明日はたなばたさまの会。子どもたちは自分の作った七夕飾りが部屋に飾られて嬉しそう。明日は持ち帰るとワクワクしている。
合奏やダンスもお家の方の前でするのを楽しみにしている。いつもと変わらぬ、たなばたさまの会前日。
けれど今年はちょっと違う。来週から大規模改修工事が始まるからだ。ホールは改修工事が終われば広くなるので、今の大きさのホールでするのは明日がラスト。
前任の今村先生の時代から、いやきっともっと前から幼稚園で「たなばた」はしていたと思う。でもやり方はどんどん変えていった。その時その時の子どもたち、先生たち、そして保護者会のみなさん。ふとした一言がヒントになって、変える。そんな繰り返しをしながら作り上げてきた行事の一つである。
なぜ「たなばた」の行事をするのか?それはどういう意味があるのだろう。製作をするのに意味があるのか。会の一つ一つのプログラムにも意味を求めて歴代の先生とはずいぶん議論した。星を製作するといっても、どれが年長さんにふさわしいのかなんて話し合ってきた。魚はどうだろう・・・。製作だけではなく、会の前後にどんな活動をするのがいいのかということも積み上げてつくってきた。
工事が終わって、ホールの大きさが変わると、やり方はまた少し変わるだろうな。このホールでのたなばたさまの会の集大成。
晴れて、たなばたさまの会の後に星空が見えるといいのだけれど・・・。