リーメンシュナイダーを歩く 

ドイツ後期ゴシックの彫刻家リーメンシュナイダーたちの作品を訪ねて歩いた記録をドイツの友人との交流を交えて書いていく。

255. 日独交流160周年のロゴ入り リーメンシュナイダー写真展のチラシ

2021年10月31日 | 日記

▶2ヶ月半もご無沙汰してしまいました。

 

 

 

▶ようやく第2回写真展のチラシができあがりました。

 恐らく日本で最初の写真展「リーメンシュナイダー 祈りの彫刻を歩く」を私が開催したのは2019年のことでした。コロナの感染が始まる直前だったのですね。2週間の開催中に足を運んでくださった方が500人を超えるという大きな反響をいただきました。それほど、日本ではリーメンシュナイダーの隠れたファンが大勢いたのですね。私が20年間リーメンシュナイダーの作品を追いかけて16回のドイツ旅行、2回のアメリカの取材旅行をしたことなど、まだまだ若輩者だと痛感した日々。その倍もの長い時間、リーメンシュナイダーの作品に愛情を傾けていた人もいらしたのです。そうした方々とお話しする時間はとても貴重なものでした。

 現在、連れ合いの福田三津夫と共に来年6月発行予定の5冊目の写真集を準備中です。もう本は作らないと何回も断ったのに、三津夫に何度も何度も説得されてとうとう筆を執ることになってしまいました。でも書き始めたらやはり少しでも良い本にしたいと、手も時間も取られて忙しい毎日を過ごしています。そのため、なかなかブログをアップするゆとりがなく、写真展のチラシもようやく仕上げて印刷してもらった次第です。

 もう少し時間が取れるようになりましたら、本の内容など紹介していきたいと思います。

 今日は、写真展のチラシを見ていただけたらと久しぶりにブログをアップしました。来年、国分寺の司画廊でリーメンシュナイダーや中世ドイツの彫刻に関心がある多くの方々とお目にかかれることを、そしてお話を交わすことができることを願っています。

※このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015-2021  Midori FUKUDA 

 

 

 

 

 

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2 コメント

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Unknown (Maki)
2021-12-13 03:54:08
はじめまして、ミュンヘンに住んでいますMakiと申します。
2週間前にヴェルツブルグに用事で出かけ、帰り道にクレグリンゲンに立ち寄りリーメンシュナイダーに興味をもちました。本日は州立美術館へ行ったばかりです。
マグダラのマリアはドナテッロのものが一番でしたが
全身から毛が生えているように見えた作品は衝撃的でし写真展は1月なんですね。その時期は一日できないので残念です。ドイツ滞在する期間はわずかですが、コロナの合間をぬってたくさんの作品に出会いたいです。
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羨ましいです。 (福田 緑)
2021-12-22 12:01:17
Makiさま
コメントに気が付くのが遅くなって申し訳ありませんでした。大変嬉しく拝見しました。ミュンヘンにお住まいとはとても羨ましいです。もしドイツに住むことができたらもっともっとリーメンシュナイダーをはじめとしたドイツ中世後期の彫刻家たちの作品を訪ね歩きたいです。写真展はあと少なくとも1~2回開きたいと思いますので、その折にお目にかかれると嬉しいですね。寒いドイツ、お元気でお過ごしください。
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