豆が並んでいた。
大豆を炒った典型的な「福豆」。
えんどう豆に、白・青・赤・黄・黒の色砂糖をまぶした「五色豆」。
チョコレート、ココア、生姜、竹炭などの素材をコーティングしたものなど、
改めて眺めてみれば、随分とバリエーションが増えたなと実感した。

もう1つの催し…「バレンタインデー」は、更に多種多様。
節分のそれより、売場面積も格段に大きい。

 

中でもひときわ広いスペースを確保していたのは、
真っ赤なパッケージにカカオが描かれたパッケージでお馴染み…
「ガーナシリーズ」である。

 

「長澤まさみ」と「武井咲」。
現CM女王のタレント2人を起用して大々的なキャンペーンを展開中。
ま、キャッチの「手づくり」か否かは別にして、
お財布事情の厳しい昨今だけに、安価な定番商品のニーズは高いだろう。

…さて、バレンタインデーは「女性から男性へ」チョコを贈るのが一般的。
しかしちょうどこの時期、逆に男性から女性へプレゼントするのに
絶好の機会がある事はご存じだろうか?
それは「丑紅(うしべに)」である。

「丑の日」と聞いて、真っ先に思いつくのは、夏の土用の丑の日だが、
寒の内にも「丑の日」があり、紅を贈る習慣があった。
かつて、寒い季節に売り出される女性用の紅は、
発色も良く品質も良く、女性の唇の荒れを防ぐ他、薬効もあるとされていた。
当日になると、紅を扱うお店には「今日が丑紅」と張紙が貼られ、
女性達で賑わったんだとか。
明治時代までは「寒紅売り」が訪問販売をしたり、
お客さんに金色と黒色の牛のオモチャをプレゼントしたり。 
「丑紅商戦」が繰り広げられたそうだ。

今年の冬の丑の日は1月29日。
まだまだ寒さや乾燥による肌荒れが気になる時期。
男性の皆さんは、愛する女性に「丑紅」を贈るのも一興である。
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