怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ドイツ化不足している

2017年02月23日 | カテゴリー分けするのに飽き
腹部と甲状腺のエコー検査を受けた。
ちなみに、どちらも保険適用。東京都の甲状腺エコー検査は保険が効かないと読んだが、本当だろうか。
いずれにしても、ここは窓口負担がほとんどない。月々の保険料も(所得によるが)日本とあまり変わらないことを考えると、日本では家庭の医療費は大変だな、とちらりと思う。あ、これはテーマじゃあないので突っ込まないでぇ~

検査室の掲示物。こういうのって、世界各国どこも同じなのだろうか。
製作して売り込む業者がどこでもいるってことだろうな。

この機器は残念ながらシーメンス社のだった。左隣の写りこんでいないコンピューターは富士通だった。うほほっ。富士通とは縁もゆかりもない私だが、日本企業ということで何気に嬉しい。
さて、右側に置かれている診察台に横たわるのだが、衛生を考えて、このような不織布、いや、紙製のシートの上に寝転がる。50センチごとにミシン目があって、一人の検査が終わると、その部分を切り取ってまた広げるようだ。
 
ちゃんとミシン目があるのに、どうしてこういう破き方になるのか、とても不思議だ。

その作業をするのはこの医院のスタッフだろう。時には医師もやるかもしれない。
忙しくてミシン目に沿ってゆっくり切り取る気持ちになれないのだろうな。
イラストが描かれてある赤いシートは靴が載る部分。靴のまま横たわるのは日本人の感覚にはあまりないだろう。

「上着を脱いで待っていてください」
上半身ブラジャーだけ姿でかなり長い間待たされた。誰もいないこの部屋でいろいろ観察した挙句、このシートをきちんとミシン目で切ることにした。
すがすがしい気分になった私はやはり、日本人!?
そんなに几帳面でも真面目でもない私なのに、どうして気になっちゃったのだろう。
まだまだ修行が足りないドイツ化なのかもしれない。