六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

四国のんびり旅へ(前編)

2018-04-15 |  出撃 at 四国地方
 青春18きっぷの2枚目があと2日分余っているので、最後の2日分をどこで使うか迷うところ。
 もう三江線は廃止されたし、山陽線へ行っても今週は瑞風はお休み中だし、東は天気が悪そうだし九州か四国へ行こうかな? ということで、天気予報をチェックし続けたのですが、4/6(金)は1日中雨予報、4/8日曜日も九州北部は降水確率が高めなので、四国に行くことにしました。今回は年休を1日入れて3連休にして、1・3日目は18きっぷで、2日目の土曜日は四国再発見早トクきっぷで回ることにしました。
 目的は三江線なき後の清流沿いのローカル線である予土線で、撮影をするなら往復を含めて3日間は必要になります。

 .往路は香川→徳島→高知
 18きっぷでちんたらちんたら鈍行移動するので、乗り継ぎがネックになるのですが、一番のネックが土讃線区間、特に昼間は非常に接続が悪いので、高知市内での滞泊として、それまでに余裕時間が出来たので、徳島経由で入ることにしました。
 大阪・姫路では朝ラッシュ、その先では久々の相生ダッシュで席取り合戦、岡山・高松でも乗り換え・順番並びがあって、1枚もスナップ写真が撮れませんでしたが、まぁ何度も行っている区間なので、別に写真に撮ることもないでしょうか。

 今日初めて写真が撮れたのが徳島に着いてから。
 朝から何時間も荷物抱えて凝り固まった状態で、徳島行き普通の車内が空いた引田あたりでようやくリラックスしてきました。

 徳島から阿波池田へ向かいます。2両連結なのですが、途中の穴吹からワンマン運転になるとして、後ろの1両は締め切り扱いとなり、空の車両のまま終点まで空気を運びます。
 全国でもJR四国だけで行なわれている扱いで、乗客が多いときにも後ろの車両には乗れないという何ともサービスの悪い事が行なわれていますが、これはワンマン運転時に後ろのドアから降りられるのを防ぐための苦肉の措置ということでしょう。

 阿波池田に到着、両脇に土讃線の1000形が並びます。
 土讃線はキハ54が転出したのか、1000形で占められているようで、長距離移動には助かりますが、その余波がどこかにしわ寄せしてるようです。

 阿波池田発須崎行に乗りましたが、乗っているのは婆さん1人だけ、隣のホームに特急列車が入って来ましたが、誰も乗り換える客がおらず、私とその婆さんの2人だけの乗客で発車。
 その婆さんも大歩危で下車して、大歩危からは私1人だけの貸切列車となりました。

 小雨降る繁藤駅で特急の通過待ち。
 国道を通る車もほとんどなく、家の明かりも見えない真っ暗な駅で時間が止まります。

 阿波池田から3時間ほどでようやく高知に到着。
 今夜は高知で滞泊します。

 .高知→窪川
 旅程2日目となる4/7(土)は、高知を出発して西へ進み、予土線を通って夕方には(東)宇和島に着き、翌日の撮影予定次第で、高知方面に戻るか、ぐるっと松山方面へ進むか考えます。

 翌朝5時起きで高知駅へ。
 東の空は明るいですが、西側にはまだ黒い雲があり、肉眼よりも携帯のカメラの方が明るくハッキリ映っています。これじゃ普通のカメラは売れなくなるのも無理はないかもと思いつつホームへ。

 高知を5時半過ぎに出る1番列車に乗ります。
 土曜日の朝5時台なので、空いていると思いきや、若い女性で車内はうれしい?混雑。この人たちは大学生?高校生?何者なんだという疑問がありましたが、朝倉で数人降りたものの、残りの10人近くは下車せずに、周囲に学校も何もなさそうな単線の小駅でゾロゾロと降りて行きました。謎だ。

 撮影のために途中の安和で降りようかと思いましたが、暗い曇天のために下車するのはやめて終点まで乗って窪川に到着。
 予土線の列車まではまだ2時間弱の開きがあります。

 窪川では時間があるので、駅を出ます。
 この駅で下車して外に出てきたのは、記憶にないぐらい昔の話。まだ土讃線に夜行列車が走っていた頃なので、30年ぐらい前の事でしょうか。

 駅の左手には役場の分庁舎があり、1階が土曜日の早朝ですが自由に入れて観光情報などのパンフなどが置いてある奥に鉄道模型のジオラマが展示してありました。

 ジオラマは窪川や予土線をイメージしたテーマで作られており、181系気動車やキハ54しまんトロッコなどが本線に停まっています。
 キハ181系は国鉄色よりも、四国色の方がいいかも知れません。

 街に出ても何もないので、役場近くの喫茶店に入ってモーニング。田舎で500円でこの内容だと高いか安いか、コーヒーが薄いのだけが残念でした。

 続きは次の記事に掲載します

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