リーメンシュナイダーを歩く 

ドイツ後期ゴシックの彫刻家リーメンシュナイダーたちの作品を訪ねて歩いた記録をドイツの友人との交流を交えて書いていく。

265.  NHK「ラジオ深夜便」その後の反響です。

2022年04月29日 | 日記

▶毎日のように…


花にピントが合っていませんが、可愛い花をつけるタイツリソウ(ケマンソウ)です。友人宅にて。


 「ラジオ深夜便」放送直後の反応を前回書きましたが、その後も毎日のように何かしらの反響が届きました。

 メールは日常やり取りをしている友人、知人からはもちろんのこと、久しくお目にかかっていない方からも届き、30~40人とやりとりをしたでしょうか。初めてお電話くださった方も2人、NHKから転送された葉書が1枚届きました。本の注文はトータル20数冊となりました。写真展では思っていた以上に写真集をお求めくださる方が多く、とても励みになるのですが、NHKラジオの反響は1月の写真展に迫る注文数だったので、とても嬉しく思っています。メールや電話をくださった方、注文してくださった方々に心よりお礼申しあげます。

 また、写真展のユーチューブ(第一回目については400回ほど増加、第2回目は60回ほど増加)やこのブログの閲覧数(いつもは1週間に多くて100~300ぐらいのところ、先週は2594も見られていました)の変化にも驚きました。三津夫が検索したところでは、多くの図書館でも写真集の貸し出し中が増えているとのことです。こうした広がりは予想を超えています。

 

 ここで、放送後にいただいたメールの中でも是非ご紹介しておきたいメールを、ご本人の了解を得てここに転載させていただきます。国分寺のUさんからです。

 

 今日は朝からメール、電話対応にお忙しかったことでしょう。

 写真集の販売に繋がることを、私も願っておりました。
 国分寺での展覧会開催がお役に立って、何より嬉しく思います。

 お二人ともお声も語り口もすっきり、お話もわかりやすく、
 時間内に余すところなくお話されて、素晴らしかったです。
 リーメンシュナイダーの紹介は、勿論ですが、他のお話にも
 見つけられた宝石がキラキラ輝いているようでした。

 そういえば、写真展で、植田先生のご本を大事に抱えていら
 した女性が、「この本大好きで今日持ってきました」と見せ
 て下さったのです。ああ、同じ方がいたと嬉しくなりました。

 あのご本との出会いから、よくぞ20年、世界中のリーメンシュ
  ナイダー作品を追いかけて下さいました。「受胎告知」は、植
  田先生は御覧になっていなかったかもしれません。福田さんが
  見つけて下さらなかったら、少なくとも私は出会うチャンスが
 
なかったと思います。

  そして、多くの方にリーメンシュナイダーの素晴らしさを知っ
 て頂くお手
伝いができたことに、改めて感謝の気持ちでいっぱ
 いです。


    Uさん、感謝しているのは私の方です。
 ギャラリー古藤で第1回目の写真展を開催したときに、日経新聞の記事を読んでかけつけてくださり、リーメンシュナイダーの初期の作品「受胎告知」(アムステルダムの国立博物館所蔵)を見て「どうしても欲しい」とパネルを買ってくださいました。その後、国分寺市でも写真展を開催して欲しいとおっしゃって会場の下見までしてお誘いくださったのでした。Uさんのこの熱意がなかったら、第2回目の写真展はまだ開かれていなかったことでしょう。そしてアサココに載ることもなく、NHKの玉谷ディレクターの目に留まることもなく、NHKのラジオ放送に出演することもなかったのです。

 こうした勢いのある流れを導いてくださったUさんに私から感謝の言葉を贈ります。ありがとうございます。
 今後ともご一緒にリーメンシュナイダーの名前と功績を広げていきましょうね。

※このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015-2022  Midori FUKUDA

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264.  NHK「ラジオ深夜便」の大きな反響に驚きました。

2022年04月19日 | 日記

▶NHKの「ラジオ深夜便」、すごいパワーです!


4月にベランダで咲いた原種のチューリップです。


▶今年初めての3時半起床

 今日の放送に備えて、昨日はあれこれ録音の準備をしていたのですが、小さな録音機にもラジオ機能がついていることがわかり、何とか資料として残せると胸をなで下ろしました。何年か前まではNHKの方でデータをコピーして送ってくださったらしいのですが、今はもうそれがなくなったと聞いていたので私の足跡の一つとして録音しておきたかったのです。でも、夜になって三津夫がオーディオセットでも録音できることを発見、予備練習をしてこちらはSDカードに保存することができました。これならそのままパソコンに入れられます。ホッとしていつもより少し早めに床に就きました。

 さて、午前3時半、目覚ましが鳴り、そっと起床。こんなに早く起きたのは何年ぶりでしょうか。もしかしたら人生初??

 

▶ドキドキするものですね。

 何となく腫れぼったい目で起きだし、オーディオセットのある居間へ。暖房を入れ、お茶と少々お菓子などを準備して短い録音を試し、いざ本番。

 結構予定の時間が近づくにつれて落ち着かなくなり、胸もドキドキしてきました。4時のニュースが終わり、音楽が鳴っていよいよ「明日へのことば」の時間です。ソファーに座り、アナウンサーの松井治伸さんの落ち着いた声が流れ出しました。収録の時に言い忘れてしまったティルマン・リーメンシュナイダーのフルネームもここできちんと言っていただき、気持ちも落ち着いてきました。

 次に、聞き慣れた玉谷さんの音声が始まりました。玉谷さんとは既に電話やわが家での打ち合わせで何回も話をしているので、落ち着いてポイントのメモを見ながら話し出したつもりでしたが、今日聴いて見ると何と早口だったこと! 次第に興奮してきたらどんどん早口になってしゃべりまくっています。あ~あ、皆さんのお耳にちゃんとことばが届いたかしらと心配になってきました。なまじステレオ放送になっているので、私の聴力の弱い耳では少しぼやけてきこえるのです。でも今さら直せません。まぁ、話している内容は収録の時にモタついたところを上手にカットしていただき(ありがとうございます)、ずいぶん流れるようにきこえました。子どもたちの話になると段々自分でも笑顔になって、最後の辺りでは視聴者の1人になりきってにこにこしながら聴いていました。玉谷さん、録音担当の方々、ありがとうございました。

 

▶早速の反応

 放送終了後、早速スマホが鳴り、ショートメールが入ってきました。またウェブメールも入っています。合計3人の方から素早い反応!! ここに紹介したいのですが、まだご了解をいただいていないので、OKがいただけたら次回に回したいと思います。少なくともこの方々は生で聴いてくださったのですね。朝早くからお疲れさまでしたm(_ _)m。その後もトータル10通ほど、心のこもったメールが届きました。ありがとうございます。

 三津夫が起きだしてから朝食をとり、パソコンを開けると大きな声で私を呼びました。何があったのかと行って見ると、三津夫がアマゾンで運営している「猫家族」という本屋さんにトータル10冊ほどの本の注文が入っていたのでした。まぁ、びっくり!! さすがはNHKです。北海道から日光、愛媛県の方からも注文がありました。写真集を4巻揃ってお買い上げの方もいらっしゃるし、また私の教員時代のまとめとして書いた『子どもっておもしろい』も3冊の注文がありました。ラジオの威力を見直しているところです。

 今年の1月に司画廊に来てくださった後、NHKラジオ深夜便の企画を進めてくださったディレクターの玉谷さんには心から感謝しています。

 では、次回にまた、その後の反応をまとめて書きたいと思います。
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263.  「ラジオ深夜便 明日へのことば」の収録に行ってきました。

2022年04月01日 | 日記

▶初めてNHK放送センターへ行ってきました。



3月31日に家の近くでお花見をしてきました。

 

▶意外にドキドキしないで話ができました。

 花曇りの3月29日、NHK放送センターに初めて出かけました。今まで代々木公園には何度も足を運びましたが、ついその鼻の先に放送センターがあることを知りませんでした。

 約束の時間にラジオ深夜便のディレクター玉谷さんが放送センターの玄関で待っていてくださいました。建物の中に入ると受付でゲートの通過パスをいただき、しばらくロビーで打ち合わせをしました。そろそろスタジオが開いた時間だということでゲートを通ってさらに奥へ。迷路のように同じような顔をしたスタジオが続きます。収録時間の少し前にスタジオに入りました。いよいよと思うとドキドキすることはするのですが、玉谷さんとは既に電話で3回、打ち合わせで1回たっぷりお話を交わしているので、安心感ができていたせいか以外に落ち着いていて、楽しみな気持ちの方が大きかったのに我ながら驚きました。

 持って来た資料を机の上に並べ、家でまとめてきた構成メモを置き、いよいよ収録開始です。その後は聞かれたことにどんどん答え、たくさんお話しました。40分ぐらいのところを8分ほどオーバーして収録が終わりました。およそ想定していた質問なのに、結構話はあっちへ飛びこっちへ飛び、まとめるのは大変ではないかと心配なぐらい熱中して話しました。ただ、玉谷さんから「あとから修正や追加もできますからあまり心配せずに話してください」と言われていたので、それほど緊張せずに済んだのかもしれません。

 でも収録後はさすがに疲れて喉が渇きました。ホッとして思わず「ありがとうございました。美味しいお茶でも飲んで帰ります」と言ってしまったら、玉谷さんが珈琲をご馳走してくださいました。何だかご馳走させてしまって申し訳ない気持ちでした。

 

▶訂正

 さて、262でお知らせした放送時間ですが、申し訳ありません、間違っていました。正しくは以下の通りです。お詫びして訂正させていただきます。

 4月19日(火)午前4時05分頃〜50分頃(長さ40分位)

 ○放送波:ラジオ第1&FM放送

 ○番組名:「明日へのことば」

 ○タイトル:祈りの彫刻を撮り続けて20年

 ○出演者:元教員・アマチュア写真家 福田緑さん

 ○聞き手:玉谷邦博(ラジオ深夜便ディレクター)

 

 私もこの時間に起きて聴いてみるつもりです。

 ※このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015-2022  Midori FUKUDA

コメント (2)
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