▶展示会のご案内です。



「漆LABO Vol.2」
退院した器たちの快気祝い展
金継ぎ教室「つぎつぎ」の生徒さんによる金継ぎした器たちの展示会をメインに漆作品の物販などを予定しております。
龍珠院は桃源郷ともいうべき、桜の名所としても有名な人気のスポットです。
どうぞこの機会にお誘い合わせの上ご来院ください。
会期:2025年4月4日(金)~6日(日)
時間:10:00~16:00
会場:龍珠院 本堂横の書院にて
東京都あきる野市乙津1422
アクセス:武蔵五日市駅からバス
養沢方面行「乙津花の里」バス停下車徒歩13分
檜原村方面行「荷田子」 バス停下車徒歩約10分
☆臨時有料駐車場あり
メンバー一同楽しみにお待ちしております。
展示販売・関係者
@tensyouzan_ryusyuin
@kohgetsu.kintsugi
@naokokusuda_kintsugi
@urushi_sanpo
@atsukohattori
@man_etsu_kobo
@quinda__
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#漆工房皎月
❤ こちらがそのご案内です。興味のある方はどうぞお越しください。
▶漆という文化
以前、私は漆というものをほとんど知りませんでした。実家では漆の食器はありませんでしたし、被れるとひどいらしいということぐらいしか知らなかったのです。
それが、娘の奈々子が東京藝術大学工芸科の漆課を専攻に選んだおかげで、少しずつ漆の存在のすごさを感じるようになりました。
お隣の東村山市のウェブサイトでは以下のように紹介されています。
「下宅部遺跡からは、約4300年前から3400年前(縄文時代後期)の鮮やかな漆塗りの木製品や土器などが出土します。こうした漆製品ばかりではなく、製作過程を示す遺物が発見されました。
まずは漆樹液を集めるための漆掻き作業が必要です。この痕跡をとどめる漆の木が 河道 の杭として発見されました。漆樹液の採取と貯蔵には破損した土器が、また集めた漆に混ぜ合わせる 赤色顔料 を、きめ細かく粉砕するための 石皿 ・ 磨石 がそれぞれ出土しました。そして赤色顔料や赤漆を貯蔵した 土器片 や、パレットとした 土器片 、貝殻なども見つかり、縄文人の漆加工技術の高さが窺えます。
さらに漆は接着剤としても使われており、ひび割れや欠損を漆で補修した土器も出土しました。」
続きはこのサイトからどうぞ。2、縄文時代の漆 | 東村山市
漆はこんなに昔から使われてきていたのですね。イメージとしては高貴なお屋敷で使われる食器や道具には漆文化の粋が集まっていても庶民の生活には使われていなかった感じがしていたのですが、娘とそのパートナー(通称カメ先生)で「漆工房 皎月」を営むようになってからは我が家にも身近な食器に漆製品が増えていきました。二人の手作りのスプーンも勿体なくて使わずにいたら怒られてしまったり、大事にしている食器が割れたときには金継ぎしてもらったり、2014年には家族展として私まで漆のコップやお盆を作って出したりするようになったのです。でもその作業は本当に時間のかかる大変なもので、今は途中で挫折状態。根気よく指導してくれていた娘とパートナーには頭が上がりません。
昨年1月1日の能登半島の大地震の際、貴重な漆がたくさん流されてしまったのではないかと真っ先に胸が傷みました。それでも大きな漆作品(名前は覚えていませんが)が無傷で残っていたというニュースを見たときは、改めて漆のすごさに驚きました。
▶金継ぎ教室開始
カメ先生は輪島で弟子入りし、独り立ちしてから東京で塗師として仕事をしてきました。2016年からは奈々子と二人で「漆工房 皎月・金継ぎ教室『つぎつぎ』」を主催、そして昨年初めて龍珠院で「漆 LABO Vol.1」を開催しました。のどかな山里で桜の美しいところでした。今年も同じ会場で展示会をするというので皆さまにもお知らせしようと思い立ちました。
昨年第一回目の展示会に連れ合いと友人と行った時に、生徒さんたちが根気よく取り組まれた作品を見て心がなごみました。やはり漆製品は美しいのです。どこか気品があるのです。蒔絵コースでの作品もあって、カメ先生のお手本と生徒さんたちの作品が並ぶ中で、どれが先生の手のもので、どれが娘のものかなど、クイズのように楽しんで見させてもらいました。
今年は副題が「~退院した器たちの快気祝い展~」とついてるので、また違った趣向のようです。
興味のある方はどうぞおいでください。
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