六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

お前はまだ夏のグンマを撮ってない?

2017-09-17 |  出撃 at 関東地方
 今回JRからは引退して形式消滅する107系の乗り&撮り納めがメインだったのですが、同じく絶滅の危機に瀕している高崎の115系電車も合わせて撮影します。
 既に16年春に来ていますが、夏の太陽に照らされたコントラストの強い風景が撮れないかと、まだ暑い9月上旬なら夏の雰囲気で撮れるかもといういうところです。

 .両毛線で撮り&乗り
 その日によって運用が違う107系と違って、115系は運用が固定されているので狙いやすい、と言っても、いつでも運用離脱ができるように、両毛線内では朝夕限定で入っている状況です。なので昼間は全く撮れません。

 15:43 1本目は107系の撮影に来た第二大胡街道踏切近くにて、新前橋から桐生へ向かう回送列車を撮影。
 桐生で昼間ずっと寝てるのかと思いきや、朝わざわざ新前橋まで回送して、夕方また桐生まで回送しているのです。

 17:04 西日を浴びて高崎へ向かう456Mをショット。
 まだ夏の余韻が残る入道雲をバックに入れて、夏のグンマの雰囲気が感じられるワンシーンになりました。
 107系・115系ともども撮影を終えて駒形駅に戻ります。

 駒形駅に戻って、高崎から折り返してきた下りの465Mに乗ります。
 18時になるとさすがに暗くなって外での撮影は出来ません。これからしばし115系に揺られます。

 この465Mは足利で7分ほど停車するので、絶好の撮影タイムになります。
 桐生で乗客はだいぶ降りるので、車内も程よく空いています。

 終着の小山まで乗って行きたいのですが、時間の制約もあるので、また乗客が増えだした佐野で下車して発車を見送ります。
 反対側の列車に乗って、今夜は岩宿で滞泊します。

 .2日目は両毛線と上越線で掛け持ち
 115系の運用は午前中は桐生-高崎を1往復するだけなので、朝に両毛線内で撮影して、その後上越線に移動して、上越線内に唯一残る1往復の運用を撮影しようというプランです。
 
 5:51 岩宿駅に着くと、なんと回送列車として115系が停まっていました。
 ということは、夜に回送で新前橋に戻って、早朝にまた新前橋から回送で桐生に出向くということですね。桐生の電留線は使わないのでしょうか? でもその分余分に撮影できました。

 6:35 桐生から営業運転に就いた高崎行の424Mを撮影。
 国定駅から歩いて小保方のポイントには時間ぎりぎりに着くタイミングです。ここは追い撮り順光です。

 7:54 更に伊勢崎方へ1km歩いて、線路脇から柵無しで狙える場所で下りの435Mを撮影します。100mほど先に熊谷ナンバーの初老2人組みが線路内に入って撮影しており、1本前の列車に盛大にタイフォンを鳴らされておりました。(私はここに置きっぱ動画用の三脚立てて、別場所で特撮機材操作)
 1本後の107も撮影して国定駅に戻ります。国定9:13発の新前橋行に乗る必要があります。

 8:56 国定駅に戻る途中に、駅近くの直線で桐生からの回送電車を撮影。
 線路脇望遠厨にはなかなかいい場所かも知れませんね。追い撮りで順光になります。

 国定から新前橋乗り換えで水上行に乗り、車窓ロケハンしながら後閑で下車。
 最初は後閑駅の北側で築堤を行くシーンを撮る想定をしてたのですが、車窓からの確認で後閑駅の南側にいい感じの田んぼが広がっているので、そこで撮ることに決定。駅からは徒歩35分ぐらいあります。

 11:15 まず下りの731Mが来ます。下り列車なので追い撮り順光になります。
 元気に実った稲としゃがれた向日葵が対照的です。

 11:40 続いて今日は土曜日なのでSL列車がやってきます。
 しかも旧型客車なので、秋の頭を垂れた黄金色に光る田んぼを行くSL+旧型客車といういいシーンをいただきました。

 11:49 最後は折り返しの532Mを撮って終了。
 また朝見た熊谷ナンバーの初老連中が田んぼ脇をうろうろして邪魔になったので、アングルは1本目とほぼ同じ感じで撮り終えました。

 これでこの夏の青春18きっぷもようやく1枚使い終えて終了。高崎の115系にもう1度夏はあるか・・・
 そしてお前は夏のグンマ(国鉄高崎車両が走る風景)を撮ったか?
 上越線は既に秋の風景でした。


 次は三江線へ再出撃の巻~
コメント
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