花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

重要な原種、日本の野イバラ

2023年08月11日 11時33分36秒 | ばら     
現在のばらの世界に房咲き性をもたらした日本原産の
バラ原種、ノイバラ / ロサ・ムルチフローラ 
Rosa multiflora (Species/Wild)。

小輪の純白一重、リンゴのような爽やかな香りがあり、
一季咲きです。(京成バラ園で11月に咲いているのを
見たことがありますが、まれな狂い咲きかも。)

現代ではトゲのない選抜種が流通しています。また丈夫
なのでバラ接ぎ木の台木として使われています。

ノイバラは、万葉集に詠まれている宇万良、茨 (うばら/
うまら) とされます。

「たのしい万葉集」より。
  4352: 道の辺の茨 (宇万良) のうれに延ほ豆の
      からまる君をはかれか行かむ

  (道端のいばらの先にからまる豆のツルのように、
    別れたくないと私に絡みつく妻、いとしい妻を
    振りほどいて、防人として出征していこう=rocky)

  (千葉県佐倉市 佐倉草笛の丘 2018年5月6日)
  (千葉県八千代市 京成バラ園 2010年11月20日)

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上3枚は 佐倉草笛の丘 2018年5月6日。

これは 京成バラ園 2010年11月20日。

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