花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

やわらかな花菖蒲、稚児化粧

2021年06月12日 08時51分00秒 | ピンク・うす紫の花 
白地に淡いピンクの筋ぼかしが入る花菖蒲、稚児化粧 
ちごげしょう。

肥後系の六英花です。いかにもか弱く、あえかな花色で
すね。花散歩道さんによると、 
作出者:世戸東次郎  作出年代:1930
ということです。

なお、国立国会図書館レファレンス共同データベースに、このような記事があります。
質問:
「稚児行列に参列する子どもの化粧の仕方を知りたい。特に鼻筋に白い線のようなものを引くのは、どのような意味があるのか。」
回答:
『日本を知る事典』p293「化粧」の項に、次のような記述がある。
「祭りの際に〈よりまし〉になる子供が必ずきれいに化粧するのも、それが神が降りたもう目印になるためでもあるが、またただの子供ではないことを表わす扮装でもある。」

「人間が生まれて最初の化粧は宮参りの時額につけるアヤッコ・ヤスコの類(紅・白粉・鍋墨などでx印・犬の字などを書く。神社のゴム印を押す所もあるように形は変化しているが)である。子供が川に遊びに行く時は必ず竈神・火の神・荒神の加護を受けている者という表示があれば、河童に引き入れられないと信じていたからで、町の祭りで山車をひく幼児が花笠をかぶりきれいに化粧してその上にさらに鼻筋だけ真白く塗るのなども同じことで、後者の方がみめうるわしくなっているだけのことである。」

稚児化粧にも意味があるのですね。
   (埼玉県さいたま市 染谷はなしょうぶ園 2021年6月11日)

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