六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

あけぼの4時間遅れ いい感じ

2014-01-11 |  出撃 at 関東地方
 年末から3週連続で関東地方へ出撃しています。もちろんメインとなるのは〔あけぼの号〕です。
 このうち 1/9の朝は雨天で定時運転のため、上野駅の到着シーンを撮影し、翌1/10は天気が晴で強い冬型の予報だったので、もし遅れたら前回の失敗を踏まえて再度高崎線内での撮影にリベンジをと目論んでいました。
 しかし、青森発車からほとんど遅れた情報が入らなかったので、都内で撮影すべく、通常は浦和で泊まるのを池袋に変更、日暮里~東十条あたりで撮ろうかと仮眠していました。
 ところがどっこい、池袋で仮眠中に、上りあけぼの遅延の情報が入り、どうやら信号故障で羽後本荘あたりで抑止されてるっぽいとの事で、俄然期待が高まりましたが、あまり長時間止まると「運転打ち切り 回送」となってしまい、昼頃までに回送がないと撮影出来ずに帰らなくてはなりません。
 午前3時の段階で、まだ山形県内にいるものの、4時間程度の遅れで上野に向かっているので、今度こそ高崎線内で撮る事にし、池袋を5時台に出て高崎線の電車でとりあえず本庄へ。
 本庄に着いたものの、とにかく寒いし風が強くて、とても列車が来るまで外で待てないし、食べる所も開いていない。大まかな時刻が把握できたので、時間つぶしのため次の電車で高崎まで行って、高崎駅ホームでそばをかき入れて折り返し、徒歩で撮影地にアクセスのため、岡部駅で下車。
 30分ほど歩いてようやく河原土手の撮影ポイントへ到着。赤城下ろし?浅間下ろし?が容赦なく吹き付ける土手の上でいつ来るかも分からない列車を待つこと50分、ようやく濃紺の列車がやってきました。こちらは望遠(200mm相当)で撮っています。

 大雪ではなく、信号故障と強風による遅延だったので、足回りには雪を適度にまとった姿でやってきました。乗客は越後湯沢か浦佐で新幹線に振替輸送という話がでていましたので、乗っていたかどうかまでは確認していません。
 岡部駅近くの線路際で2名陣取っていたので、途中の踏切に1人いた以外は、私の撮影した土手には他に撮影者は誰もいない状況で、楽々ビデオパン撮影も出来ました。
 この場所はバックに変電所の送電鉄塔がぎっしりあって、背景がうるさいことと、線路際の標識や虎ロープが邪魔になるので、上り列車を線路際から撮影するには不向きな場所ですが、虎ロープの写りを目立たなくするには遠目の位置から1スパン奥の架線柱間を狙うといい感じで撮れます。
 ちなみに同じ場所で、引き(85mm相当)で撮ると、このようになり、バックの変電所の電柱群が映るすごい背景になりますが、電柱マニアには堪らないかも知れません。

 そしてこちらがケツ射ちショット。

 この撮影地は、下り列車をこのアングルで撮るのがメインの場所ですが、待機中にも畑の中を野菜を収穫したトラックが行き来するので、線路際から望遠で列車主体に撮るのが無難でしょう。くれぐれも農作業の人たちに罵声を浴びせることの無いように(笑)

 高崎線内は上下線間の虎ロープが整備されていて、上り列車をロープの邪魔もなく、きれいに撮る場所は意外とないのに気付きました。
 5時間遅れたら、渋川の鉄橋で撮りたいところですが、多分その前にウヤるでしょうが・・・。
コメント
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