六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

楽しい福岡空港の朝 ほか

2024-06-01 |  出撃 at 九州地方
連日投稿していました九州遠征記の最終日の記事になります。

 今回の九州遠征では現地4日間あるうち、初日からの3日間は旅名人の九州満喫きっぷを使って丸1日移動撮影してきて、3日目の夜に福岡入りしました。残り最終日である4日目は夕方前に小倉に着いてから新門司港発のフェリーに乗る必要があるため、小倉に15時には着く必要ごあるので、特急などを使わない限りあまり遠くまでは行けません。昨夜は大野城まで下りてきたのですが、翌朝はそのまま下りて久留米·鳥栖方面や、逆に上って博多周辺のどちらでも出られるようにして、夜寝ずに(嘘)次の日の行き先を決める事にしました。

 .福岡空港で離着陸を撮影
 現地最終日の4日目ほ昨日までと同じような移動主体では新たに旅名人の九州満喫きっぷをもう1枚買うことになり、残り2日分が余ってしまうことから、最終日は福岡近郊で動く事にしました。今日も朝から快晴の予報が出ているので、初めて福岡空港の展望デッキに上がって飛行機を撮影することにしました。撮り鉄ならぬ撮りジュラルミンです。
 福岡空港は大昔に市営地下鉄の乗り潰しで来ただけで、1階のコンコースまで上がっただけで折り返したので、展望デッキには上がった事はありませんでした。
 羽田·伊丹と並んで発着本数が多い空港なので、朝ラッシュのシーンも見応えが有ると期待できます。実は今月始めに伊丹空港に飛行機を見に行ったのですが、あそこの空港は国際線が無く、またLCCも乗り入れて無いので日航と全日空の機体がひたすら5分間隔で飛び立つだけでした。正直バラエティに欠けるラインナップだったので、色んな会社の機体が見られる福岡に期待です。

 6:42 福岡空港のカウンターで出発標を見てみます。
 羽田や伊丹だとJAL系とANA系でカウンターが分かれているので、別々の場所で表示を見ないといけないのですが、福岡の場合は一か所でまとめて表示されるので便利です。2大キャリア以外の会社のマークもちらほら見えます。
 4階にある展望デッキはまだ閉まっていて、7時に開けられるので4階のデッキ前で開くのを待ちます。

 7時のオープンより少し早めにドアを開けてくれたので、早速カメラと三脚をセットしてみたのですが、4階の展望デッキは人も多く、滑走路側とエプロン側と一緒に写すのが難しいので、下に降りて3階のデッキでカメラをセットしました。
 離発着の間隔が開くと時はカメラをエプロン側に置いて、通常は滑走路側を向けています。

 そして福岡空港の見どころは、プロペラ機の発着シーンが間近で見られることで、伊丹だと望遠レンズで遠くに狙わないと撮れないのですが、福岡だと目の間、それも広角レンズでこれ位の大きさで収まり、更にこのようにプロペラ機のダンゴ待機シーンが見られるなんて結構嬉しいですね。
 福岡空港では1時間ちょっと撮影して終えました。

 .西鉄で一旦南下して戻る
 さて福岡空港で朝ラッシュのシーンを撮影しましたが、まだ8時過ぎなので、この後どうしようかと考えたところ、
 よし、西鉄で大牟田まで行って、それからJRで小倉へ行こう! 
というプランを立てました。

 西鉄福岡9:30発の大牟田行き特急に乗って、前面展望を録ってみたのですが、平日の朝なのに家族連れが乗ってきて、小学生と見られる兄弟がギャーギャー騒いで最悪の環境になるわ、固定具の長さが合わずにバーに固定できなくて画面が揺れ揺れになるわで、せっかく回し続けましたが無駄な64分となりました。ってか、子供学校行かせなくていいの? 

 10:34 大牟田に到着
 西鉄の撮影については、また別の機会があれば再トライしてみたいと思います。

 .JRの車窓を撮って帰る
 11時近くなったので、これより南下するほどの余裕もないので、小倉方面へ戻ることにします。
 JR鹿児島本線は近年の度重なる本数減らしのダイヤ改悪の影響で、日中の時間帯に大牟田まで快速電車が来なくなりました。
 特に昼間は鳥栖か久留米止まりが多いため、大牟田からは普通電車で戻ります。
 ちょうど11時台に1本、羽犬塚発の小倉行き区間快速が、それも811系8連で運転されているので、それに乗って前面展望撮影を再トライします。

 羽犬塚11:38発の小倉行き区間快速(811系)の前面展望動画を撮り始めました。
 この811系はJR九州の電車の中では最も前面が広く映ります。ちょうど有名な鉄橋を渡っているところです。
 鳥栖を過ぎると沿線にチラホラ撮り鉄の姿が目立ったので、何か来るのかな?と思っていたところ、

 うわぁ銀様来たぁぁぁぁぁぁ
 それで沿線に何人か撮り鉄が待っていたのか。まぁこういう形で記録に残ったのもいいかと思います。
 心配された乗務員の便乗ですが、やはり南福岡から便乗がありましたが、その運転士さんは非常に気遣ってくれて、すぐに椅子を出して座ってくれたので、帽子の一部が映るだけで済みました。JR九州にもこういう良い乗務員もいるもんだと。

 13:50 小倉に到着
 羽犬塚から2時間12分の立ちっぱなし苦行が終わりました。

 15:30 連絡バスで新門司港へ向かいます。
 今夜は阪九フェリーが休航で、しかも金曜日とあって名門大洋フェリーの2便は昨日の時点で満席、1便もかなり埋まっていたのでいつものギリギリ買いはせずに昨夜の時点で予約を押さえていました。
 1台目のバスに乗っていると、隣に2代目のバス(写真)がやってきて、更にその後もう1台やってきて、大繁盛の3台体制での輸送です。私の乗ったバスには阪急交通社の募集した一般ツアー客が半数を占めていました。週末の混む日に団体客で客室が押さえられると一般客は困るんですけどね。

 ということで、帰路も夜行航路利用で帰りました。さよなら~~九州、次はいつ来るかわからん。
 これで5泊6日の九州遠征が全て終了、後は撮影した動画の編集をいつかすることにします。

◆5/17の行程 (赤字は立席)
 下大利556〜 5122〜608大橋611〜 6206〜617福岡/天神625〜 2103〜636福岡空港839〜 2102〜850天神/福岡930〜 3114〜1034大牟田1108〜336M クハ814-10〜1132羽犬塚1138〜4132M クモハ810-1504〜1350小倉1525〜連絡バス北九州市営〜1605新門司港1700〜名門大洋フェリー上り1便フェリーおおさかⅡ〜翌日~5:30大阪南港 以下省略

  下大利→西鉄福岡   11.6km 320円(全てICカード)
  天神-福岡空港 往復 11.6km 520円
  西鉄福岡→大牟田  74.8km 1,050円
  JR大牟田→小倉  136.5km 2.530円    合 計 234.5km 4,420円
 全て普通運賃で乗車しても旅名人きっぷより1,000円ちょっとしか変わらなかったので、これでよしという所でしょうか。

◆全体の交通費一覧
 旅名人の九州満喫きっぷ  11,000円 (25,470円分乗車)
 鹿児島市電・桜島フェリー  570円
 九州産交 熊本駅→熊本港FT 540円
 九商フェリー 熊本→島原  890円
 5/17日分行程 西鉄・地下鉄・JR 4,420円
 名門大洋フェリー 2等寝台 12,480円(30%割引・往復分)458kmx2
 難波-大阪南港FT 11.6kmx2 580円
 近鉄 往復(片道特急利用) 5,740円      全旅費計 36,220円

 これで一連の九州遠征記についてはこれで終わりにします。
コメント
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