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六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

室蘭本線の撮影規制

2015-05-29 |  出撃 at 北海道地方
 トワイライト・北斗星・カシオペアと人気の寝台特急が続々と本州からやって来ていた室蘭本線。長万部までの函館本線と違って、光線に恵まれた線形のため、撮影者も多くが訪れますが、廃止が近づいてフィーバーしているようです。
 でもやはり不届き者が散見されるようで、JR北海道も対策として撮影者に対する規制に乗り出すことに。
 対象者は踏切から入り込んで線路の脇で構える「踏切望遠狂」の人ら。
 JR北海道の線路はラッセル車が雪かきしやすいように踏切や架線柱の幅が広く取られているのと、線路脇の草刈りを行わないので、綺麗に編成写真を撮るには、踏切警報機の内側に入ったりしないと撮れない場所もあります。
 今まで大目に見てきましたが、さすがに度が過ぎてるのか、人気の撮影地では踏切警報機から立入禁止のロープが張られました。去年来た時は無かったので、今年になって張られたのでしょうか?

 1枚目は有珠-長和間のSカーブ。ここは踏切のアウトカーブ側から正面がちに300mmクラスで引き付けるのですが、信号機や踏切の継電箱が邪魔になるとして、線路側に入る人が後を絶たないとしてロープが張られました。
 しかし、ここはまだ工夫すれば少人数なら何とか撮れます。

 それに対して厳しいのが2枚目の写真で、ここは白老-社台間の直線の踏切ですが、複線区間なので上り列車が背後から高速でやって来て大変危険なのですが、それでも入り込む輩が多いのでしょうか、ここにも張られました。
 一応ロープの所に立って見ると、取り敢えず1名は大丈夫なようです。
 いよいよ完全廃止の夏が目前ですが、そんなに無理してまで踏切脇から構えるなら、駅のホーム端からでも撮ってた方がいいでしょうが、人の忠告を素直に聞くような人種じゃないからね。
コメント (2)
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北斗星に祟られた北海道行

2015-05-22 |  出撃 at 北海道地方
 北斗星・カシオペアの道内最後の時が迫る初夏の風景を撮るべく、いざ北海道へ。去年の6月は蝦夷梅雨に祟られて散々な結果でしたが、さて今年は最後のチャンスなので、何とか撮り収めたいところです。

 5/16(土)予報:のち
 今日はカシオペアが来る日ですが、天気予報が午前中は悪いのでなるべく道南エリアで撮ります。海辺での撮影をする場所を探していましたが、森町あたりで雨が上がってきたので、森-桂川間で撮ることに。

 森駅を出て市街地を抜けて車窓から海が見えてきた辺りの場所でスタンバイ。晴れると逆光になる場所ですが、今日は雨上がりなので、割り切っています。ビデオ撮影のみ。
 下りカシオペアを撮影すると、ひたすら苫小牧方面へ戻ります。
 昼過ぎには天気は回復して晴れてきたので、翌日の下見を兼ねて錦岡-社台間でロケハンします。既に踏切脇には何人かが三脚立てていました。

 私が選んだのは、樽前小学校付近の畑で、バックが海になるのですが、2m位の三脚がないとハッキリと海は写りません。これにて1日目は終了。

 5/17(日)予報:
 いよいよ今日がメインの撮影日、北斗星が来る日で予報も1日晴れなので、気合を入れて撮るぞと。
 2月は長万部-静狩のSカーブや、大岸-豊浦の俯瞰で撮ったので、今回は有珠-長和へ行きます。でも去年ここでトワイを撮っているので、正面狙いではなく、斜めから動画用アングルで撮ります。
 朝6時に起きると快晴、ヒャッハ~もうテンションが上がります。でもまだ眠たいので、二度寝することに。
 7時半、起きると薄曇りになっています。北斗星通過までは1時間半ほどあるので、長和駅前で止めた車の中で待ちます。下り列車が近づくと、ピーピー汽笛が鳴っているので、誰か馬鹿者が敷地内に入って撮ってるな、と思いながら待っていると、急遽携帯が鳴り「雨雲が近づいてます」と、Yahooのアラート警告表示が出たので、雨雲レーダーを見ると、やばいことに水色に混じって青色の表示が近づいており、もうマジかよ!と怒りモード。
 車を出して撮影地であるSカーブの踏切へ到着。待機していると、8時半ごろからとうとう雨が降り始めました。9:10の北斗星通過まではあと30分ほど、「通り雨でさっさと止んでくれ~」との願いも空しく、雨はさらにザーっと激しくなります。
 もうダメだ~と落胆していたら、9時を過ぎた辺りで雨は急に弱まり、急いで三脚にカメラをセット。

 ほぼ定刻に北斗星がやってきました。雨はほとんど止んだものの、三脚が倒れそうなほど風がかなり強かったため、レンズに雨粒がついて、引きで撮った写真は台無しに。

 下り北斗星を撮り終えて車に戻ると、空は南側が晴れており、長和から西側で降っていたことが分かります。雨雲レーダーでは登別界隈が紫色のどしゃ降りの表示なので、稀府~東室蘭あたりで撮ってた人はラッキーだったでしょう。

 その室蘭市内を10時台に東へ向けて走りましたが、快晴も快晴。ほんとあの雨はなんだったんだ!と悔やまれます。
 夕方まで時間があるので、昼間はは日高本線へ行くことにします。高波による土砂崩れで鵡川-様似間はバス代行なので、撮れるのは苫小牧-鵡川間だけです。

 ちょうどお昼に鵡川折返しの列車があるので、1枚目を浜厚真駅の手前にある厚真川の鉄橋で撮ります。

 そして折返してきた列車を、こんどは勇払駅の東側にある安平川の鉄橋で撮ります。
 時間的にはもう少し奥まで行けるのですが、何せ鵡川から先が動いてないので、撮りようがありません。もう1本厚真川の鉄橋で下り列車を撮って日高本線は終了、北斗星の撮影地へ向かいます。
 強風も少しおさまり、そよ風程度の気持ち良い快晴の中、上りの北斗星を昨日と同じ場所で待ちます。
 ところが列車通過の数分前になって雲が・・・おいおいやめてくれ!

 雲はのくことなく北斗星通過、撃沈~。西の方を見ると社台方面は晴れていたので、この辺だけが雲の影落ちしたようです。ふっざけんなと怒りモード。
 怒ってても仕方ないので、明日は江差線内での撮影のため、さっさと車を出して、函館方面へ向かいます。

 5/18(月)予報:
 撮影3日目は江差線内でED79牽引のカシオペアを撮るのですが、晴れれば去年も来た茂辺地漁港で撮影すべく茂辺地漁港の駐車場で仮眠。
 朝3時に目が覚めたら、少し明るくなっていたので、もしかしたら行けるかも?と思い、上りはまなす撮影のため、青函トンネル入口の展望台へ車を走らせることに。

 うまく4時頃に着けたのですが、上空は明るいものの、この場所は山影になっていて暗いので、写真は不可能でしたが、ビデオは撮影できました。この場所ではまなすを撮るのも最後になると思います。
 再び車を茂辺地漁港に戻して下りカシオペアを待ちます。

 やってきましたカシオペア。朝陽に照らされて先頭の機関車が真っ赤に目立ちます。江差線の海沿いを行く寝台特急を海側から撮る、それも順光でというのが叶いました。カシオペアだけど。
 カシオペアがここを定時で通過してくれたので、急いで機材を仕舞います。そして向かう先は大沼へ。そう追っかけ撮影です。函館で14分間の停車時間があるので、危険な速度違反をしない程度で先回りができます。
 
 平日のカシオペアなのに、既に10人近くの撮影者がスタンバイしており、サイドに小沼を入れたアングルで三脚をセット、スチルは手持ちでアップショットも撮れました。
 カシオペア撮影後は、また茂辺地漁港へ戻ります。
 
 485系の白鳥号がやってくるので、これを捕らえます。すでに日が南側へ回っているのと、潮が引いてしまって浅瀬のコンクリートが剥き出しになっており、あまり風景的にはもう一つ。しかも、順光側へカメラを振ると、漁港ならではの網やら何やらがごちゃごちゃ写ってしまいます。
 そこで、上りの白鳥は違う場所で撮るために移動します。

 やってきたのが箱崎道路踏切。ここから海沿いを行く列車が撮れるのと、
 
 S字を曲がってやってくるシーン、そして海を見ながらカーブするシーンの3ショットを撮れる、1粒で3度おいしい撮影地であります。
 無事上りの白鳥を撮り終え、夕方の上りのカシオペアの撮影地へ向かいます。一昨日は電化区間で撮ったので、やはり今日は非電化区間で撮る(というか下道で走って室蘭以東へ行くのは厳しい)ことに。
 非電化区間の撮影場所は日没時刻の関係で、場所が限られてしまうので、どうしても人が集中してしまい、海辺の黄金ー稀府界隈になってしまいます。2月に稀府でトワイを撮ったので、今回は黄金で撮ります。

 3分ほど遅れてやって来ました。日没までは少し時間がありますが、薄く雲が掛かって光線は非常に弱弱しいものになりましたが、夕方でこの程度なら御の字でしょうか?
 このカシオペアは途中の伊達紋別で後続のスーパー北斗の退避のため10分程度停車時間があるのですが、良からぬ事を考えてはいけません。この時間帯は夕方の帰宅時間帯で、道は混んでいたり、下校の生徒・児童などもいるので決して危険な追っかけなどするんではないぞ(笑)

ということで、イチバチで追っかけてみました。幸い後続の特急も遅れていたので、伊達紋別の停車時間が短縮されることなかったのですが、何とかギリギリ有珠ー長和のカーブに来てみたのですが、西側の山に日が沈んでおり、ケツ追いシルエット写真となりました。

 5/19(火) 予報:一時
 今日が出撃最終日。北斗星の日なのですが、金曜日の時点では晴の予報だったのに、前日になって雨予報になりました。もう絶望感が漂います。撮影場所は雨雲レーダーを見ながら移動できるように、長万部で待機します。

 長万部で待機中に上りのはまなすが停車するのでバルブ撮影をするのですが、既にこの時点で霧雨状態、しかも風も吹いてて寒い寒い。
 4時に起床。小雨が降っているので、ウェザーニューズでは止み間があるとする函館方面へ車を走らせましたが、雨は止むどころか強くなってきたので、森町まできたところで諦め、長万部まで戻ります。
 このまま止まないのであれば、長万部駅手前にある陸橋下から撮ろうかと思いましたが、少し小降りになったので、車を東へ走らせることに。北斗星号は前日の走行中にドアが開いた件で3時間遅れで上野を出発、函館を1時間20分遅れで出ているので、その間に一時的にも止めばという期待をしてました。

 9:50 雨が一時的に止んでくれたところに、ちょうど北斗星がやって来ました。長万部ー静狩間のストレートで、10m近い横風が吹いていたので、ビデオ撮影は苦しいところですが、何とか撮れました。
 北斗星撮影後は、天気が期待できないので、室蘭本線側を通らずに、山線沿いに走って札幌を目指すことにしました。

 残念ながら札幌市内も雨、天気が悪いので線路際からしか撮る場所がなく、最終的に来たのが、恵み野-恵庭間のカーブでしたが、数年ぶりに来てみたら、線路間に雑草伸びていて、碌な写真が撮れず終了。

 17日の天気だけは快晴なはずだったのに、通り雨や雲影にやられて撃沈。7月下旬にもう一度行くチャンスがあるので、3たび北海道へいくぞぉ。次は歩き鉄だけどね。

   お  ま  け
 今回の出撃で使用したのが、最近使い出したスカイレンタカーで、「車種はおまかせ」という面白いプランがあり、当日の稼動次第で、軽~ワンボックスのどれになるか分からない半面、料金が軽自動車よりも更に安いので予約してみることに。

 回ってきたのが、トヨタ プレミオで、座席はフルには倒れませんが、NOTEよりは倒れたので、まぁまぁか。何より運転が楽で静粛なので、強行旅程の強い味方でした。今回はほとんどがオンロードなのも助かってます。これで林道とかは無理ですもんね。
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今年2度目の北海道遠征へ

2015-05-15 |  出撃 at 北海道地方
 2月下旬のトワイライト&711系惜別撮影へ行った北海道ですが、いよいよこの夏で北斗星、カシオペアの運行が完全終了してしまうので、夏になる前にもう一度行っておこうという訳です。
 去年ひどい雨で散々な目に逢いましたから、緑の季節にと。カシオペア・北斗星しか撮らないぐらいのつもりで行きます。
 今週は土日が公休日なので、月火の2日を有給を取って現地撮影4日間のいつものパターンです。

 実は今回初めての神戸空港利用で、スカイマーク札幌行にのります。神戸空港を離陸して北へ向かう場合のルート取りが面白いらしいということで楽しみです。

 金曜日の夕方の17:20出発便なので、結構混んでるかも知れないと思いきや、あまり待ってる人はおらず、優先搭乗の人もいないので、機体後部の私が一番乗りで搭乗しました。

 片側3列ずつの座席は窓側が埋まるのと、所々に通路側に人がいるだけで、搭乗率4割弱ってことろでしょうか?
 2月に緊急措置でしたが、LCCのピーチで市バス並みに狭い座席を味わった苦行から、もう2度と座席の狭いLCCには乗りたくないので、近畿・中部~千歳間で、安くて座席間隔が広い飛行機はスカイマーク1択になります。

 そうこうしてるうちに、予定より10分早く千歳に着きました。ありゃ、雨が降ってる。
 去年みたいな事にならなければよいのですが・・・。

 北海道での撮影の模様は、また後日書きます。
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冬の北海道へ出撃のはずが

2015-02-21 |  出撃 at 北海道地方
 いよいよ3月で廃止となる〔トワイライトエクスプレス〕と711系近郊用電車、それと冬場の景色としては最後となる〔北斗星〕〔カシオペア〕を撮るべく、3月になって混雑する前で日の出時間が稼げるギリギリのタイミングであるこの時期に北海道への出撃を前から予定しており、23・24両日も有給休暇を取っていました。 そして飛行機の切符もすでに購入していたある日、突然の悲報が。

 スカイマーク運休のあおりをもろに受けて、まさかのピーチ便に搭乗

 1月中旬に報じられた「スカイマークエアの経営破綻」のニュースでしたが、まさか飛行機は普通に飛ぶだろと高をくくっていたところ、1月下旬になって「運休便のお知らせ」というプレスリリースが、見ると私が乗る予定の往路便が見事に 当た~り~ の運のなさ。宝くじは当たらないのに、こんなのに当たってしまい、さてどうするかと、ネットの掲示板などを見ていると、スカイマーク社自体がパニクッってるようで、顧客対応も綱渡り状態とのこと。私の所へのメールも2月の6日にようやく届きましたが、既に得ていた情報で、減便運休の場合は同社便以外は振り替えしないとの話を聞いていたので、金曜日の夕方しか出発できないので、さっさと払い戻しました。
 金曜日の夕方以降に乗れて千歳に20時までに着けるのは、JAL・ANA・Peachの3社。当然今から買うとなるとJAL・ANAは普通運賃しか残っていないので、選択肢はPeach一択となりました。

まさかの風邪引きで旅行ピンチ
 今冬は昨冬と違って一度も風邪もひかないし、アレルギー系の症状が出る事もなく、12月~2月前半までの11週間で9回も出撃するラッシュ状態。そろそろ体力も温存しておかないとということで、先週は出掛けずに体を休めていたのですが、何と出発2日前の水曜日に朝から熱と吐き気を催して会社を突発休してしまいました。明後日出発なのに・・・
 これが夏なら大したことないんですが、冬の、それも行き先が寒い北海道ですから、まさかの体調不良で全面キャンセルとしたら、キャンセル料だけでも半端ないので、是が否でも治さなければなりません。幸い市販の風邪薬飲んで1日休んだだけで、翌日には通常通り出勤できたのでやれやれ。

人身事故で飛行機搭乗に間に合わない
 あれこれ仕事も片付いていざ出発。今回は初めての関西空港出発便(関空自体は施設見学して以来15年ぶりの訪問)となり、時間に余裕がないので、難波を14:05発のラピートに乗れば関西空港駅には14:44着なので、16時発のピーチ107便には余裕で間に合います。
 そう思って難波駅に着いたら特急券売り場の窓口前に大勢の中国人がいたので、先に乗車券だけ買って、特急ホームの券売機で特急券を買うべく9番ホームに行ったところ、ラピートのお姉さんより、
 「人身事故により南海線は復旧の目処が立っていません、JRで振り替え輸送をしています。」
 「何だと?」
 これはやばい。取り合えず新今宮まで行った所で、「南海線は間もなく運転再開します」のアナウンス。
 間もなくって何時だよ!
 新今宮の駅員の話では、今止まってる普通が14:15に動き出すよ。との話だったが、14:05発の特急は動くには動くが、途中でノロノロ運転になるかも知れないと思い、振り替えの阪和線経由で行くことに。

 新今宮14:22発の関空快速に乗ったが、これがまたチンタラチンタラ走る。関西空港駅には15:18到着で搭乗手続き締め切りの15:35までにはあと17分あるが、ここからがまた曲者で、Peachの場合は空港第2ターミナルまで連絡バスで移動しなければならず、結局カウンターに着いた時には、15:35を回っており、自動チェックイン機による搭乗手続きは終了していました。
 「手続きできません」の紙を渡して、窓口で予約番号を伝えたのが出発15分前、でもここまで来れば何とか行けそうで、いつもは時間の掛かる保安検査も1度もフザーが鳴らずに通れたので、ここだけは助かった。
 私同様に関空快速で迂回して、同じ札幌便に搭乗する人が20名ほど既に私の前後にいたので、皆流れ作業で通してくれたのかも、そして、そのあとに中国人のグループが遅れて加わってきたので、この人たちはラピートで来た人たちか?

 ピーチは搭乗口が空港の一番隅っこで、しかもタラップを上がらないといけない、この時点で15:54だが写真を撮る余裕をかませてみたが、もう汗だくだく状態。

 結局飛行機は16:00定刻にドアクローズ。初めての関空からのフライト。北側に大阪空港があるので、飛び立つとぐるりと反時計回りに回り始め、神戸空港を右手に見下ろしながら270度旋回して紀伊半島を横切って、伊勢湾を右に見ながら鈴鹿山脈上空を北東に進みます。
 写真は木曽三川で、中部空港発着ルートの西側をピッタリと間隔を置いて飛んでいる感じです。

 機内は満席で週末の夕方とあってか親子連れ客も多い。中国語もあちこちで飛び交っている。
 幸いだったのが、隣の席が美人のお姉さんだったので満足(相手にとっては迷惑?)ですが、難しい医学参考書を開いて読み始めるやいなや爆睡していました。女医か医大の助手あたりでしょうか?

 関空を飛び立って1時間半、順調に着陸態勢に入り、定刻に新千歳空港に到着。
 夏場は毎年のように来てますが、雪の時期に来るのは2004年以来なので、充実した内容にしたい。天気だけが頼り。


 空港4階のイベントスペースでは Snow Miku 2015 の展示もしており、帰りにまた寄るかな?

 これ以上ハプニングが起きないよう思うばかりである。
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東北本線大嫌い

2014-08-05 |  出撃 at 北海道地方
北斗星号で往路は行きましたが、さて、帰りをどうするか?
結局上りのトワイライトは、良い位置での寝台が取れないのと、往路がそうだったように、夏休み中なので子ども連れが多く乗っており、ガキが泣いたりしてビデオ撮影の邪魔者ということで、今回はトワイライトへの乗車は回避し、急行〔はまなす〕に乗り込むこととしました。
寝台特急は注目されていますが、新幹線函館開業時には当然、青森-函館間は旅客列車自体が廃止となるため、この急行〔はまなす〕も、函館-札幌間で残るかどうか微妙という立ち位置でしょう。
 切符は「北海道&東日本パス」・・・ということは、青森から先は地獄の東北本線鈍行列車の旅が待っているのです。
 
~地獄の東北本線旅 再び。~
 東北本線の何が嫌いかというと、
  一、勿論、乗車区間の多くがロングシートの701系シリーズで占められているということ。
  二、羽越本線のような景色が良い場所が少ない。陰気な景色で憂鬱感が増す。
  三、電車が混雑している。乗り換え回数も多く、最悪ダッシュで席の取り合いになる。

 特に一ノ関以北では盛岡までは100%、盛岡以北の3セク区間でもかなりの高確率でロングシート車になるので、車窓も楽しめなければ、姿勢的にも楽な姿勢が取れず、精神的にも肉体的にも苦痛というしかない代物なのですが、〔ムーンライトえちご〕が廃止された現在、東京-青森間を18きっぷ等で鈍行移動する場合は東北本線経由でしかルートを取れないため、嫌々ながら乗らざるを得ません。
 そのためか、最近はJRで移動する人が以前よりは減った感があり、その分が高速バスの〔パンダ号〕などに移っているのかも知れません。

 スハフ14501 に揺られ、至福の客車夜行旅を満喫し、青森に到着。人身事故?で2時間弱遅れの〔北斗星〕号を青森駅で見ることができて、うれしいハプニングもありました。

 ①青森6:50→8:21八戸

 14系客車に別れを告げ、いよいよ地獄の糞電車旅の始まりです。
 まずは青い森鉄道の701系に乗り込みます。E721系ベースの青い森703系も走っていましたが、まだ数が少ないので、快速にでも乗らない限りは回ってこなさそう。
 ということで、最初はクモハの最後部席で野内→八戸間爆睡。

 八戸駅に着くと向かいのホームにオールたらこカラーの40系気動車が。
 「アレに乗りたい!」というところですが、八戸線の列車のため、当然乗ることはできません。

 ②八戸8:47→10:57盛岡

 八戸からはIGR7000系に乗り込みます。
 夏休みとあって、長距離乗車と思われる親子連れもいたりして、付き合わされてる奥さんとか可哀想だなと思いきや、奥さんが首から一眼レフぶら下げて、バシバシ糞電車を撮ってました。
 私はこんな糞電車なんか撮らずに、途中から乗り込んできたカワイイ○○達を激写・・・と言いたいところですが、昨今厳しくなってますからね。

 ③盛岡11:56→13:32一ノ関

 盛岡に着くともう11時、ここまでかなり時間が掛かっています。
 盛岡からは正真正銘のJR東北本線となりますが、勿論乗るのは糞電車の本家701系です。
 平日の昼前だというのに2両の電車は満員で、水沢あたりまで立ち客が絶えないほどの混雑。まぁ夏休み中の部活帰りの学生も多く占めていたので、夕方の分が昼間に分散してるだけなのでしょうか?

 ④一ノ関13:54→14:41小牛田14:52→15:38仙台

 岩手県の南端、一ノ関からは仙台色の701系に乗り換え。特に昼間はワンマン運転のため、仙台へ直通する列車はなく、小牛田で必ず乗り換えになります。
 小牛田からもまた4両編成の701系。クハの1510番台が回ってきたので、う○こするにはちょうどよい車両です。これがホントの糞電車(ここで笑わないともう笑う所ありませんよw)

 ⑤仙台16:02→17:16福島
 仙台でようやくロングシート車から解放されました。
 〔仙台シティラビット〕号で福島まで。でも座席の硬いE721系です。

 オマケに結構混雑しており、途中の白石で半分が降りたのですが、それでもまだ結構乗っており、桑折・伊達とまた乗車客が乗り込んできて満員で福島に到着。昼間だとこの区間も701系に当たったりするのですが、快速なら大丈夫でしょう。

 ⑥福島17:24→19:25黒磯

 福島からはもろに夕方の帰宅時間帯に当たるのですが、4両編成の719系には何度か乗っているので、僅かな乗り換え時間であっても、とりあえず座れる場所はあります。
 719系になってようやく安堵。東北本線唯一のマシな電車にあたって黒磯まで。これも昼間だったら、郡山で乗り換えて、黒磯まで2両編成の激混み701系地獄になります。

 郡山駅での停車時間を利用して駅弁を買い、ついでに2番ホームにいた485系あいづをパチリ。国鉄特急色の貫録はやっぱり銀色の便器電車とは違います。

 ⑦黒磯19:31→20:21宇都宮

 交流区間にお別れをし、黒磯から直流区間に帰ってきましたが、もう211系1000番台は完全に置き換えられたのでしょうか? ことごとく205系ロングシート車が回ってきます。
 再びロングシート地獄ですが、この205系600番台はJR化後に造られた車両とはいえ設計は国鉄時代なので、座席が柔らかくて、おしりに優しい電車なのです。さすが国鉄! 205系のことをボロなんて言ってはいけません。
 でも所詮ロングはロング。40分間の沈黙のあと宇都宮で解放。

 ⑧宇都宮20:36→22:11上野

 いよいよ今回の東北本線地獄旅のアンカー(本物のアンカーは上野からの山手線231系ですが)実質この宇都宮線に乗ると旅が終わったという感があります。本当は東京からさらに夜行バスへ乗り継いで地元へ帰らなければならないのですが。
 宇都宮に着くと、すぐに上野行きの普通電車があるのですが、1本遅らせて快速電車に乗ります。大概空いているので、最後部15号車のクハに乗れば1ボックス占領で上野まで行けます。宇都宮駅でも駅弁屋が開いているので、この時間を利用して弁当を買ってもいいのですが、時間的に売り切れている場合もあるので注意。

 こうして2年ぶりに東京-青森間の地獄旅を行いましたが、701系のせいで本当に東北本線が苦痛になってしまいます。でも青春18きっぷや北海道東日本パスで移動する場合は、この路線を使うしか選択肢がありません。せめて花輪線経由で気動車に乗る程度。
 だから
東北本線大嫌い

なのです。
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久しぶりに食べるラーメン

2014-07-29 |  出撃 at 北海道地方
北海道遠征も28日が最終日、夜の急行はまなすで青森へ向かうので、出発前に腹ごしらえ。

実は私はあまりラーメンは食べない派。
中華料理店で天津飯や炒飯などとセットで食べたり、インスタントのカップラーメンをたまに食べることはありますが、わざわざラーメンだけを食べることはほぼ皆無に等しく、記憶にあるのは、2年ほど前にSLばんえつの時に喜多方の駅前でラーメン屋に入ったのが最後かも知れません。

せっかく札幌に来たのに夕食にラーメンって...
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北斗星に  乗りま~す

2014-07-25 |  出撃 at 北海道地方
1.初めての北斗星“寝台”に乗車
まずは東京まで出ないとね。

 偶然というか幸運にも進行方向向きの下段寝台が取れたので、北斗星に乗って北海道へ行くことにしました。
 東京までは在来線利用で行きましたが、途中で買い物に時間が掛かったので浜松→静岡は新幹線で跳び、静岡から例の静岡地獄でしたが、313系なのであまり苦にはなりません。


 いよいよ上野から寝台特急〔北斗星〕に乗ります。撮影では何度か上野駅に来ていますが、ここから寝台特急に乗るのは初めてです。
 何せ以前この北斗星に乗ったのは、函館から森までひと駅だけ乗っただけですから、実質今回が初めてなようなものです。
 

 私が乗るのは禁煙B寝台の1号車。編成の一番後ろになります。(青森→函館間は当然先頭車)
 さて、お腹も空いたので、取り敢えず弁当にします。ディナータイムといきたいところですが、寝台券を入手できたのが前日で、既に予約は締め切られてるので、パブタイム狙いとしたいですが、これがまた満員だという話を聞いていて、かなり心配です。


 22時30分 結局満員のまま空かず、パブタイムも味わえず。
 パブタイムは予約不要なのですが、実際は混んで押しかけるのを避けるため、先頭の11号車の客から順番に案内してゆくとの事でしたが、11~8号車の客まで案内したところで満員から解消ができず、後ろの車両の乗客へは案内が行われれず。
 ちっとも案内がないので、業を煮やして22時過ぎに一度食堂車へ行ってみたが、どうしても空かないとのことで、結局終了。後ろの車両に乗るときは要注意です。

2.ハプニングの予感
途中、一ノ関の手前で軌道変異(高温による変形)のため、線路を冷やす作業があり20分遅れ、その後上りの急行〔はまなす〕に先行させるため蟹田で10分程停車し30分遅れ、更に江差線内でも上りの列車待ちで10分程遅れが加わり、函館には40分遅れで着きました。
 この先、何もなければよいが…

3.食堂車堪能
 函館で割と乗客が降りたのですが、食堂車はやはり順番待ち。1時間程待ってようやく食堂へ案内され、十数年ぶりの食堂車での食事です。

 いやぁホント久しぶりの食堂車。ディナーではないですが、朝の北海道を走る食堂車で過ごす朝食タイムは最高ですね。
 これでカラッと晴れていたらとか、そんな贅沢は言えません。
 食堂のスタッフの方々も大忙しのようで、ほんとお疲れ様です。
 外はかすかに太陽が見えるかなという曇り空の中、要所要所に撮影者がいて、スター列車をカメラに納めています。普段の私の姿を今回は列車の中から見過ごします。


4.そして札幌到着
 列車は35分程遅れて無事札幌駅に到着。上野駅から遠路はるばる16時間45分の旅がおわりました。
 今日は残念ながら天気がこのあと雨模様なので沿線での撮影は出来ず。一応乗車券に記載の江別方面へ少し乗って、また札幌へ戻ろうと思ってカメラを仕舞おうとした瞬間、
 あっバッテリーと充電器がない!やばい!
 鞄の中をくまなく探しましたが見つかりません。北斗星は回送列車としてもう出て行っています。

 やっちゃったぁぁぁぁ

 札幌で途中下車ができない乗車券だったのですが、特別に改札を出してもらい、忘れ物センターへ、
 「先程到着した北斗星の中に忘れ物したかも知れない」と申し出ると、「列車が札幌運転所に着いて清掃に入るので、その時に探してみるので、号車や席番・充電器のメーカーや特徴、あなたの名前と連絡先を書くように」言われ、「探した結果をまた連絡するので待つように」言われました。
 果たして充電器はみつかるかな?

5.ようやく往路旅程が終了
 申告してから約1時間半ほどで電話が入り、
「充電器見つかりました。札幌運転所から最寄の手稲駅に、夕方か届くか明日の朝か現段階では分からないので、手稲駅に届いたらまた連絡します。」
 やったー、やっぱり列車の中に忘れてたのか、一応寝台周りは見たのだが、多分落としてベッドの下とかに入り込んでて気が付かなかったのかも知れません。

 雨が降るので駅間撮影もできず、札幌駅で17:12発の上り北斗星を撮影して、暫く待った17:40ごろ再び電話が入り、
「お探しの充電器、先程手稲駅に届いたので、いつでも取りに行ってもらって結構です。」
 そして手稲駅へ向かい、ようやく充電器&バッテリーと再会しました。

 これにて一件落着。
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北斗星 ようやく取れた

2014-07-24 |  出撃 at 北海道地方
 明日25(金)から今年2度目の北海道遠征へ行く予定ですが、今回は往路に寝台特急〔北斗星〕に乗るべく、6月25日に久々の10時打ちに挑んだのでしたが見事に撃沈。速攻終~了~。
 乗車日が夏休み中の週末とあってなかなかキャンセルが出なかったのですが、やはりというか、2日前の取消しが反映された今日になってサイババに禁煙Bネのみ "△" が付いたので、急いで駅へ向かいました。

 私 :明日25日の下り〔北斗星〕ありますか?
駅員氏:個室は空いてないけど、B寝に下段1枚、上段2枚ありますよ。
 私 :下段は偶数ですか?
駅員氏:そうですね。
 私 :じゃぁ下段1枚お願いします。
駅員氏:では発行します。〔北斗星〕はよく乗られるのですか?
 私 :いや、初めてです。(昔、函館から立席特急券で乗ったことがあるけど、寝台としては初めて)
駅員氏:もうなくなりますからね・・・

 小さな駅での話でしたが、こういった末端の駅、それもJR東海の駅で廃止話を聞くとは思いませんでした。1時間後に再度サイババを見てみると、また"×"になっていたので、私が買った後に残っていた上段2枚も売れたようです。
 こうして何とか〔北斗星〕の寝台券が取れたので、予定通り25日の晩に上野から乗車します。取れなかったら、また去年みたいに東北本線糞電車地獄旅になるところでした。
 でも帰りの列車が未定なので、帰路はまた地獄の東北本線経由になるかも知れません。
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梅雨のある北海道にやられて撮影撃沈

2014-06-25 |  出撃 at 北海道地方
 「北海道は梅雨がないから・・・」いや、そんなことはありません。
 蝦夷梅雨といって、内地とは少し違った仕組みで雨の日が続きます。また雨の時季も必ずしもこの時期ではなく、8月下旬とかにくる場合もあり、過去に2度8月に蝦夷梅雨に見舞われて撮影を棒に振った事がありました。
 6月は北海道の最も良い季節として人気があり、予約率の高い割にはレンタカーが割り増しされてない期間でもあるのでお得な時期でもあります。
 今回は、第2金曜日の13日から4泊5日で道南地方をブルトレメインで訪問としました。週間予報では13日、14日、15日、16日と17日はという予報でしたが、その後どんどんと予報が悪くなり、マークは北海道を去った18日以降になるという悲報。
 飛行機の予約が変更が出来ない早割切符だったので、数千円の手数料を払ってまで1週間遅らせるのもどうかと、もしそれで晴れなければ意味ないし、結局予定通りの飛行機に乗りました。

 6/13(金)

 過去2度の6月訪問では2度とも素晴らしい天候だったので、今回千歳に着いて「まぁ、こんな事もあるさ。予報通り日・月・火と天気が良くなればいいさ。」と思っていましたが、

 空港到着ロビー1階にある、JRの電光掲示板を見てガッカリ。「まだ室蘭本線止まったままかよ。」去年の夏に味わった悪夢を思い出しました。とにかく苫小牧-長万部間が全く動かないから、仕事などで移動の必要な人は大変です。
 とりあえず夕方のどさんこワイドを見ると「明日は朝からほぼ平常運転」と伝えていたので、今夜の夜行列車は全面運休なんで札幌近辺に居ても仕方が無いし。「いや、北斗星の上野-函館間運転があるから、江差線にでも行くか。」と、札幌から車を函館方面へ走らせました。

 6/14(土)
 今日は1日予報だし、下りの〔北斗星〕1本狙いとすることにしました。
 札幌から夜通し車を走らせて、朝3時半に知内駅跡にある道の駅に到着。北斗星の通過まで2時間ほどあるので仮眠しようとしましたが、なかなか寝れません。
 時間が来たので青函トンネル出口の撮影ポイントへ。ここは青函トンネルが開業した1988年と1991年の2回訪問しており、それ以来23年ぶりの訪問となります。

 小雨の降りしきる中、所定より5分程度遅れて〔北斗星〕がやってきました。雨に煙った中の撮影、それよりも風がけっこう吹いていてとにかく寒い。

 昔ここに来た時はこういった撮影用の展望台など無かったのですが、その後このように立てられたようで、撮影には便利になったものの、肝心の景色は、線路脇の木が伸びてしまい、編成が途中で分断される格好となります。
 またサイド狙いは電線に阻まれてできないので、今はあまり思った程は良くない撮影地となっています。そのため私以外は誰も来ていませんでした。
 〔北斗星〕撮影の後、車の中で4時間ほどぐっすり仮眠。

 朝起きても室蘭本線は以前不通のまま、「マジ?今日で丸3日動かないのかよ!」 と怒りが湧いてきますが、そんな中、函館-札幌間を山線回りの臨時特急を1往復運転すると情報が入り、いそいそと車を走らせることに。
 列車は札幌を朝出発し、函館に昼過ぎに到着、そのまま折り返して夜札幌に帰るというパターン。
 「やれるならもっと早く山線経由で北斗星含めて走らせろや。」と今更ながらですが、本当にやる気の無さを感じずにはおれません。
 上りの函館行臨時特急は、森付近で遭遇しましたが、雨が降る真っ暗な中だったので撮影もできず見送ることに。車をそのまま北へ走らせ、天気がまだ持ちこたえている山線内で撮影することに。

 羊蹄山は全く雲に隠れていたので、列車主体で狙うべく、昆布-ニセコ間の陸橋からの俯瞰撮影としました。天気予報どおりに、午後の3~6時だけ雨がやんでくれたので、雨に濡れずに撮れました。

 6/15(日)
 土曜日の夕方近くにようやく運転再開はしたものの、既に〔トワイライト〕の運休が決定しており、明日も〔北斗星〕の1本だけしかありません。しかも北へ行くほど天気が悪いので、また函館へ戻ることに。
 この日は結局、朝の下り〔北斗星〕を茂辺地付近で、その後も〔白鳥〕などを撮ったのみで、江差線沿線からほとんど動きませんでした。

 6/16(月)
 ようやく本格的に回復し、今日は下り〔カシオペア〕〔トワイライト〕〔北斗星〕と3本やってきます。何とか効率良く撮らないと。

 昨日に続いて茂辺地で滞泊。朝4時過ぎ、東の空から4日ぶりの太陽が。でも予報は時々なので、やっぱり心配。

 西側に虹が見えていて、西の方では雨が降ってる状況の中、〔カシオペア〕と〔トワイライト〕が通過していきました。
 やはり朝4時台で光量が少なく、おまけに西側で雨が降っているのが影響してか、かなりモヤった感じの写真になってしまいました。この場所は夏場は下草が伸びていて場所的には苦しい感じです。

 4時台の2本を撮った後は、定番の落部-野田生で〔北斗星〕を撮影すべく移動、残念ながら途中から雨降りになり、こちらも苦しい条件下での撮影となりました。ただ、この場所は晴れるとド逆光になるので、明るい曇天下で撮るのがベストな撮影地ではありますが。

 朝の寝台特急3本を撮った後は、室蘭方面へ移動。何か所かロケハンした後、最終的に決めたのが有珠‐長和間のS字付近。ここは航空写真から見た感じでは、海沿いの漁港みたいな所があったのですが、実際にに行ってみると、長和駅側からは立入禁止でゲートが設けられていおり、国道からごみ焼却場のある山へ入って小道を15分ほど歩いて抜けた場所にも立ちましたが、コンクリートの壁が景色を壊していたので、順当にサイドアングルでビデオパン撮影を兼ねた位置での撮影としました。

 なお直前乱入した望遠バカが踏切内の敷地に入って撮影しており、〔トワイライト〕通過直前に来た下り普通列車に思い切り汽笛を鳴らされていました。

 6/17(火)
 いよいよこれで今回の出撃最終日となりました。
 夜半から降り続いた強い雨に、またブルーな気持ちになりましたが、朝5時ごろには日がさしてきたので、「これは行けるかも!」と気分高揚です。

 6時台の普通列車の時は晴れていたのですが、残念ながら肝心の〔トワイライト〕の時にどんより曇ってしまい撃沈。このまま待っていても仕方がないので、移動することに。
 午後の撮影と車の返却を考えて、下りの〔北斗星〕は白老-社台間で撮るべく移動。

 今回の出撃で唯一線路脇望遠アングルで撮影。きれいに晴れたら牧場入れて撮るのですが、曇り+モヤだとこの程度の撮影が目一杯。このまま札幌近郊へ移動です。


 午後から時々雨という予報でしたが、予報に反して青空も出てきたので、島松-北広島間の直線築堤で上り〔トワイライト〕を撮影。やっぱり一番の獲物の時に限って曇ってしまいます。

 最後は札幌市内に戻って、豊平川を渡る〔北斗星〕を撮影。天気が良い日だと、このアングルだと完全逆光になるので、曇ったが幸いのアングルですが、待っている間にパラパラと雨が降り始め、小雨の中の撮影で今回の出撃を終えました。
 順光で1枚も撮れないという最悪に近い4泊5日の出撃でしたが、過去にも北海道では連日雨降りという憂き目にも逢っているので、何のその、また行ってやります。
 今回雨に祟られてまともな撮影ができず、これなら1週間遅らせた方が良かったと思いましたが、何とその翌週には江差線内での貨物列車脱線事故により、またまた夜行列車全面運休という羽目になったので、結局どっちもどっちという事ですな。7月にリベンジしようかな。

 【余 談】

 今回の出撃に使用した車は、初めての日産NOTE。
 車体が大きい割には座席が完全には倒れず、後席も角度固定という仕様のため、長期間ロケの使用では辛いものがあり、これならフルフラットになる軽自動車の方がマシだと思える代物でした。
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天気よ好転してくれ~

2014-06-13 |  出撃 at 北海道地方
 13日(金)からいよいよ北海道へ撮影旅行を計画していて、既に往復の航空券も購入済なのですが、先日来の雨の連続で予報も芳しくなく、かなりブルーな気分になっていました。
 ここへきて天気.jpでは、比較的強気の予想と変わり、室蘭方面には晴マークも少し出るようになりました(ウェザーニューズでは傘マークがあります)が、いつも強気の予報を出す天気.jpを信じて予定通り出撃したいと思います。
 一週間遅らせば、もう少し好転するのではとも思いましたが、意外と傘マークもあるので、手数料払って変更したわ、雨に降られたわでは意味が無いので、そのまま予定通り行くこととしました。
 道内での予定は、今のところトワイライト・北斗星・カシオペア撮影に徹するので、
 13(金)千歳着 →14(土)室蘭・15(日)長万部・16(月)函館・17(火)苫小牧 →夜千歳発
全て道南地区で、天候を見ながら場所を選ぶ形になります。
さらに、大雨の影響で室蘭本線の特急が全て運休の惨状。このため生中継は延期又は中止となります。
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悪天候の高い?代償

2013-07-29 |  出撃 at 北海道地方
 室蘭本線が終日運休となり、道南地方や本州と北海道を結ぶ鉄路は大混乱となりました。
 元々すでに気動車の相次ぐ出火トラブルで一部の列車が運休しているのに、そこへきて全面運休となれば大変です。

 学生や簡単に年休を追加出来る人の場合なら、よく台風シーズンなどに沖縄で足止めを食らって「会社もう2日休みま~す」なんて人もいるようだが、そうは安々と休みが取れないこともあります。
 と言って高い正規運賃払って飛行機で帰るのも辛いし。

 そこで色々と知恵を絞ります。

【条件】29日早朝に東京へ着くか、昼前後までに大阪~名古屋に着くのが条件。手持ちの指定券は28日の上りMLえちご。この列車に乗るには、函館11:19発の白鳥28号~青森14:01発の弘前行に乗って、弘前→秋田→酒田→村上→新潟で乗り継ぐのが当初の予定。

 ①まず札幌→函館間の高速バスを利用する方法(+4,200円)・・・1番早いバスでも函館着が白鳥28号が出た後に着くのでアウト。
 ②ならば、MLえちごは諦め、福島まで新幹線を利用、福島から在来線に乗換え東京最終着。(+17,570円)・・・しかも函館行き多くのバスが既に満席。
 ③札幌→函館を飛行機で移動して白鳥28号に乗る。(+18,000円)・・・既に本日分全便満席でアウト。
 ④東京・中部・大阪・神戸のいずれかの空港へ直接フライト・・・正規料金でしかも繁忙期なので3万円以上もする。
 ⑤札幌→青森・秋田まで飛行機利用・・・空席がある2便目だと間に合わない可能性。
 ⑥札幌→仙台まで飛行機利用・・・空席多数、スカイマークなら正規・繁忙期料金でも17,800円 これだ!

 列車ホテルになっていた6番線の721系のドアが開くまで1階の待合で待機し、スマホとバッテリーの充電。この日は特別に駅内のコンセントを携帯等充電で利用可能にしてくれました。普段は無断利用禁止ですが。


 6:33 札幌発のエアポートで新千歳空港へ、既にWEB上で決済・座席指定までしているので、空港へ着いたらそのままチェックインすればOK


 スカイマーク利用は初めて。チェックイン機で荷物タグまで自動で出てくるとはセルフを徹底してるね。


 機体は160人乗りクラスの737-800の模様。翼が揺れるのが見えるのであまり好きではない機体。


 8:00 定刻に千歳を出発します。翼のスペイドマークは何の意味?


 9:10 上空わずか56分、定刻にこちらも仙台へ到着しました。こちらは晴れています。昨日は宮城・福島近辺も大雨で列車止まってましたが。

 
 仙台空港には一度見ておきたかった大阪市バスの車体がまだ活躍していました。大震災のあとにいち早く岩手県の被災地に駆けつけたあとは、仙台空港で余生を過ごしています。
 このバスが動くのは、機体が搭乗口に直付けできない小さなプロペラ機を利用する場合に、9番搭乗口から乗客を機体の下まで運びます。


 空港で1時間ほど休憩して仙台へ。仙台空港アクセス鉄道に乗るのも初めて。名取まで3駅で400円とはこれいかに。


 仙台に到着。ちょうど仙台七夕祭りの前とあって、空港も駅も飾り付けが派手です。

 ここで仙台からどうやって帰るか。今夜のMLえちごの指定券は手元にあります。
 ①仙台→小牛田→新庄→余目→新潟 の気動車いっぱい乗れるルート
 ②仙台→山形→米沢→新潟 の快速〔べにばな〕に乗るルート
 ③仙台→郡山→会津若松→新潟 の磐越西線ルート
 この3つがありますが、昨日みたいに大雨が降ってまた運休になると、せっかく飛行機代出して仙台まで戻ってきたのにワヤになるので、この①・②ルートは捨てることにして、仙台13:03発の福島行の快速に乗りました。


 東福島で停車中のEH500機関車。前面窓がドロドロです。何があった?

 そして福島でまた必殺糞電車の701系に当たり、しかも2両で乗客多数とうんざりでしたが、金谷川から座れる方法を知っているので、金谷川から郡山までは座っていけました。

 
 郡山でさらに黒磯行はまた701系になるのですが、今福島から乗ってきた電車からの乗り継ぎ客でどうせ満員になって鬱陶しいので、1本遅らせることにしました。
 この時点でMLえちご指定券はまだ手の中。1番ホームにこのあと快速〔あいづライナー〕が入線してくるので、まだどうしようか迷っていましたが、国鉄色でない車両が来たのと、思った以上に乗客が並んでいる事もあり、しんどいからこのまま東京まで上ることにしました。

 MLえちごの指定券は途中の黒磯で払い戻しをし、夜行バス・MLながら共に満席なので、今夜はまた浦和で泊ることにしました。
 でもひょっとしたらということがあるので、もう少し黒磯駅でしばらく粘って券売機を何度か叩いたところ、MLながらに△印が出たので、押すとA席・C席に残席が出たため、迷わずA席をプッシュ! これでながらの席をゲット。画面を再押しするとまた×になっていたので、僅か1分ほどの間の出来事でした。払い戻し手数料320円は勿体無かったかな?


 こうしてMLながらに乗れて予定より数時間早く帰ってこれました。

 今回は天気予報が良い方向に外れてラッキーかと思っていたら、思わぬ災難と出費を課せられました。
 北海道&東日本パス+はまなす・白鳥の料金でせいぜい15,000円程度(東京発基準)だったのが、およそ倍の3万円近くかかってしまいました。この分は8月末の九州出撃で新幹線利用を控えて早めに鈍行で帰る事で少し穴埋めしなくちゃね。
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終日運休地獄&列車ホテル

2013-07-28 |  出撃 at 北海道地方
 道内2日目は午後から晴天になり、富良野のラベンダー畑を楽しんで旭川に戻り、711系を2本乗り継いで生中継を行う札幌駅まで戻ってました。
 生中継もほぼ無事に終えたのですが、中継中に室蘭本線が大雨の影響で運転見合わせになっているとの情報が入り、実は生中継の最中も運転情報のことばかり気になっていました。
 一部運転再開の情報も入ったので、大丈夫かも知れない、アメダスでも収束してる模様だからと、中継を終えると改札口へ行き、今夜の急行〔はまなす〕の運転について確認するも、「22時頃まで決まらない、運転する場合はそれから列車を仕立てるので、発車は遅れる。」と。
 取り敢えず決定待ちで、改札外の待合で待機。


 しかし残念ながら、21時25分にウヤが決定となり、列車ホテルを用意するとのこと。急いで夜行バスを探すも、夏休み最初の土曜日とあって元々満席で、空席などある訳がない。


 最終列車が出た後の0:13、6番線に721系が入線。函館駅で設けられた列車ホテルはスーパー白鳥用の789系なのでかなりの格差が。


 785系とか来てくれないかな?まぁ721系でもどちらでも良いように4号車の所で並ぶのが鉄則。


 私が寝た4号車の車内。時より作動するエアコンの音が車内に響きわたるほど静かで密閉空間、朝4時起床で1日歩き鉄で荷物抱えて15km程歩いたので疲れて爆睡です。


 一方こちらは隣の5号車の様子。充当されたのが721系の中でも新しい5000番台なので、デッキの仕切りは無いわ、ドア横はロングシートだわと、居住性では最低に近い。
 まさか冬場でもこんな編成を充当させるのか姿勢が疑われる。


 乗客には災害対策用の毛布が配られ、割と厚手の毛布だったので冷房が作動した時は助かりました。


 また朝5時になると駅弁業者とキオスクに手配されたおにぎりとお茶も配られ、この辺は旧来からの体制をしっかり守っているようですが、今は駅前にコンビニが2軒もあるので、札幌駅での食糧配布までしてくれる必要までもなさそうと感じます。


 この列車ホテルは朝5時半ごろまで利用ができ、その後は一旦車内の清掃のためドアを閉めて、6:33発の新千歳空港行快速エアポートとしてそのまま運用に入ります。


 さてどうやって帰ろうか?
 道内では函館で行なわれたGLAYの地元凱旋5万人ライブに道内各地から詰め掛けた人々が帰れず、函館市役所を開放するなどして泊めるなど対策に追われた事が話題になっていますいが、不通区間をバスで代行輸送するなどの策は取れなかったものだろうか? 数年前の山口の豪雨の時は岩国-徳山間がバス代行してたけどね。
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ふらの休暇

2013-07-27 |  出撃 at 北海道地方
道内2日目は富良野界隈で花や列車を撮影して夜に札幌へ戻り、今夜の急行〔はまなす〕に乗る予定。普通列車のみが移動手段なので、あまり奥へは行けないことや、北海道にもかかわらず基本的に駅から歩きのため、どうしても制約があります。

天気予報は曇り時々雨、降水確率60%とこれはもう諦めモード?の中朝4時起床、雨の中ネカフェから駅へ向います。

旭川5:47発の一番列車に乗ります。


途中の中富良野で下車して一旦ラベンダー畑で撮影した後、9時頃富良野に到着。富良野の夏の一大イベント~へそまつりは明日なので見られず。
富良野では、札幌からの臨時特急2本やノロッコなどを撮影。午前中は曇ってましたが、撮影地から駅へ戻ってくると中富良野方面が青空が広がっているので、13時過ぎの滝川行の列車には乗らずに再び中富良野へ向かうことにしました。


再び中富良野に来るとほぼ快晴に近い天気で、美しく咲く花々をカメラに収め、ノロッコ列車も撮影。


中富良野のラベンダー畑には何度か来ていますが、ちょうどいい時季になれば何度でも訪れたい場所です。
天然の花の香りをいながらにして味わえる、五感に訴える場所です。


中富良野駅からラベンダー畑へ向かう道路途中にある踏切にて。
いつ見てもいい風景です。


富良野から札幌までの帰路は、旭川経由で帰った方が早い場合があり、この時間帯も一旦旭川に出て、岩見沢行の普通電車に乗ります。この区間は勿論711系で、夕日を浴びながら軽やかに走る711系の旅を昨日に続き満喫しました。


そして岩見沢からは小樽行の区間快速〔いしかりライナー〕に乗るのですか、この列車も711系でしかも6連、小樽側には昨日乗った国鉄色編成が連結されており、再び堪能、このまま小樽まで行ってもいいのですか、生中継の予定があるので札幌で下車し見送りました。

天気予報の降水確率からして臨時特急やラベンダー畑の撮影は諦め、乗り鉄になるかなと思っていただけにラッキーな日でした。ここまでは。


そして、このあと大変なことに···
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やっぱり国鉄最高!

2013-07-26 |  出撃 at 北海道地方

昨日ほぼ丸一日かけて東北本線を糞電車で地獄の移動をしたのですが、青森からは国鉄14系客車がお出迎え。
久々に一夜の夜汽車の旅を楽しみました。


道内の天気予報は曇り時々雨、降水確率50%のやる気の出ない予報で、途中の苫小牧ではしっかり降ってたので、今日は撮影を諦めようかと思ってたら、札幌に着くと青空が広がっており、テンションも上がります。

しかしながら、かなりの強風が吹いており、風に流される曇で空知方面の撮影は中止し別の場所へ。
そんなこんなで今日は4ヶ所で撮影し、旭川へ向けて移動。


途中の岩見沢からは、朝撮った711系国鉄色が待機中、これに乗って滝川まで。滝川からは普通を待つとなかり遅くなるので別途乗車券·特急券を奮発してスーパーカムイで移動。


新しい特急も快適だけど、やっぱり旅はモケットボックスシートに限ります。
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常紋峠撮影地への林道コース

2012-09-26 |  出撃 at 北海道地方
 撮り鉄にとって一度は訪れたい北の聖地ともいえる常紋峠。
 先日の石北貨物出撃で3年ぶりに訪れた常紋峠150KPですが、前回は上りのSL撮影のため、下り貨物を狙う定番ポイントには行きませんでした。今回ようやく訪れることが出来ました。
 前回はすんなり着けたのですが、今回道を間違って大幅に時間ロスしたことや、撮影場所に来ていた他の人も「林道周りは知らないし恐いので、1時間かけて下から登って来た」ということで、意外と敬遠されているのかも知れません。
 私も前回の訪問時には、荒れた林道で下部をこすって駆動軸を傷めたことがあったので、今回は慎重に入りつつも、せっかくなので他の人にも分かりやすいように途中のポイントの写真を撮ってここに道順を記したいと思います。

 まず林道への入り口ですが、留辺蘂-西留辺蘂間の北見市役所支所付近の北側にある橋を渡ります。ここが林道コースへの入り口となります。
 ここから北へ進むと、右側に平屋建ての住宅団地が見えてきますが、そのまま北へ進むとほどなく舗装道路が終わり、40km/hぐらいで走れるダートとなります。
 次にこちらの地図を参照下さい。右クリックで新しいウィンドウで開くとよいでしょう)

 ダートを進むと左へ入る道が現れます(①地点) ここには「○○建設作業現場」なる看板があり、私有地への入り口っぽい感じがしたのですが、実はここが熊の沢林道への入り口です。今回間違って直進してしまい、途中でおかしいと気付いて、ここまで戻ってきました。なおこの場所まではドコモの電波は入ります。

 ①地点から木立に覆われた林道に入り、しばらくは上り坂と急カーブが続きます。2.5km程進むと「熊の沢林道」の看板が見えてきますが(②地点)、そのまま真っ直ぐ進みます。

 次に現れるのが大久保林道との分岐点(③地点)で、ここにも建設現場の看板があったので、それに従って進みます。
 ここから先が危険地帯で、以前私もこの先で車を傷めたのですが、路面の凹凸が激しい箇所があるため、下り坂ではローか2速で15km/h以下で走行して下さい。特に左右で段が出来ている場所で前軸付近をこするとFF車では走行不能になる場合があります。

 山を登るイメージが強いのですが、実際には何度もアップダウンがあります。
 上り坂では30km/hぐらいまで出してもいいですが、下り坂は細心の注意を。

 最後に「焼山林道」へ入る看板が見えてきます(④地点)ので、ここから左へ分岐して撮影地を目指します。5分ほど走った所に右カーブがあり、左手に車が置けそうなコーナーが見えたらそこが駐車地で、3~4台は停められます。


 ここに車を停めて、左手の熊笹に覆われた林の中に入って行きます。何人も通った跡があるのでそこを進むと林の切れ目から視界が開けてきます。

 小さな土の広場のようになっており、ここから下り列車撮影地点A印は右手へさらに草を掻き分けて数分、上り列車撮影地点へは、真っ直ぐ尾根を下る形で進むとB印の場所に着けます。
 広場から5分ほど草を掻き分けて進むと、夢にまで見た?あの風景が目の前に広がります。

 撮影場所は2段構成になっており、上段の方がよりスッキリ撮れますが、私は途中のロスタイムが祟って、時間ギリギリだったので、このまま下段から撮影しました。
 この草を掻き分ける時に刺のある草で腕に3ヶ所ほど小さな穴があいて血が滲んでいました。軍手・長袖は必須のほか、晴天続きでも夜露で草が濡れているので、ズボンがびしょ濡れになります。熊については出没多発警戒地域であるものの、幸い気配すらなく、無事に帰ってこれました。北海道警のHP
 西留辺蘂のローソンから出発して駐車地点までの道のりは9kmですが、徐行で走る箇所があるので車で約30分かかります。草を掻き分けて撮影場所まで15分。全行程45分ほどのコースです。

 くれぐれも事故のないように。あまり醜態をさらすと、林道自体が閉鎖される可能性も無きしもあらず。
 今回フィットのレンタカーで入りましたが、車底の低いセダンや軽乗用車は不可。ホイールベースが短い普通車か車底が高い貨物車であれば入れます。
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