リーメンシュナイダーを歩く 

ドイツ後期ゴシックの彫刻家リーメンシュナイダーたちの作品を訪ねて歩いた記録をドイツの友人との交流を交えて書いていく。

97. お墓参りとクリスマスマルクト

2017年05月31日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅 No.53

     

            ヨハネスはここに眠っています 感謝のリースを捧げました


◆12月2日(金) ヨハネスのお墓参り 10474歩

  今日は何はともあれ早起きして8時41分の電車に乗ってローテンブルクに向かいます。というのも計算してみるとせっかくローテンブルクに行きながら聖ヤコブ教会を見る時間がとれないからでした。どっちみち二人は時差で早めに目が覚めることは織り込み済み。ですから6時半起床、朝食後8時のバスに乗るのです。
 今朝のバスは結構混んでいて、二人の切符を買う分乗車が遅れ、後ろ向きの席に座ることになりました。これで少々酔ってしまいました。列車には充分間に合いましたがなかなか出発しません。工事で遅れるとアナウンス。約20分遅れて出発しました。これではシュタイナハの乗り換えに間に合いません。10分ぐらいまでは待ち合わせてくれると知っていますが、さすがに無理でした。寒い朝。どうしたものかと思いましたが、駅前の雑貨屋さんが目にとまりました。ここで少々休憩するしかありません。二人は焦りもせずクッキーを買ってカプチーノを飲んでいます。


            慌てず、なるようになるという自然体の二人 確かに…


 結局ローテンブルク駅に着いたのは11時10分前でした。フリーデルには11時頃駅をタクシーで出ると伝えてありますから、ローテンブルクの町まで行って聖ヤコブ教会まで見に行く暇はありません。急いで予約してあったリースを受け取りに行き、ついでにトイレへ。タクシーは中年の運転手さんでちゃんと住所をナビに入れて難なく出発。前回の運転手さんは近くまで行ってから相当迷ったので地図を用意してあったのですが、使う必要もほとんどありませんでした。運転手さんは日本のフクシマに関心があるらしく、「日本は原発を何で止めないんだ」と私に質問してきます。私も原発に反対する多くの国民がいるのに政府が突き進んでいるのだとできる範囲で情況を説明。二人で盛り上がっている内にブッフ・アム・ヴァルトに着きました。

 そろそろこの辺かなとやはり多少迷う内に「ここだ!」と思う家があり、戻ってもらいました。でもフリーデルの池が庭にないのです。それで少し自信をなくしかけたところでフリーデルの姿が見えました。後で聞いたところでは庭のセンターポイントにあった池は一人ではとても面倒を見きれないのでつぶしたとのことでした。たくさんあったリンゴの木も大分切ったそうです。それでも家の中をきれいに整え、フリーデルの笑顔は昔のまま。奈々子を連れておいでと何度も言われていた約束をようやく果たすことができて嬉しく思いました。
  フリーデルは私たちのためにマウルタッシェン、シュペッツレなどの郷土料理を用意して待っていてくれました。十亀さんが頑張っておかわりするとフリーデルは嬉しそうでした。昼食後、雨が降っている中をフリーデルの運転でお墓参り。彼女の生家の奥に教会があり、ヨハネスはここの墓地(写真・トップ)に眠っているのです。私が持ってきたリースを捧げてメッセージカードを供えると、フリーデルは手にとって涙ぐみ、「このカードは持って帰るわ」とポケットに入れました。

 家に戻ると今度はケーキと美味しい珈琲です。私は何度このケーキをいただいたことでしょう。そして最後に写したのが下の写真です。


       

         楽しみにしていたフリーデルのお手製ケーキ                 私にとってフリーデルの笑顔が何よりのクリスマスプレゼントでした


 このあと、フリーデルがさっきの運転手さんにお願いしておいてくれたとおり、2時少し前にタクシーが来たのでフリーデルとお別れをしてクレークリンゲンに向かいました。今度の運転手さんは優しそうな女性です。帰りにも迎えに来てもらうようお願いすると快諾。帰りの足を確保することができてホッとしました。ルーフバスを呼ぶこともできなくはないのですが、いつも何かが起こるクレークリンゲン、今回は万難を排して夜のクリスマスマルクトに行きたかったからです。昨夜、クレークリンゲンのブルク牧師さんからメールが来ていて、「明日は会議で出かけるので会えませんが、あなたの帽子は受付に預けてありますからね。またツーリストインフォのヴェーバーさんがインタビューに行きますのでよろしく」とのことでした。

 ヘルゴット教会に着くとすぐにヴァーグナー夫人が奈々子が編んでくれた白い帽子を手渡してくれました。そしてヴェーバーさんが待ち構えていてインタビューが始まりました。しばらくお話しをするとお礼にワインをくださいました。

 その後、斜め向かいの指ぬき美術館に行きました。奈々子は一度来ているのですが、十亀さんが指ぬきを作ってみたいらしく、せっかくクレークリンゲンに行くのならと訪問希望が出たのです。ホームページで開館時間をチェックしていたにもかかわらず、行ってみるとしっかり鍵がかかり、中も暗いのです。よくよく見ると「開館日にもかかわらず開いていないときはこのベルを押してください」というメモがありました。そこでベルを3回ほど鳴らすと、「はいはい、今行きますよ」と館長さんがこちらに向かってやってきました。中は暖かくてホッとしました。小さな美術館なので見るのにそうは時間がかかりませんでしたが、奈々子と十亀さんは専門の漆の指ぬきを熱心に見ていました。その後、しばらく上のショップで時間を過ごし、タクシーが来てくれたのでローテンブルクに戻りました。

 町の中に入ると二人は城壁に登ってみたいとのこと。まだ明るかったので家々の様子も見られました。窓辺に飾られたクリスマスの灯りが西欧の雰囲気を醸し出しています。町の中心に行くと、午後は入れないはずの聖ヤコブ教会から人が出てくるのです。今日はクリスマスの時期で特別に夕方5時まで開いているとのこと。しかも無料。朝行くつもりが列車の遅れで行けなかったので、またしても天の助けです。こうして思いがけず聖血の祭壇とマリア祭壇というリーメンシュナイダー最高傑作の内2点を十亀さんに見てもらうことができました。
  その後はゆっくりとクリスマスの雰囲気を堪能しました。時差もあるでしょうにお墓参りにもつきあってもらって本当にお疲れ様。フリーデルの愛情たっぷりのご馳走とケーキで夜もあまりお腹が空きませんでした。以下、ローテンブルクのクリスマスマルクトや町の様子を載せておきます。


           



                   

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96. 家族と共に旅を再開

2017年05月30日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅 No.52


         奈々子と十亀さんを迎えにヴュルツブルク中央駅へ


 [パート4] 奈々子と十亀さんとの3人旅 
    ・ヨハネスのお墓参りをする
    ・主立った観光名所とクリスマスマルクトを見る
    ・ヨーラとヘルヴィックに金継ぎを教える
  ・フランクフルトの蚤の市を見る

 

◆12月1日(木) 二人、無事に到着!  6611歩

 8時過ぎにもう一度レーヴェに行き、昨日買い忘れた飲み物とお土産を買い、お土産はチビコロに詰め込みました。ちょうどその頃、シェドラーさんが3人目用の枕と毛布を持って来てくださいました。でも枕はただでさえ使わないものが余っているのでお返ししましたが。郵便局はどこにあるのか聞いてみたところ、歩いて行ける範囲でした。ただ、開局時間が午後2時半から6時までというので、奈々子たちから連絡のありそうな時間ですから落ち着きませんでした。
 それまではとにかく掃除、洗濯、料理などして気を紛らわせ、2時過ぎにチビコロを持って郵便局へ。女性の局員が箱がないとダメと言って裏から大きめのダンボール箱を持って来て入れてくれました。重さは6.5キロ。5キロを越えるとドイツではバーンと料金が跳ね上がり、59.99ユーロもかかってしまいました。痛い出費でしたが、この後の2週間弱の移動を考えるとやむを得ません。

 部屋に戻ると、奈々子から3時13分にフランクフルト空港に着いたとメールが入っていました。とりあえずホッとしました。あとは何時の列車に乗れるかです。それがわかったらペーターに連絡しなければなりません。彼が駅まで二人を迎えに来てくれるのです。明日訪ねるフリーデルには途中ではがきを出してはおきましたが、予定の確認電話をしました。「明日は待っているわ」と嬉しそうな声でした。その後、奈々子からメール、4時35分発ミュンヘン行きに乗るとのこと。ペーターに電話して6時にヴュルツブルク中央駅で待ち合わせることにしました。大きなトラブル無く二人がここまでやってこれたので、ようやく気持ちが落ち着きました。

  夕方5時18分のバスに乗って駅に着くと、まだ早いので明日のバイエルンチケットを買うことにしました。切符売り場に歩いて行く途中でぽんと肩を叩かれ、振り向くとペーターが暖かそうな上衣を着て立っています。ベンチで少し待っていてもらい、チケットを買ってからしばしおしゃべり。バスでアパートまで行ってもよかったのですが、ペーターとしては迎えに行けるのに行かないという選択はなかったようです。本当にありがたい友人です。
 列車は5分ほど遅れて到着、私はホームに上がって、ペーターは5番線ホーム下で待っていてくれたのですが、ほとんどの乗客が降りたのに二人が見当たりません。あわてて下に下りてみると奈々子の後ろ姿を見付けました。声をかけ、ペーターと急ぎかけつけると奈々子は約十年ぶりでしたが懐かしそうにハグ。十亀さんはアレルギーが出たらしくマスク姿でした。ドイツではマスクをかけている人が少ないので周りの人が彼の顔を不思議そうに見ては通り過ぎていきました。
 駅の近くまでペーターが車を回してくれて、小さめのトランク二つしっかりと納め、ゲルブルンのアパートへ出発です。駅からは一方通行の道が多いため遠回りになってしまったので、二人は随分遠いところにアパートがあると思ったようです。実際は休日など車で10分もかからないのですが、バスも市内を回って遠回りをするのでやはり2倍かかってしまうという距離にあります。
 アパート前で、4日の夕方来てもらう約束を確認してペーターはそのまま帰って行きました。お疲れ様でした。


 大家さんにちょっとご挨拶しようと思いましたが返事がなく、そのまま部屋へ。きれいな部屋だねと奈々子。十亀さんは早速荷物をほどいて日本から持ってきたお醤油瓶が割れてないかどうか確認していました。無事でホッとした顔。奈々子のトランクのお醤油も無事で、ヨーラへの一番のお土産はOKでした。ベッドが2つのロフトを奈々子と十亀さんに使ってもらおうと思っていましたが、彼は1階のソファーベッドが良いとのこと。私は今までのベッドを引き続き使うことになり、1階に下ろしていた荷物を引き上げました。夕食は簡単な炒めご飯に大根の煮付けとベーコンスープ。その後もう一度大屋さん宅に下りてご挨拶。何しろ同じ玄関を使う人間ですから顔合わせはしておきたかったのです。順番にシャワーを浴びて二人はベッドへ。私はキッチンでメールをチェックし、日本に二人の無事到着を知らせました。
 今までの気楽な生活よりはお互いに気を遣うことになりますが、心細さは一気に吹き飛び、明日からの旅が楽しみになりました。 

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95. 一人旅は今日で終わりです

2017年05月29日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅 No.51


        ラウダ駅前のバスターミナル


◆11月30日(水) 一人旅最終日  6908歩  

    ヴュルツブルク → ラウダ → オーバーバルバッハ経由 ラウダ・ケーニクスホーフェン → ヴュルツブルク

  今日はオーバーバルバッハの聖ゲオルグ教会の位置確認に出掛けました。以前ヴィリーに連れてきてもらったので、小さな村で周りにレストランも無さそうなことはわかっていました。最初はそれでも下車し、位置確認をしたら2時間後のバスを待って戻ってくるつもりでした。けれども昨夜の疲れで寒い中2時間待つ心身のゆとりがないと感じて、バスで通り過ぎるだけのズル作戦に切り替えました。9時前にアパートを出発、9時37分の列車に乗ってラウダへ。この駅のすぐ側にあるバスターミナルからラウダ・ケーニクスホーフェン行きのバスに乗りました。座席は左側が良いのか右側が良いのかわからず、空席の多かった左側に座りました。でもご存知の通り、ドイツは右側通行。バス停の文字が読めるのは右側だったのです。うっかりしていました。電光掲示板に表示が出ても一つずつ確実に動かしてくれない運転手さんだったので、どこでオーバーバルバッハが出てくるのかわかりにくくて困りました。近いなと思ったところで何とかカメラを構えて動画を撮りつつ回ったのですが、アパートに戻ってみたらピンぼけで使い物になりませんでした。もし次回、暖かい時期に来られたら、バスを2時間待っても大丈夫なようにしてもう一度来ます。


 1時頃ヴュルツブルクに戻ったのでせっかくだからクリスマスマルクトを見ていこうと思い立ちました。明日は奈々子と十亀さんがやってくる日です。近くのスーパーでは買えない品物もここで買っておいた方がいいと考えたのです。何しろ4日後にはペーターとイングリッドを招いての寿司パーティーが控えていますから。
 一人旅で小さな村をいろいろ回りましたが、ヴュルツブルクのクリスマスマルクトはさすがに一番の賑わいでした。マルクトで可愛いホルン吹きの天使を見付け、チューバを吹いている友だちに買いました。ホットドッグも食べたけど、しょっぱくて喉が渇きます。スーパーで大根、小さなキュウリ、リンゴなどを買い、アパートに戻ってからもう一度レーヴェに行ってサーモン、イクラ、海老、ベーコンなどを買い込みました。明日は買い物でも活躍したチビコロを、今まで溜まった資料などを詰め込んで送ってしまうつもりです。私には大きいトランクとチビコロはとても同時に持ちきれませんから。


         マリエンカペレの周りも華やいでいました

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94. 念願のアムステルダムへ

2017年05月28日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅 No.50


          アムステルダム国立美術館


  ◆11月29日(火) 念願の「受胎告知」 8050歩

  今日は一人旅で一番の遠出でした。ヴュルツブルクからアムステルダムまで往復するのです。帰りは夜10時3分の予定で、大家さんにこの日は遅くなるから心配しないでくださいと伝えました。すると、駅まで迎えに来てくれるというのです。有り難い申し出でした。
 外は真冬の寒さ。7時過ぎに部屋を出て7時19分のバスに乗ったのですが、子どもがたくさん乗っていて乗り降りに時間がかかるということがわかり、列車に間に合うかどうかとハラハラしました。列車は7時55分予定で、今日は全席予約しています。ヴュルツブルク中央駅には7時45分に到着。ホームまで走れば5分ぐらいなので間に合ったと感謝。でも電子掲示板を見てガックリでした。列車が約10分遅れているのです。フランクフルトの乗り換えが25分ですから今度はそちらが心配。結局この特急列車は6分遅れで来たのでフランクフルトで無事乗り換えられました。この特急は時間通りに出発してアムステルダムにも予定の時間に着きました。



              

                          アムステルダム中央駅 

         

             

                  トラムの降車口 黒い突起部分に右の写真のチケットを当てて乗り降りしました


 アムステルダム中央駅で列車を降りたらびっくりでした。日本のような改札があって、みんな何かカードをタッチしては出ていきます。2012年に来たときはこんなの無かったと思うのですが…。私はタッチできる切符が無いので、一応チケットを当ててみたけれども赤いサインがつくばかり。駅の人も見当たらずに困っていると、子ども連れのおじさんが「何もしなくても出られますよ」と教えてくれました。なぁんだ。でもそんなこと旅行者には分かりにくいですから、せめて何か書いておいてくれたらいいのにと思いました。
 駅前にトラムの切符売り場があったはずですが見当たらず、ビッシリとトラムが並んでいます。ネットで調べたときに2番と5番のトラムで行けるとあったので、なんとか2番に乗り込みました。国立博物館に着いたのはちょうど午後2時。
 お目当ては中世の彫刻の部屋です。リーメンシュナイダー作の「受胎告知」をようやく見ることができるのでワクワクしていました。これが見たくて2012年に来た時は館内の改修工事で展示されていなかったのです。小さいけれども珠玉の作品でした。



              

          トラムの中から写した運河 アムステルダムならではの景色     このポストも素敵


  この作品を見ることが目的でアムステルダムに来て、あとは帰るばかり。駅で少しはチーズでも買えたらと思っていたのですが、構内には簡単なキオスクのような売店があるだけでした。列車は時間通りに出発し、乗り換えのデューイスブルクには午後6時38分頃到着。乗り換え時間が20分はあったのでその点は安心だったのですが寒い。体が冷えてトイレに行く回数は増えそうです。今日4本目の特級列車は7分遅れで午後7時過ぎに到着。これに乗れたので、あとは終点のヴュルツブルクまで行くだけです。ホッとして通路でシェドラーさんに電話を入れるとお連れ合いが出て、明るい声で10時過ぎに駅に来てくださるとのこと。今日の遠出も無事終わるかなと一息つきました。
 ところがそうはいかないのがドイツ鉄道! 途中どこだかわからない真っ暗な場所でストップし、ちっとも動かなくなってしまったのです。この列車はフランクフルト空港にも回るはずで飛行機に乗る人たちはみんなどれだけ心配したことでしょう。40分ほどストップしている間にアナウンスは1~2回。早口のドイツ語でモニョモニョ言うばかりで私にはよく聞き取れませんでした。ようやく動き出して着いたのはケルン・メッセ駅でした。ここで交替した車掌さんは英語の早口で話してくれたのですが、聴き取れたのは誰かが線路内に入って軍隊が出動したとか…? いずれにしてもシェドラーさんを駅で無用に待たせるわけにはいかないので、「タクシーで帰りますからご心配なく」とお迎えをお断りしました。これで時間の遅れも気にしないで済みます。あとは野となれ山となれ。フランクフルト中央駅でもしばらく停まり、結局11時頃にヴュルツブルクに戻ってきました。1時間に1本のゲルブルン行きのバスがあるのですが、走れば間に合いそう! バス停には何人かの乗客が並んで待っているのでホッとしました。直ぐにバスが到着。アパートに戻ったのは11時40分頃でした。長~い長~い一日でした。

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93. 運転手さん、ありがとう!

2017年05月27日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅 No.49


                  

        ライオン橋のライオン  


◆11月28日(月) 今回も天の助け 11272歩

  今日はレッティンゲンまで往復します。ここも自分の足で歩いておきたかった場所ですが、バス便がやはり少なくてちょっと心配。出発は11時10分と遅めだったので、天気のよいこの日、少しヴュルツブルクの町を撮影しようと早めのバスで部屋を出ました。以前箭本さんが写したかったけどもやがかかってダメだったというライオン橋に行って見ました。ここはトラムの線路が走っていて、ちょうどよい場所で写すのが難しく、上(下も)のようになりました。


               


 クリスマスマルクトも始まり、ヒュッテ(小屋)がたくさん並んでいました。3人旅の始めには駅前通りが工事中で歩きにくかったのですが、今はすっかりきれいになって町もクリスマスの顔をしています。
  列車はヴュルツブルクを11時10分に出てラウダで乗り換え、ヴァイカースハイム駅に12時52分到着。バスは12時58分、ギリギリセーフでした。レッティンゲンもヴィリーが車で連れて行ってくれたところなので確かめたかったのですが、マルクトプラッツはクリスマスの時期には入れないそうです。道路端の停留所から歩いてすぐだよと聞いたので行けるだろうと思って下車しました。

 何とか方向もわかり、町に入ると小さなマルクトがあるのですが、閑散として人っ子一人いません。ただ、手前にカフェが一軒あって電気がついていたので、万が一の場合はタクシーの電話を教えてもらって帰れるとホッとしました。教会も無人。寂しい町でした。一応バス停まで戻ってみましたが時刻表がなく、帰りのバスの時間が確認できません。インターネットで調べた限りではそろそろ来るはずなので、少し待ってみることにしました。しばらくすると、さっきのバスが来て、運転手さんが「こっちこっち」と手招きしてくれました。急いで道路を横切って乗り込むことができましたが、知らない運転手さんだったら反対側のバスを待っているのだろうと通り過ぎてしまったかもしれません。今回も天の助けでした。 


            

          人気のないマルクトの奥にある教区教会        帰りのヴァイカース駅前で見付けたタクシーの案内 

                                         これを最初に写しておくゆとりがあればよかったのですね


 ヴァイカースハイム駅では列車が遅れて40分待ち。寒いのでホッカイロを入れて暖を取りましたが体が冷えました。乗り換えができるかどうか、車掌さんに聞いてみたらあちらの電車も10分遅れているから間に合うでしょうという返事。その言葉通りに乗り換えができましたが喜んで良いのかどうか。小さな車両の部屋が一番暖かかったのでそこに陣取って帰ってきました。

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92. お寿司の試作

2017年05月26日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅 No.48  

      更にクリスマスカラーに彩られて    部屋の前の廊下です


◆11月26日(土) 無収穫のマインツ  10987歩

  今日はマインツへ少々遠出。以前ゾフィーと一緒に歩いたので地理が頭に入っていなかったこと、ドーム内部が暗いためにリーメンシュナイダーの弟子の作品でよい画像がなく、晃一さんがくださった画像を使わせていただいていることから、もう一度自分の足でドームへの道を確かめて、できれば撮影もしてきたいと思っていたのでした。しかし、マインツは地図を片手に歩き出したにもかかわらず、じきに迷子になってしまいました。ドームは何とコンサートのリハーサル中で、その前の柱にある墓碑を写すこともままならず、すごすごと帰ってきました。
 帰りは大丈夫と思ったのに帰りも別の道に迷い込んで、一体何のために来たのだったか…。


  マインツ大聖堂   堂内ではコンサートのリハーサル 


 一昨日の夜、ウンターエーベルスバッハの教会事務所にメールを書いたのですが、未だ返信がありません。もう一度メールしてみました。できればここに居る間にもう一度行ってみたいと思っているからです。(でも結局この後も返信はなく、あきらめました。)



  ◆11月27日(日) お寿司の試作 万歩計付けず 0歩

  ゲルブルンに泊まって初めての完全在室日。一人旅も残りわずか。ゲルブルン最後の日はペーターとイングリッドにこの部屋でお寿司をご馳走する予定なので、こちらの食材でお寿司がどの程度できるものか試作です。一番気がかりなのがお酢です。日本の酢のようなものがスーパーではなく、酢のエッセンスが大きな瓶でドンと置いてあるばかり。仕方がなくこれを買ってどの程度薄めたらよいのか試してみたところ、約2倍で使えそうだとわかりました。キュウリと卵焼きとアボガドの細巻き、ツナ缶やイクラの軍艦、サーモン、サラミ、海老の握りとメニューを考えてスーパーのスシライスで炊いてみました。まぁまぁのできですが、海苔をケチっているのでパンクしました。本番は12月4日です。先日のケーキのお礼で大家さんにも持っていくと喜んでもらえたようでした。私一人で食べきれなかったので助かりました。

 写真左から:アドヴェントリースの蝋燭に1本目の火を付けました。部屋の入り口の様子(かすかにヴュルツブルクで買ったブーツが写っています)と、共用部分の廊下です。廊下の左側が私の部屋、右側に洗濯機や乾燥機、ゴミ置き場などがあります。突き当たりのドアがお隣さんの入り口。6人まで泊まれるゴージャスな部屋ですが、コツコツ婦人は一人でここに住んでいました。


         

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91. 落ち穂拾いの落ち穂拾い

2017年05月25日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅 No.47

 

               大家さんご夫妻からいただきました

   

◆11月25日(金) 再び落ち穂拾い  8368歩  

   ヴュルツブルク → グロースラングハイム → ヴュルツブルク → アイジンゲン → ヴュルツブルク

  今回の一人旅は落ち穂拾いが目的でしたが、その中でまた落ち穂が出てしまい、今日はもう一度グロースラングハイムへ行くことにしました。アバウトな画像しかなかったところを写してきたはずなのに、アパートに戻って確かめたらそれをちゃんと写せていなかったのでした。悔しい…。でも日本から出直すのとヴュルツブルクから出直すのとどっちが楽かと考えたら絶対後者です。ゆっくり休む日も入れておきたかったけど、今日はバスで出かけました。

 グロースラングハイムのアントニウスカペレは、すぐ側のお店に声をかけて鍵を開けてもらうのですが、前回来たときには人がいたのですぐにお願いできました。今回はどこも閉まっていて人影がありません。図々しく、突き当たりの家の呼び鈴を鳴らしてみました。するとこの前のおじさまが出てきて再び鍵を開けてくれました。前回は内部が暗かったので画像もいま一つだったのですが、入り口の電気を付けてくれたので大分楽になりました。この前写し損ねた祭壇から丁寧に撮影開始。もう落ち穂拾いは無しだぞと自分に言い聞かせながら。

 

      祭壇の細部をきちんと写せていなかったのです


  帰りがけにこれだけで帰るのはもったいないと思い、ヴュルツブルクに戻ってから再びバスでアイジンゲンに行ってみました。ここも以前ペーターに連れて行ってもらったときに、高い天井から下げられている磔刑像がうまく写せていなかったのです。その後一度自分で来たときには鍵が開いていなくて断念。今日は開いていなかったら電話をかけてみようと思いながら行きましたが、幸運なことに何と鍵が開いていたのです。ゆっくり望遠レンズで磔刑像を撮影させてもらいました。昨日はしんどい思いをしたけれど、お天気がよくて助かったし、今日は曇り空で寒かったけど、訪ねた教会は開いていました。私のシュッツエンゲルに大いに助けられています。

 

       アイジンゲンの聖ニコラウス教会   リーメンシュナイダー自身の手になる磔刑像です

 

  夕方、アパートに帰って夕食の準備をしていると部屋のドアがノックされました。開けてみると大屋さんご夫妻がアドヴェントリースとケーキを持ってきてくださったのでした(写真・トップ)。ドイツのクリスマスを待ち焦がれて祝う習慣はこういうものなんですね。27日の日曜日に1本目の蝋燭を点すのだそうです。そういえば今朝は自作のアドヴェントリースを持って混んだバスに乗ってきた人がいましたっけ。

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90. 優しい家族

2017年05月24日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅 No.46


 一生忘れられない体験をしたバス停    ベンチの上の黒い物は私のリュックとチビコロです


◆11月24日(木) もう泣きそう…  6592歩    

 今日はある意味一番楽しみな教会訪問でもありました。リーメンシュナイダーの手になる作品で小さな天使像がウンターエーベルスバッハという町にあるというのです。以前から気にはなっていたものの、写真を見るとあまりリーメンシュナイダーの作風が感じられません。でもきちんと見てみないことには簡単に判断を下すわけにはいかないと思って機会を待っていたのでした。ヴュルツブルクを10時1分に列車で出てから北上してバート・ノイシュタット駅まで直行ですが、10時46分に着いてから約1時間バスを待たなければなりません。この駅にはトイレもなく、近くにカフェーも見当たらないのです。幸いなことにお天気はよく暖かかったので、外で待つことは苦になりませんでしたが。

 バスが走り出してから17分で(12時7分)順調にウンターエーベルスバッハに着きました。でもあらかじめ調べていた地図と大違い。地図に依れば比較的大きな町の中心にマルクト広場があってその近くにマリア教会があるはず。レストランもあるし、何とかお昼もトイレも賄える予定だったのですが、何と小さな静かな村でしょう! 一体何を間違えたものか。その小さな村の入り口に確かに小さな教会がありました。念のためバスを降りてその教会まで戻ってみると、ドアは閉まり、トイレもあるけど鍵がかかり、近くに誰もいません。


この一番奥が教会です   近くに行けば美しいマリア像が… 


 教会のホームページに書かれていた事務所に電話を入れてみたところ、「あなたの言っていることがわかりません」とガチャン。悲しくなりました。バス停はトップ写真のようにきれいなところですが、近くの家は静かで人気もなく、町を通る人もいないのです。次第にトイレに行きたくなってきました。帰りのバスは13時31分か41分にはバート・ノイシュタット行きが来るはずです。多分どちらかはスクールバスなのでしょう。



       バス停前の様子 とっても静かです 


 この頃、ぽつりぽつりと人影が現れ、皆教会の方向に歩いて行きます。次第に人も増えて、何かあるのかと思ったら一人の男性が目の前の掲示板を見て、またもや教会の方向へ。私も掲示板を見てみたら、今日の午後お葬式が入っていたのでした。今なら教会に入れるのになぁと思いましたが、あまりにもそれは失礼だと思い、日を改めてまた来ようと思い直しました。しかし午後2時を過ぎてもまだバスが来ないのです。次第にトイレには行きたくなるし、どうしよう、近くの家のベルを片っ端から鳴らしてトイレを貸してくださいと言ってみようかと案じているところに、バス停横の家から一人の女性が出てきました。人がいたんだ! 彼女は私に向かって歩いてきます。そして、にこやかに、
「あなたはずっと長い時間バスを待っているようですけれども何かお手伝いできることはありますか?」
と声をかけてくれたのです。もう泣きそうになりました。「お手洗いを貸していただけませんか?」というと、どうぞどうぞと笑顔でいってくれたので、本当にありがたく思いました。

 トイレから出ると、「夫が町に出る用事があるから駅までお送りしますよ」というのです。まだ若い夫妻でお連れ合いはちょっと見にはヤンキーのような感じ。でも、黙々と運転する彼に少しずつ話しかけてみたところ、教会の天使像を町の誇りだと思っているとのこと。後ろの席に乗った男の子も何だかのんびりした口調であれこれお父さんに話しかけています。見かけよりずっと親切な人たちだとわかりました。バート・ノイシュタット駅で降りたときにお礼の手紙を送りたいからと住所を書いてもらいました。帰国してからお礼の手紙とささやかなクリスマスプレゼントを贈りました。ウンターエーベルスバッハでは作品も見られず、バスは来なかったけど、優しい家族に出会えて心から感謝しています。

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89. ガンブルクの住人とおしゃべり

2017年05月23日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅 No.45



        

                            クリスマスが近づいたヴュルツブルクのスナップ


◆11月23日(水) ガンブルク駅で 12111歩   ヴュルツブルク → ガンブルク → バート・メルゲントハイム → ヴュルツブルク
 

 今日はガンブルクまで往復、ついでにバート・メルゲントハイムの地図との突き合わせをしてきます。歩いては行けるのに地図を見るとどこなのかがわからないというマリア教会があるのです。不思議です。


     

     ヴェルバッハのガンブルクはタウバー川沿いに位置し、ここの聖マルティン教会にはリーメンシュナイダー工房かと言われるガンブルクのマドンナがあります。


 ガンブルクは小さな無人駅でした。帰りにちょっと待ち時間があったので暇に任せて盲人用ブロックを辿って数えていたら、端っこまでいったときに同年代の女性から挨拶されました。ブロックは340個ぐらいあったのですが、反対側の端っこが突然切れてなくなっており(下の写真)、ドイツ特有の改札口もないホームから野っ原へ出てその先に停まっている大きなトラックにぶつかりはしないかと心配になったのでした。この人なつこそうな女性にその件を伝えて、何とかした方が良いのではないかと話しました。それがきっかけで彼女としばしおしゃべり。彼女はフィリピンから1979年にこちらに来て子ども3人と孫も居るのだそうです。10人兄妹の内4人が亡くなり、1人はアメリカ、3人はフィリピン、彼女ともう1人はドイツに住んでいるといいます。国際的な家族ですね。当初ドイツ人は静かでつまらないと思ったそうですが、今はフィリピンの家族に会うとうるさくてかなわないと笑っていました。一人旅も、こんな出会いで随分楽しくなるものです。


      このガンブルク駅の盲人用ブロックが左に折れた先は野原で大きな捨て置かれたようなトラックが停まっている。


 懸案のバート・メルゲントハイム。何とか辿って要所要所で写真を写してきました。帰国後、グーグルで確かめたところ、ようやくこれがマリア教会だと地図の上で特定することができました。

     

                 途中のマルクト広場を通り過ぎ、その奥左手に見えてくるのがマリア教会でした。解決!

※ このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015 Midori FUKUDA

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88. 今日もハラハラドキドキ

2017年05月22日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅 No.44       

           

      ここはヴェトリンゲンのバス停の中です。普通はたばこやゴミが多いバス停も、子どもたちの絵の効果か割ときれいでした。


◆11月22日(火) 今日もハラハラ  5929歩 ヴュルツブルク → ローテンブルク → ヴェトリンゲン → ローテンブルク → ヴュルツブルク

 今日はローテンブルク経由でヴェトリンゲンの教会に出かけます。途中のシュタイナハには10分遅れで着きましたが、ちゃんと乗り換えを待ってくれていました。ローテンブルクには10時50分着。
 ここからがまだ乗ったことのないバスルートで少々心配。駅で10時57分のバスに乗り、一度乗り換えてヴェトリンゲンまで行けるかどうか聞いたのですが、大丈夫とのこと。このバスはとても時間がかかったのですが、何とあのローテンブルクの城壁内をぐるっと回るのに驚きました。運転手さんは狭い道をギリギリで走りながらお客さんと陽気におしゃべりしているのです。その運転技術には感嘆しました。一度トンネルをくぐった先で大きなトラックと出合ってしまい、仕方なくギリギリのトンネルをバスが道を譲ってバック。大きなトラックが通り過ぎてからようやくトンネルを通り過ぎ、郊外に出ました。


 乗り換えのシュール・ツェントルムに着きました。何だかうら寂しい停留所で私の他にバスを待つ人もなく、どのバス停でヴェトリンゲンまで行けるのか見つからないのです。こんな時は生きた人間に聞くしかない! 次に来たバスの運転手さんをとっつかまえて「ヴェトリンゲンに行けるバスが来ないのですが」と必死に聞いたところ、隣に来たバスを止めて、「君のバスはヴェトリンゲンに行くよな?」と確認してくれました。スクールバスだったようです。急ぎそちらのバスに飛び乗って、ようやくヴェトリンゲンへ。ここにはヨハネスとヴィリーに車で連れてきてもらっていたのですが、バスならどう来られるのか確かめてみたかったのです。でも危険な実験となりました。運良く時刻表にはなかったバスに拾ってもらえたけど、そうでなかったらあそこからどうやって帰ったらよいのか、相当厳しい状況でした。皆さまにはお勧めできません。このうら寂しいバス停の写真を後で探したのですが、見つかりませんでした。考えてみたら、あまりの不安に写真を撮るゆとりもなかったのでしょう。


 教会は開いていませんでしたが、リーメンシュナイダーの弟子と言われるハンス・ボイシャーの祭壇写真は既に撮りためてあったので近くを写し、帰りのバス(これは時刻表通りに来ましたけれど)に乗ってローテンブルクまで戻りました。本当は途中のインジンゲンにも寄りたかったのですが、インターネットで調べておいても余程大きなルートの幹線バスでないと当てにならないことが身に染みましたので、今日は通り過ぎるだけにしておきました。


           

       ヴェトリンゲンの聖ペテロ・パウロ教会              バス停の外観 これだけ広々したバス停も珍しい


  ローテンブルクのショッピングセンターで花屋さんに寄り、12月2日のヨハネスのお墓に供える花束を予約しておきました。花束といってもハート型のアレンジでリースのようなものですが、ヨハネスが最後に会ったときに着ていたのと同じ紫色の花を供えたかったので、これで良しとしました。

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87. 今日の目的地は一つだけ

2017年05月21日 | 旅行

 

2016年・ドイツ14回目の旅 No.43


             歩いていて気持ちが爽やかになりました

                       

◆11月21日(月) シュッツエンゲル 10170歩 ヴュルツブルク → アルンシュタイン → ヴュルツブルク
 

 今日はゆっくりの出発。しかも晴天。早めのバスに乗って、途中の哲学学校前で下車し、丘の向こうに見えるマインフランケン博物館を写してみました。でもやっぱり私が持っている程度の望遠レンズではなかなか良い写真は写せませんでした。再びバスに乗り、町の中央で下車。多分何十回か来ているのに、ここは歩く度に迷子になる場所です。今日はアルンシュタインという町に行くのですが、往復のバスが本当にあるのか不安だったのでWVV(バス事務所)で確認したかったのです。受付嬢は、今日のアルンシュタイン往復のバスは私のメモで大丈夫、往復チケットがバスで買えると教えてくれたのでホッとして出かけました。

 アルンシュタインはヴィリーが車で連れて行ってくれたところで、結構車でも教会を探し回ったのでした。歩いて行ったらどうなるか、確かめておきたかったのです。バス停で下りて地図を見ても方向がよくわかりません。近くのお土産屋さんに入ったら、お店の女性がわざわざ外まで出てきて小道を指さし、まっすぐいって小川を渡ったら右に行くと教会が見えるからと教えてくれました。この小川のほとりはとても気持の良い散歩道のようで気分が爽やかになりました。

 帰り道、お店によってお礼を言い、可愛らしいシュッツエンゲル(守護天使)があったので二人の孫に買いました。こんな優しい人のお店で売られている可愛い天使なら、きっと孫たちを守ってくれそうな気がしたのです。


          

              巡礼教会マリア・ゾントハイム                         教会内にはこのような美しい墓碑がいくつも並んでいます                        



                                  

                                           バス停側の親切なお店は、この左手の奥に見えます。


  バス停に戻り、時刻表にはあったヴュルツブルク行きの13時16分発のバスが電子掲示板には書かれていないのに気が付いて動転しました。これが心配で朝わざわざWVVまで行って聞いたのに…と思っているところへ若い男女がやってきました。「どこまで行くんですか?」と聞くと「ヴュルツブルクですよ」「でもあの掲示板にはヴュルツブルク行きがないんですけど」「いつもそうさ。でもちゃんと来ますよ」というので地元の人の言うことなら確かだろうとホッとしました。しばらくして来たバスはスクールバスだったのです。一般の人も乗れるのですが、ほぼ満席。唯一空いていたさっきのお兄さん(彼女は見送りだったようです)の隣に座ったらたばこ臭くて参りましたが。小学生の男子はほとんどスマホを見るか、ごくわずか宿題をやっていました。女の子はゲラゲラ笑いながら小突き合ったり大きな声でしゃべったり。あまり気持の良い姿ではありませんでした。


 部屋に戻って洗濯をしに共用洗濯機まで行くと既に動いていました。隣の部屋用の下駄箱は空でした。声の大きな夫婦は出たようです。廊下をコツコツと歩く靴音が聞こえたので大家さんかと思って出てみると見たことのない婦人が一人。軽く挨拶して部屋に引っ込みましたが気むずかしそうな方でした。洗濯機の音が止まってから自分の洗濯物をかけました。この方の靴音は夜遅くまで響いていましたが、大声で話されるよりはマシで、ちょっと気が楽になりました。

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86. 列車で回った日曜日

2017年05月20日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅 No.42

    アシャッフェンブルクのペテロ・アレクサンダー教会前広場  木組みの模様も珍しい

 

◆11月20日(日) 3つの都市を回る 15421歩

   ヴュルツブルク → アシャッフェンブルク → ラウフアッハ → カールシュタット → ヴュルツブルク

  今日は大忙しの日。土・日はバス便が不便なので、バイエルン州を飛び出して、列車で回ることに予定していました。ヴュルツブルク→アシャッフェンブルク(乗り換えついでに市内を回る)→ラウフアッハ(いつも車で行っていたので歩いて行ってみたい)→カールシュタット(駅の写真が無かったので写す)→ヴュルツブルクに戻るというルートです。本当はダルムシュタットでも駅や美術館の写真を写したかったのですが、時間がきつすぎてあきらめました。今日はこの日のためにとっておいたジャーマンレイルパスを使います。

 アシャッフェンブルクでは乗り換え時間がゆったりとあったので以前行ったペテロ・アレクサンダー教会を目指して記憶が確かかどうか歩いて見ましたが、やはり迷子になりました。どうも最近の迷子率は高騰中です。認知障害なのか記憶障害なのか、将来が危ぶまれます。

 教会に着いたときには開いていなかったので開館時間を確かめていたら、鍵を持った男性が来て鍵を開けてくれました。私がグリューネヴァルトの絵を撮影していたらさりげなくライトも付けてくれました。以前ライトを付けるスイッチがあったのですが、そのスイッチが無くなっていたのです。別の場所にスイッチが移っていたようです。親切で静かな方でした。

 ラウフアッハに向かう前にトイレに入りたくて駅のカフェーに入ったのですが、「ここにはトイレはありません」と中に入ったら書いてあってガックリでした。結局駅の地下でお金を払ってトイレへ。ホームに行ってみると既に電車が来ていました。乗ってからマフラーがないことに気が付き、慌ててカフェーに戻ったら男の人が座っています。ごめんなさいと覗いてみると席の横に私のマフラーがありました。良かった! 帽子もマフラーも本当によくなくす私。「決まった場所に入れておきなと言ってるのに」と三津夫に度々言われるのですが…。電車は始発で早めに来ていたもので、ちゃんと間に合いましたからご心配なく。

 ラウフアッハ駅から町に向かって歩き出すとトーマスお薦めのテ・グートがありました。でも、日曜日なのに車が何台か停まっているのは何故かしら? 教会にはトーマスが2回車で連れてきてくれたことがあり、いつも裏側の駐車場から教会に入っていたのですが、今回は駅から歩いて教会に着いたら随分高い階段があったことに気が付きました。見る方向が違うと印象もずいぶん違うものです。一般的にリーメンシュナイダーの作品が置かれている教会は古いのですが、ここは相当新しい教会です。ただ、パンフレットを毎回探すのですが見当たらず、教会の建築の歴史などはわかりませんでした。今回の記事を書くに当たってウィキペディアで見てみたら、元々はアシャッフェンブルクの教区だったようですが、1812年に大きな教会が建てられ、1964年に新しく聖トマス・モア教会として建立されたそうです。でもリーメンシュナイダーの工房かリーメンシュナイダー派の作品といわれているピエタ像についての由来は書かれていませんでした。

 

            

           ラウフアッハの聖トマス・モア教会                    トーマスお薦めのテ・グートが駅からすぐの場所にありました

 

 カールシュタットに着いたらすぐに駅の写真を撮りました。いつも先へ先へと気持ちが急いで駅の写真を撮り忘れ、帰りは駆け込みセーフで列車に飛び乗っていたからです。街中は何故か賑やか。裏の近道からゆっくり作品を見直したいと思っていた聖アンデレ教会に行くと、今日はコンサートがあるということで入り口でチケットを売っていました。これではゆっくり作品の鑑賞もできないとあきらめ、町の中央通りに出ると、少し早めのクリスマスの雰囲気。写真のように大きなクリスマスツリーが飾られ、お店も出ていて大変賑わっていました。

                

                     少し早めのクリスマスリー

 

 朝8時20分のバスに乗って出かけ、全部の目的を達成して帰ってきたのは5時過ぎでした。既に真っ暗。外の景色やバス停がよく見えないので、1週間経ってもまだ下車するまでは緊張します。

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85. 半・休養日 in ヴュルツブルク

2017年05月19日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅 No.41


 

 ペーターとイングリッドを招いて珈琲を解禁しました。


◆11月19日(土) 預言者2人を見る 2422歩

  今日は一人旅始まってから初めての遠出をしない日でした。久し振りに掃除をしたり、植物に水やりをしたり、洗濯をしたりしたのち、ペーターが迎えに来てくれるのを日記を書きながら待ちました。今日はマインフランケン博物館に行くことになっています。フランクフルトのリービークハウスから出張してきたミッヒェル・エアハルト作の「預言者の胸像」が来ているのです。三津夫と9日前に見に行って見られなかった作品です。これはしっかり撮影させてもらわないと。行ってみたら他にも同時代の作家、ハンス・ムルチャーやハンス・ラインベルガーの作品があり、ちょうど私も興味が出てきたところだったのでありがたい展示でした。

 このあとはペーターのお宅にお邪魔してイングリッドと一緒に今までの旅の話をあれこれおしゃべり。昼食は中華のビュッフェへ。一人10ユーロというのは破格の値段で驚きました。最後に、私のアパートに寄ってもらって珈琲を飲みました。私の鼻づまりも何とか少しずつ落ち着いてきたところだったので、珈琲も飲めるようになったところです。二人とも私のアパートをよい部屋だと言っていました。不自由な足で階段の上り下りをしてもらったのは申し訳無かったのですが。

 

◆11月20日(日) 3つの都市を回る 15421歩

  今日は大忙しの日。土・日はバス便が不便なので、バイエルン州を飛び出して、列車でヴュルツブルク→アシャッフェンブルク(乗り換えついでに市内を回る)→ラウフアッハ(いつも車で行っていたので歩いて行ってみたい)→カールシュタット(駅の写真が無かったので写す)→ヴュルツブルクに戻るというルートで走り回ったのです。本当はダルムシュタットにも行って駅や美術館の写真を写したかったのですが、時間がきつすぎてあきらめました。
 アシャッフェンブルクではトイレに入りたくて駅のカフェーに入ったのに「ここにはトイレはありません」と中に入ったら書いてあってガックリでした。結局駅の地下でお金を払ってトイレへ。電車に乗ってマフラーがないことに気が付き、慌ててカフェーに戻ったら男の人が座っています。「ごめんなさい」と覗いてみると席の横に私のマフラーがありました。良かった! 帽子もマフラーも本当によくなくす私。「決まった場所に入れておきなと言ってるのに」と三津夫に度々言われるのですが…。
 朝8時20分のバスに乗って出かけ、全部の目的を達成して帰ってきたのは5時過ぎでした。既に真っ暗。外の景色やバス停がよく見えないので、1週間経ってもまだ下車するまでは緊張します。


      カールシュタットの街中の看板  カワセミとダイヤモンドの色合いがきれいで思わず撮りました

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84. バス停を探して走り回った日

2017年05月18日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅 No.40

 

        

   なんというレストランだったか忘れましたが、乗換駅のある古いレストランで見たシャンデリア。リーメンシュナイダーも何点か作ったことがありますが、未だ使われているのに驚きました。  

      

◆11月17日(木) ブーツを買った! 9976歩  

    ヴュルツブルク → グロースラングハイム → ゲロルツホーフェン → シュヴァインフルト → ヴュルツブルク

  今日は昨日と入れ替えた遠出プラン。朝8時58分のバスで出発。コーブルクに行った日と較べてずっと暖かい日でした。2010年、14年にも泊まったキッツィンゲンは懐かしかったのですが、町を歩くゆとりまではなく、駅前から10時10分発のバスに乗ってグロースラングハイムへ。ここには聖ヤコブ教会、アントニウス礼拝堂の2つの教会があり、両方にリーメンシュナイダー作品があるのです。一部写真がよく撮れていなかったため、もう一度訪ねました。

 このあとゲロルツホーフェンまで途中乗り換えてバスで行きました。ここも写真の撮り直しです。以前、この街で取材を受けたことがあり、ローゼンクランツの全体像がよく写せていなかったことが気になっていました。でも行ってみたら、何と教会の名前が違っていたのです。気が付いて良かった。帰りは戻るバス便がないので、更に乗り継いでシュヴァインフルト駅まで出て、列車で戻ってきました。午後4時前にヴュルツブルク到着。

 駅前のいくつかのショップに入って、気になっていたブーツを探しました(最初は良い靴を買うつもりでいましたが、もうそんなこと言ってられないぐらい寒くなってしまったので)。暖かく、足首もしっかり保護してくれて履きやすいというのはなかなかなく、ようやく1足見付けて買ってしまいました。これで明日から安心して歩けそうです。

  ところで、今日お隣に夫婦が入室しました。構造上顔を合わせることは少ないのですが、こちらの部屋に響くような大声で夜遅くまで話すのがとても気になります。部屋の壁が筒抜けなのでしょうか…。


  ◆11月18日(金) バス旅の怖さ 7263歩

  今日は一日中バスで移動します。ヴュルツブルク→ヴェルトプラッツ・タウバービショフスハイム→ピュルフリンゲン→ケーニッヒハイム→タウバービショフスハイム・バスターミナル→ヴュルツブルクと、5回も乗り換えるのです。そのため、ヴュルツブルク駅前のバスターミナルで乗るときにどんなチケットがあるのか運転手さんに聞いてみました。すると、5ゾーン一日券というのが12ユーロであるというのです。これで安心です。

 ところが最初の乗り換えで躓いてしまいました。この頃のバスは前に電光掲示板で停留所名が出てきます。そこに乗り換えるヴェルトプラッツ・タウバービショフスハイムが表示されたのでブザーを押して下車しました。ところが乗り換えるような大きな停留所ではないのです。時刻表も他のラインが載っていません。ここで躓いてしまうと今日一日がめちゃくちゃになってしまいます。幸い、まだ20分ほど次のバスまで時間があるので近くのお店、車に乗っている人などに聞いて回りました。ところが慌てていると言葉がよくわからないのにわかったつもりになって90度方向を間違えて急いでしまったのです。みんな大きな停留所だから見ればわかるというのにそんなのどこにもないのです。ちょうどそのとき、雷が鳴って雨がザーッと降り始めました。踏んだり蹴ったりとはこのこと。大急ぎで傘を出し、雨に濡れながらまたしても他の人に聞いて、ようやく方向が違っていたことがわかり、走りました。あと5分というところでようやく「あそこだ!」と大きなバスターミナルが見えてきました。大きなターミナルで、どこに私が乗るべきバスが来るかはまだわかりません。急いで行き先を見て歩いていると今朝ヴュルツブルク駅で同じバスに乗った若い黒人女性が立っていたのです。「これはピュルフリンゲンに行きますか?」と聞いたら「行きますよ」とのこと。ホッとしました。彼女が待っているということは間に合ったということです。雷に大雨というショッキングなスタートでしたが、これで何とか今日のコースを回れそうです。彼女に停留所の名前が出たので下りたのに全然違っていたと話すと、「時々早めに出ることがあるのよ」と言っていました。そう言えば、アパートの停留所もいつも一つ手前で表示されます。それで下車してしまうと訳がわからなくなります。地元の人はわかりますが、慣れない人が乗ったときには怖いことです。何とかしてほしいものだと痛感しました。
  このあとは全て順調に乗り継ぐことができました。この日訪れた教会はそれでも2つだけでした。ピュルフリンゲンの聖キリアン教会(写真・左)とケーニッヒハイムの聖マルティン教会(写真・右)です。どちらもバス停のすぐ近くだったのでその点は助かりました。

 

         

     どちらも所属の町はケーニッヒハイムです


 今日は、週末に入るのでレーヴェで買いものをして帰りました。アパートとの往復を入れると今日は8回もバスに乗ったんですね。さすがに疲れました。

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83. 肩の力を抜いて

2017年05月17日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅 No.39


     

  このガストハウス・ライヒト左側の路地を入るとすぐ裏手に洗礼者ヨハネ教会があるのです。


◆11月16日(水) ゆったりプラン  9664歩 

    ヴュルツブルク → ビーベルリート → ヴュルツブルク → ハイディングスフェルド → ヴュルツブルク

  昨日がハードだったので、今日は近場をゆっくり回ることにしました。ヴュルツブルクからビーベルリートまでバスで20分弱。停留所の名前はガストハウス・ライヒトです。下車するとすぐにこのガストハウス(ホテル)・ライヒトが見えます。今日、ここにきた目的は洗礼者ヨハネ教会のパンフが欲しかったからなのですが、やはり今日も見当たりません。ここにあるリーメンシュナイダーの雰囲気を持つ祭壇の情報がないために、リストに載せられないのです。壁に貼られているレリーフも気になっていたのでもう一度撮り直しましたが、堂内が暗くていま一つでした。

 ガストハウス・ライヒトには美味しい料理があり、トイレも使わせてもらえるので助かります。今朝は私一人のために蝋燭まで付けてくれました。


                   

        朝食会場が終わり、レストランはまだ準備中という時間帯に行きましたが、嫌な顔一つせずにお茶をいただくことができました。


 ヴュルツブルクまで戻って郊外のハイディングスフェルドまでトラムで行ったのは、教会までの道が入り組んでいて迷いがちだったからです。通りの名前を確認しつつ、途中の目印になる建物を写真に撮りました。トラムを降りたら、まずこの時計のついている建物(写真・左)の左側の道 Wenzelstraße を数分進みます。しばらく歩くと赤い建物(写真・中央 現在はアジア料理店)が出てきますので、それを右に曲がって、少し進んだら左手に聖ラウレンティウス教会(写真・右)が見えます。ここが正面入り口となっていたのでした。私も数回来ていますが、いつも裏手から回ってしまうのでした。ようやく今回で、きちんと歩くべき道がわかりました。聖ラウレンティウス教会にはリーメンシュナイダーの作品が10点ほどあります。ビュルツブルク中央駅からは合計30分ほどかかりますが、お時間のある方はご覧いただければと思います。


       

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