![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/00/7319fa59c1f8ef050b748fd05c51b8a8.jpg)
桜が満開なので、桜狩りに。
根岸家長屋門は、熊谷市の南東端、旧大里町エリアの冑山にある、
江戸時代の豪農であった根岸家のお屋敷の一部を修復した建造物
(史跡) です。
国道407号から武蔵丘陵森林公園方面へ西進する交差点を逆に東進
すると、80mほどで左手に満開の桜が3本見えてきます。
その前面は広い駐車スペースになっていて、観光バスが10台や20台
も停まれるほどですが、この時は自家用車が1-2台だけでした。
この長屋門がそんな文化財だとは知らなかったので、桜だけ撮った
のですが、惜しいことをしました。
熊谷市立江南文化財センターによると (抄録)、長屋門とは江戸時代
における豪農や武家屋敷などの前面に置かれる門と居住空間を併せ
持った建物です。根岸家長屋門は建物全体の桁行13間、梁行3間と
いう規模で県内最大級を誇ります。建物の主材としてはケヤキ材を
多用しており、屋根の瓦葺きや建物の側面を覆う漆喰壁は極めて
技巧的です。
同センターの山下祐樹氏によると、「根岸家は系図によると桓武
平氏熊谷直実の子孫で、室町時代初期、足利尊氏に従い、比企郡
根岸郷(嵐山町根岸)を所領とし定住したことから、地名を苗字
にしたと言われている。」そうです。
根岸家は江戸時代の豪農として栄え、幕末期の当主友山は、16歳
にして家督を相続し、名主となって村政を行いました。そして自邸
内に「振武所」という剣術道場と「三餘堂」という寺子屋を開き、
国学者の寺門静軒を招き、子弟の教育に尽力しました。
尊王攘夷論者であった友山は、浪士組(後の新撰組)に一時参加
しましたが、隊の中の意見や主張の相違から途中で分かれ帰郷し、
その後は村政に尽力しました。
とのことです。
(埼玉県熊谷市冑山 2022年4月1日)
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これは左側の2本。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/a7/7af4866142bb68e6a2bfc4be79519a22.jpg)
これは右側の1本。大木です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/71/ec29bd30df54dd0dedb081dd30b70448.jpg)
花の様子。
根岸家長屋門は、熊谷市の南東端、旧大里町エリアの冑山にある、
江戸時代の豪農であった根岸家のお屋敷の一部を修復した建造物
(史跡) です。
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すると、80mほどで左手に満開の桜が3本見えてきます。
その前面は広い駐車スペースになっていて、観光バスが10台や20台
も停まれるほどですが、この時は自家用車が1-2台だけでした。
この長屋門がそんな文化財だとは知らなかったので、桜だけ撮った
のですが、惜しいことをしました。
熊谷市立江南文化財センターによると (抄録)、長屋門とは江戸時代
における豪農や武家屋敷などの前面に置かれる門と居住空間を併せ
持った建物です。根岸家長屋門は建物全体の桁行13間、梁行3間と
いう規模で県内最大級を誇ります。建物の主材としてはケヤキ材を
多用しており、屋根の瓦葺きや建物の側面を覆う漆喰壁は極めて
技巧的です。
同センターの山下祐樹氏によると、「根岸家は系図によると桓武
平氏熊谷直実の子孫で、室町時代初期、足利尊氏に従い、比企郡
根岸郷(嵐山町根岸)を所領とし定住したことから、地名を苗字
にしたと言われている。」そうです。
根岸家は江戸時代の豪農として栄え、幕末期の当主友山は、16歳
にして家督を相続し、名主となって村政を行いました。そして自邸
内に「振武所」という剣術道場と「三餘堂」という寺子屋を開き、
国学者の寺門静軒を招き、子弟の教育に尽力しました。
尊王攘夷論者であった友山は、浪士組(後の新撰組)に一時参加
しましたが、隊の中の意見や主張の相違から途中で分かれ帰郷し、
その後は村政に尽力しました。
とのことです。
(埼玉県熊谷市冑山 2022年4月1日)
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これは右側の1本。大木です。
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花の様子。
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