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六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

桜満開の京都・嵐電を楽しむ

2025-04-13 |  出撃 at 近畿地方
 春休み期間もいよいよ終わりとなって、というか、もう新学期は始まっていますが、青春18きっぷの設定期間が4月10日までなので、10日までを勝手に春休み期間と呼んでいます。その青春18きっぷも咋冬の改悪以来、3月上旬に九州に行った時に1枚使っただけで、他の場所へ行く事もなくとうとう終わってしまいました。
 せっかく今年は桜が遅くまで散らずに持ちこたえている所も多いので、どこかで桜を撮っときたいなと、JRやWether newsなどの🌸さくらだよりを見ていたのですが、
  そうだ、京都行こう!
ということにして、京都で最も桜と鉄道が絡めて撮れる場所といえば、当然あそこになります。4/8は当直明けで、翌4/9と4/10の天気予報ですが、9日が 10日が ということで、明日1日メインで行くことにしました。(結局1泊して10日も京都にいたのですが)

 .初めて乗る名神夜行バス
 京都ぐらいの場所ですと、桑名から朝1番で出て草津線経由の電車に乗れば京都駅に8時半には到着できます、一旦名古屋へ出て新幹線を使えば7時前に着けますが、そんなに急ぐ必要もありません。
 しかし今は春の桜のシーズン、そして何よりも害国人観光客によるオーバーツーリズムで、京都の街は大混雑してるので、人々が動き出す前にある程度の撮影をしておく必要があるということで、前泊しようと考えていたのですが、高校野球の動画編集をしているうちに夕方になってしまい、今からだと近鉄特急使って遅くに京都に着いて、しかも宿泊代まで出してとなると大そうだ、何か他に手立てはないか? 
 もしかしたらと思い、JR高速バスの名古屋-京都線を見たところ、本日の最終便は余席こそあれ通路側なのでヤメ。そこで夜行便を見てみたところ何と

 うゎ、ガラガラやん!

 しかも2,700円の割引席にも空席がありましたが、さすがに通路側の2席のみなので敬遠し、3,560円の定価運賃の席から選びます。京都着が朝4時台と早すぎるので、一旦大阪まで乗って、大阪から阪急で京都へ戻ることにしました。これなら7時前に京都市内に入れて、太陽が当たってくる時間帯にちょうど良い感じです。
 まぁ朝1の新幹線だと京都着6:54に着けますが、そこから市内北部まで出ると7時半を回る上に5,170円と値段も高く、しかものぞみの始発って1号車の1番前まで席が埋まるレベルで混んでるので正直乗りたくない、なので夜行バスの選択は正解かも知れません。
 このバス、4列シートで夜行便としては設備としてよくない上に、春休み中は平日でも満席続出だったのですが、やはり春休みが終わったのか、出発5時間前の時点でも空席が多く見られたので、さすがに今の時間から隣に人が座ることはないと思い、早速窓側の席を確保。
 怖いのは発車間際に害人がバスターミナルの窓口で切符買って乗り込んでくることで、以前何回か東名夜行便で、その目に遭いましたので、それだけが心配ですかね。害人って発車間際に窓口できっぷ買って乗ってくるのが多いので、発車の2時間前位で通路側が割と空いてるから大丈夫だろと思ってても油断はできません。 


 23:15 名古屋駅のバスターミナルは23:20発の東京行き最終と、23:30発の大阪(USJ)行きの2本のバスを残すのみとなり、この時点で待合室にいる人の数を数えると20人ぐらいですので、東京行き大阪行きそれぞれ半数ずつ乗るとして、外で待っている人を入れて乗客は10数人という感じでしょうか?
 と思って到着したバスに乗り込んだら、18時段階の座席表では空いていた、反対側の2席に外人夫婦が乗ってきました。あーやっぱりか。でも白人系なのでそんなに臭くないので助かりました。これが米英以外の人種だと超絶臭くて寝れたもんじゃないですからね。先月の倉敷からの夜行バスも回り外人だったし。
 この名神夜行バス「青春大阪ドリーム名古屋号」は昼間の名神ハイウェイバスの車両をそのまま使っているので4列シート車、しかも通常なら3時間で着いてしまうところを、わざわざ6時間半かけて走ります。座席はあまり倒れませんが、隣席が空いていることと、途中のSAで長時間停車するので、揺れもなく爆睡でした。
 大阪には6時に到着し、終点のUSJまで乗り通す人は数人しかいませんでした。例の白人夫婦は早朝の京都で降りています。

 .久々に嵐電に乗る
 京都市内西北部の観光地を結ぶ京福電鉄(通称:嵐電)に久しぶりに乗ります。

 今日の目的地はもうお察しがつくと思います。
 沿線に下りての電車の撮影はもちろん、どちらかと言えば車窓の動画がメインで撮る予定ですので、観光客で満員になる前に電車に乗っておきたいところです。
 大阪駅には予定より少し早く6時前に到着したので、京都方面に折り返すべく、すぐに阪急梅田から河原町行きの電車に乗車して大宮に7時前に到着。ここから京福電鉄(嵐電)に乗ります。

 現金やICカードならそのまま直ぐに乗れますが、今回は紙のきっぷが必要で、駅の窓口が7時から開くようなので、少し待ちましたが、程なく1日フリー乗車券を購入できて、7時台2本目の電車に乗れました。
 大阪に戻る予定があるのなら、阪急線も乗り放題の「京都嵐山1DAYパス1,400円」という選択もありましたが、天候次第では今日中に京都を離れて帰宅というケースも想定されたので、大阪方面には戻らず、嵐電のみの1日乗車券を買う事にしました。
 他にも「京都地下鉄・嵐電フリー乗車券」もありますが、市営交通で乗れるのが地下鉄のみでバスには乗れないため、用途外というところでしょうか。地下鉄だと乗り継ぎ場所が天神川だけとなり、乗り換えには不便なんですよね。それでも外人が大勢乗り換えてましたが。



 四条大宮から嵐電に乗って、最初の目的地である北野線に行くのですが、もろに通勤ラッシュの時間帯に当たってしまったので写真は撮れません。女子高生だけなら喜んでカメラを回りしてたかも知れませんが、そうはいかないし、今日はバッテリー消費がシビアですので。
 さて終点の北野白梅町から折り返し、帷子ノ辻行き電車に乗って録画開始したのですが、男子高校生が五月蠅いわ、途中から乗ってきた大学生?の兄ちゃんが終始鼻水グルグル飲んで汚らしい音を立ててるわで、帷子ノ辻までせっかくビデオを回したのですがTAKE1はボツ扱いとして、もう一度北野白梅町まで戻ります。

 9時過ぎ、改めて帷子ノ辻行きの電車に乗って録り直します。TAKE2で終えたいがどうかな?
 通学ラッシュの時間帯も過ぎて、乗客も10人程ととても空いている状況だったので、余計な雑音が入ることもなく撮れそうです。

 そして来ました。
 見事な🌸桜のトンネル区間を走ります。天気も良くてバッチリです。

 無事に帷子ノ辻終点に到着して録画終了。
 9時台1本目の下り方向は奇跡?的に乗客が少なくて上手く取れました。

 .いよいよ桜のトンネルへ行く
 ここまでは電車に乗っての車窓撮影で桜のトンネルを楽しみましたが、せっかくというか当然ですが、現地にも行きます。これだけ天気がいいですからね。

 9:36の折り返し電車に乗ります。
 乗った時はガラガラだったのですが、発車数分前になって、嵐山からの接続電車が到着すると、一気にどっと乗客が流れ込んできて、立錐の余地もない程の大混雑になりました。ぎっしり満員電車に揺られること3駅先の鳴滝で下車します。

 鳴滝駅の北側から桜のトンネルがある直線区間を超望遠レンズを使って撮ることができるので、ここで撮る事にしたのですが、すぐ近くに一眼レフでガシャガシャ連射音を立ててる時代遅れの撮り鉄とかいう遺物がいたので、もう2~3本遅らせて静かになったところで改めて動画撮影をしましたが、ここで遅らせた事が後々響きます。

 徒歩数分で桜のトンネルがある踏切に到着しました。
 既に3人ほどの撮影者がいましたが、私が着くのと入れ替わりで去っていきました。

 桜のトンネルを行く電車
 ここを走る電車の塗色は3種類あり、基本色の紫色と、漬物屋の広告ラッピング車、そして江ノ電カラーが行き来していますので、3つとも撮ろうと待っているうちにみるみる人が増えてきて、押し合いへし合い状態に。みんな踏切が貼り始めると静かにシャッターを切っていたのですが、名古屋弁のジジイだけはブツクサ喋る始末で、外人よりも害人でした。私とそのジジイの間にデカい一眼レフを持った白人のお姉ちゃんが割り込んできたのですが、ジジイの声はしっかり入っていたのでゲンナリ。
 日本人より外国人の方がマナーが良いとか逆転してました。しかも白人のお姉ちゃんは〇っぱいまで押し付けてきてるんじゃね? しかも美人とか、これならもう大歓迎ですわw
 そう言えば何年か前にもありましたね。どこだか忘れましたが確かその時も私より背の高い多分外国人?の女性で、私が撮影してる後ろから体を寄せてきて、私の頭の横位で一眼レフをガシャガシャ音を立てて撮ってたのいうのがあり、後でちょっとその時の記事を遡って調べてみます。日本人だと無意識に適正距離を置くので、推しのイベントとかに集まる人でなければ、そんなに体を寄せませんからね。

 踏切の南側には継電箱と架線柱があって電車が撮れないため、踏切の北側に人が集中します。通常ならキャパは3~4人ですが、平気で10人ぐらい立ちますから、脇を走るクルマやバイクからどいて~と文句を言われますが、残念ながら日本語は通じませんので、けたたましく警笛をならします。こんな静かな場所にも観光公害の一端を見る事ができました。

 その踏切をあとにして、桜の木の中にはいる感じの場所が実はありますが、ここはほとんど地元の人しか知らないようで、私が撮っている時には、地元のおばあちゃんが1人見に来ただけでした。
 北野線での撮影も終わったので、再び今日の始発駅の四条大宮に戻ります。

 11:55 今度は四条大宮から嵐山までの嵐山本線の車窓撮影をします。
 12時前の時間帯でしたが、本線は2両編成ということもあって、そこまで混んではおらず、無事に終点の嵐山まで撮影することが出来ました。

 嵐山に到着。
 途中の帷子ノ辻から大勢の観光客が乗ってきたので、下車時は混雑しましたが、まだそこまで混雑というほどではなかった感じです。

 嵐山に来たので、渡月橋も渡って西側まで来ました。
 平日ということで外国人観光客ばかりで、ほとんど日本人がいないせいか、橋が渋滞で通れないという事はなく、あれ?そこまで混んでない?という状況でした。
 これが土日だったら恐ろしい程に渋滞で動かなかっただろうと思うと、平日に来れて良かったです。結局この日は北野線を3往復半、嵐山本線を2往復ほど乗ったので、フリー乗車券分の元は大幅に取れています。

  お ま け
 
 嵐電フリー乗車券を買うと、沿線の割引券が付いたパンフレットの他に、今なら新型車両デビュー記念として、スタンプラリー(景品の交換は終了)の台紙がもらえます。この台紙は裏面がポストカードになっていて、指定の4駅でスタンプを重ね押ししていく事で絵柄が完成します。スタンプ台を置いているのは有人駅の4駅のみで9時~17時限定なので、興味のある方はお早めに。


 次の記事では、嵐電に関する短いネタ記事と、京都市バス関連の記事を書く予定ですのでお楽しみに。

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