「冒頭の一枚」は、今朝撮影した本津幡駅舎内。
ガラスの向こうの切符売場に目をやり、
ディスプレーがある事に気付きハッとした。
何故ならそれは、僕にとって違和感たっぷりの構図だったからである。
…ま、冷静に考えれば21世紀の今、
チケットや運行状況をシステムで管理するのは当然至極。
北陸の小さな駅であっても電子機器の存在は珍しくない。
しかし、ここから列車を利用しなくなって久しい脳裏に残る本津幡駅は、
20世紀のまま。
記憶の中のチケット販売は、とてもアナログなのである。
本津幡⇒中津幡。本津幡⇒森本。本津幡⇒金沢。
本津幡⇒七尾。本津幡⇒輪島。本津幡⇒蛸島…。
本津幡駅を起点に、着駅区間毎の印刷された厚紙の切符があって、
窓口で行き先を申し出ると、沢山の種類の中から駅員さんが選別。
手動のナンバリング機で、あるいは日付印字専用の機械に通し、
日付を刻印してから切符を渡してくれた。
そして、改札鋏で穴を開けてもらって改札をくぐる。
一連の通過儀礼を終え、
切符を握りしめて向かうは、陸橋を渡った上り路線。

当時、鉄骨が剥き出しになった骨組をこんなポスターが彩っていた。
ガラスの向こうの切符売場に目をやり、
ディスプレーがある事に気付きハッとした。
何故ならそれは、僕にとって違和感たっぷりの構図だったからである。
…ま、冷静に考えれば21世紀の今、
チケットや運行状況をシステムで管理するのは当然至極。
北陸の小さな駅であっても電子機器の存在は珍しくない。
しかし、ここから列車を利用しなくなって久しい脳裏に残る本津幡駅は、
20世紀のまま。
記憶の中のチケット販売は、とてもアナログなのである。
本津幡⇒中津幡。本津幡⇒森本。本津幡⇒金沢。
本津幡⇒七尾。本津幡⇒輪島。本津幡⇒蛸島…。
本津幡駅を起点に、着駅区間毎の印刷された厚紙の切符があって、
窓口で行き先を申し出ると、沢山の種類の中から駅員さんが選別。
手動のナンバリング機で、あるいは日付印字専用の機械に通し、
日付を刻印してから切符を渡してくれた。
そして、改札鋏で穴を開けてもらって改札をくぐる。
一連の通過儀礼を終え、
切符を握りしめて向かうは、陸橋を渡った上り路線。

当時、鉄骨が剥き出しになった骨組をこんなポスターが彩っていた。
