「今日の一枚」は、今朝の散歩中に撮影したハグロトンボ。
ご覧の通り交尾中だ。
体長は6センチ程度。
飛び方は一般的なトンボと違い、素早く飛び上がったり、
空中でホバリングしたりせず、蝶のようにヒラヒラと舞うイメージ。
なかなか優雅で上品である。
水生植物が育つ緩い流れと薄暗い環境を好む。
近年は水辺の環境破壊が進み、生息数が減っていると言われているが、
津幡町で見かける機会は、それなりに多い。
これも豊かな自然が残っている証拠だろう。
翅は名前の由来になっているように「黒」だが、オスの胴体はメタリック。
ややアップにすると分かりやすいと思う。・・・これがオスだ。

一方、メスは体色も黒い。

別名「お歯黒トンボ」とも呼ばれているのだが、
そのネーミングの由来は「色合い」だけでなく
「過去の習慣」も関係しているように思う。
江戸時代、女性は結婚すると鉄を酸化させた液を接着剤で歯に付着させ、
「お歯黒」にした。
黒い歯は既婚と未婚を見分けるための身近な装いだったのである。
ハグロトンボの美しい黒い翅と、そのたおやかな飛び方から、
江戸の人々は“人妻の美”を連想したのではないだろうか?
ご覧の通り交尾中だ。
体長は6センチ程度。
飛び方は一般的なトンボと違い、素早く飛び上がったり、
空中でホバリングしたりせず、蝶のようにヒラヒラと舞うイメージ。
なかなか優雅で上品である。
水生植物が育つ緩い流れと薄暗い環境を好む。
近年は水辺の環境破壊が進み、生息数が減っていると言われているが、
津幡町で見かける機会は、それなりに多い。
これも豊かな自然が残っている証拠だろう。
翅は名前の由来になっているように「黒」だが、オスの胴体はメタリック。
ややアップにすると分かりやすいと思う。・・・これがオスだ。

一方、メスは体色も黒い。

別名「お歯黒トンボ」とも呼ばれているのだが、
そのネーミングの由来は「色合い」だけでなく
「過去の習慣」も関係しているように思う。
江戸時代、女性は結婚すると鉄を酸化させた液を接着剤で歯に付着させ、
「お歯黒」にした。
黒い歯は既婚と未婚を見分けるための身近な装いだったのである。
ハグロトンボの美しい黒い翅と、そのたおやかな飛び方から、
江戸の人々は“人妻の美”を連想したのではないだろうか?