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リーメンシュナイダーを歩く 

ドイツ後期ゴシックの彫刻家リーメンシュナイダーたちの作品を訪ねて歩いた記録をドイツの友人との交流を交えて書いていく。

403. 急ぎお伝えしたいこと。

2025年07月27日 | 旅行

▶2025年「きよせの環境・川まつり」でお聞きしました。


2025年5月14日のことだそうです。紙ゴミを集めて回っていた車が炎上しました。

 

▶きよせの環境・川まつりとは?

 昨日7月27日、「きよせの環境・川まつり」が開かれました。環境問題に様々な立場で携わっている団体が年に一度子どもたち、市民にアピールする場です。私と友人も、「放射能から子どもを守る会・清瀬」として、この川まつりで毎年の市内の公園で調査した放射線量を発表しています。

 この調査に拘わり始めたのは2018年のこと。2011年の福島原発事故以来、若者たちの健康を害する放射能が気になって清瀬ではどんな状況なのかと川まつりを訪ねたところ、天野登さんという男性が一人で市内の放射線量調査結果を発表していたのです。最初は多くの仲間と調査して回っていたそうですが、高齢の方々が介護の問題や引っ越しなどで抜けていき、ここ2~3年は天野さん一人でテントを出していました。私は孫たちのためにも放射線量をどうやって調べているのか興味があったので彼に声をかけ、調査に参加して線量計の扱いや清瀬の現状を教えてもらったのでした。その後、天野会長は体調を崩したり復活したりの繰り返しですが、私と友人の松井さん、山田さんの3人が会員となって市内の公園を調査し続けています。ただ、山田さんが昨年の私の写真展後わずか4日目に事故で亡くなってしまい、今年の調査はほとんど松井さんと二人で行いました。天野会長が回復すると3人で回れますが、いずれにしても体力勝負、あと何年続けられるかわからず、若い仲間を募集中です。

 最近清瀬では新しい住宅が増え続け、今年はその地域に設けられた新しい新ポケットパークにも調査に行っています。そこで問題が無ければ来年はパスします。ある程度の高線量が計測された公園、児童遊園、ポケットパークは翌年も調査を続けています。
※私たちは0.08μSv/h以上=自然放射線量の約2倍以上を子どもたちの環境としては好ましくないのではないかと考えてピンクの数字にいます。


2025年の「放射能から子どもを守る会・清瀬」の展示です。あら、今見たら文字サイズが違っていました!

 

▶東多摩再資源化事業協同組合のテントの前で私がふと足を止めた理由

 朝の展示準備が終わってまだ時間があったので、どんなテントが出ているのか回って写真を写しました。今年はこの「東多摩再資源化事業協同組合」の様子に足を止めたのでした。再生ゴミの「ダメな出し方」と書かれているけど、「段ボール箱に他の紙類や段ボールを入れてはいけなかったのかしら?」と疑問に思ったのです。友人の高齢ご夫妻は紐で縛るのが苦手なので大きめの段ボールにギッシリ詰めて出した方がよいと薦めていたからです。するとこの方が(お名前を伺うのを忘れてしまいました。)次のように説明してくださったのでした。






「いえいえ、紙だけだったら問題ありませんが、中にこんなものが入っていたんですよ。」と取り出したのがチャッカマンだったのです。びっくりしました。この箱を車に入れてしばらくしたらトップ写真のように車が燃えだしてしまったのです。損害は確か1000万円を超えるのに、「どこからも誰からも補償はされていない。大変な損失だし危険で仕方がありません」というお話でした。皆さんにも是非お伝えしておこうと思って書いています。再生紙の袋や箱の中に絶対リチウム電池やチャッカマン、ましてはマッチやライターなどを一緒に捨てないようにしましょう。またビニール袋や他のゴミまで入っていることも多いそうですから、紙類に徹底してくださいませ。

 一生懸命ゴミを回収してくださる方々にこのような危険、負荷をかけ負債をもたらしてはいけませんよね。お互いにマナーを守っていきたいものです。詳細を書いたニュースがあるはずだから見つけたら送ってくださるとおっしゃっていましたが、申し訳ありません。明日は出発日なのでしばらくその後の詳細はお知らせできませんが、皆さまも是非周りの方々にお伝えください。

 では行って参ります。

※このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りいたします。© 2015-2025  Midori FUKUDA

 

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402. もうすぐ出発です。

2025年07月25日 | 日記

▶もうすぐ出発ですが、気になるのは…。



2025年7月、
JALから出されたリチウムイオン電池への注意書き

 

▶今までリチウム電池はトランクに入れて預けられたのですが。

 最近、新聞記事にも取り上げられるようになりましたが、機内でリチウムイオン電池(以下リチウム電池)が発火することがあり、JALでは「7月8日以降、座席上の収納棚に入れず(前提として預けるトランクにも入れない)充電する時は常に状態が確認できる場所で行ってください」と書いてあります。ということは、自分の足元に置く手荷物の中に入れるしかありません。カメラの電池も戸棚に収納する手荷物から取り出して管理しないといけないということでしょう。失くさないようにまとめておかないとなりませんね。空の旅もややこしいことになってきました。

 初めて読んだときはリチウム電池だけでなく充電器そのものも発火するのかと思ったりしましたが、読み直してみて多分電池だけの問題で良いのだと判断。私が持ち歩くリチウム電池の容量はどのくらいかと確かめてみたところ、一眼レフの大きめの電池でも14WH、コンパクトカメラの電池は4.5Whでした。JALでは160Wh以下なら機内に持ち込めるとも書いてありましたので、大丈夫なはずです。ちょっとホッとしました。

 コロナが何とか収束してきた2022年の旅ではワクチン接種の証明書が必携でした。マスクも検査試薬も持っていき、結構な荷物となりました。帰国後に聴力が急速に落ちて、町を歩いていても無声映画のように音がしない不気味さを体験しました。おそらく様々なプレッシャーで、子どもの頃から弱かった耳に影響が出てしまったのでしょう。その後、耳鼻科で治療を続け、何とか聴力も戻ってきましたが、今回の旅ではリチウム電池に気を配らなければなりませんね。炎が出たりすることのないよう願いながら旅をすることになりました。

 健康に気をつけ、腰を労りながら行って参ります。

 8月にヘルゴット教会にクラウドファンディングで皆さまからいただいたご支援をお届けしたら、できるだけ早くご報告のメールを送りたいと思っています。
 ただ、大きめの文字で読み書きできるタブレットでは、はてなブログもgooブログもうまく入力画面にアクセスできずにいます。このままなら、スマホでごま粒のような小さな文字を拾って記事入力画面にアクセスし、書くしかないようです。練習を続けてみますが、うまくアップできない場合もMotionGalleryのメールで簡単な報告はお送りいたします。もし両ブログで報告がアップされていない場合はそんな事情だとお許しくださいませ。

 では、次回はドイツからお目にかかりましょう(予定)。



7月のペンタス 友人宅にて

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401. カフェギャラリー縁 開店25周年を祝う会

2025年07月11日 | 日記

▶カフェギャラリー縁は開店25周年を迎えました。



2025年7月6日(日曜日)にこの記念パーティーに参加してきました。

 

▶パーティーの主催者は門間ゴスペルファミリーです。

 門間幸枝さんとそのお連れ合い、二人の息子さんたちは、以前からゴスペルファミリーとしていろいろな場所で歌を通して平和を訴え続けてきたことは間接的に存じ上げていましたが、最近になってようやくこの歌を聴く機会が一度あり、門間さんと親しくお話しすることが増えたのでした。それで、このご家族の「ヒューマンライツメッセージコンサート」も是非聴いて見たいと思い、連れ合いと、昨年10月26日から約2週間の「福田緑写真展No.3  祈りの彫刻 リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」で連日受付を手伝ってくれた松井さんの3人で参加することにしたのです。

 その折に、できればまだ残っているチャリティー絵はがきを少しでも宣伝する時間をいただけないかとお願いし、ゲストとしてプログラムにも載せてくださいました。コンサートの合間に少しだけお話しする時間をいただき、休憩時間やパーティーの時間に絵はがきと写真集を売る機会をいただいたのでした。

 まずはカフェギャラリー縁のオーナーである藤澤瑩子さんが挨拶をし、2000年にカフェを開店して「こんなに長く続いたと驚かれる」と嬉しそうでした。その後、門間ファミリーの歌を聴くゆとりはなかったようで、お料理に専念されたようでした。

 門間ファミリーの歌の中でも私が特に感動したのは南アフリカ共和国のマンデラ大統領への歌でした。27年間に及ぶ獄中生活の後、1990年に釈放されて大統領となり、アパルトヘイトを納めていった人への歌で、幸枝さんの次第に迫力の増す声に胸を打たれてしまったのです。幸枝さんは一つ一つの歌の意味や物語を交えながらお連れ合いの正輝さんと息子さん愛輝さんと歌い続けました。

 私のご挨拶はちょっと長くなって申し訳なかったのですが、パネルなども用意しながらヘルゴット教会の苦衷を伝え、手応えを感じました。でもパーティーが始まると絵はがきどころではなかったようで売り上げはパッとしませんでしたが。
藤澤さんのファンもたくさんいるようで飾りきれないほどのお花が届き、美味しいお料理をいただいて、楽しくお喋りをして帰ってきました。









 帰りがけに門間ゴスペルファミリーのCDをいただいて帰ってきました。

 門間ファミリーの皆さま、藤澤瑩子さん、ありがとうございました。
 また30周年記念パーティーができますよう、皆さまどうぞお元気で。

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400. もう7月に入って10日も経ってしまいました。

2025年07月10日 | 日記

▶まずは本のご紹介から。





久利計一様からいただいた本を読みました。その表紙と裏表紙です。

 

▶重く心に響く本でした。

 ブログの引っ越しで必死になっていた頃、私の書斎は暑くてたまらず、1階のエアコンの効いた部屋に行くと涼しいけれど、もう2階でのパソコン作業は夜までできずという状態でした。そのエアコンの部屋で何とか読み切ったのがこの『沖縄の島守を語り継ぐ群像』(田村洋三著 悠人書院)です。この本を送ってくださったのは兵庫県の久利計一さんです。この方については以下の頁でご紹介しています。

 

382. クラウドファンディング「ヘルゴット教会にご支援を!」16日目のご報告 - リーメンシュナイダーを歩く 

▶ホップ・ステップ・あとはジャンプ!❤上は本日午前9時のクラウドファンディングトップ頁です。▶毎日階段を上り続けてきましたが、弾みが付きました。先日、神戸の眼鏡店「...

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 私は島田叡(あきら)という方も、荒井退造という方も全く知りませんでしたが、沖縄戦の最終段階で島田叡氏は第27代沖縄県知事に任命され、「自分が受けなければ他の誰かが行って死ぬことになるだろう」と赴任した兵庫県出身の方で、赴任先ですでに沖縄県民の命を少しでも多く助けるために奮闘していた県警察部長が栃木県出身の荒井退造氏だったそうです。この二人の協力で約20万人の沖縄県民の命が救われたという事実に(故)田村洋三氏が取材して回り、まとめた本でした。

 詳細は記憶できませんが、なんでこの3地点の子孫の方々、地域の人々が繋がって沖縄県にそれぞれ二人の奮闘をたたえ、感謝する石碑を建立したのか、その詳細な人間模様が語られていました。その人々の絆の複雑さと多さで最初の頃はなかなか先に進むことができませんでしたけれども、頭を冷やしながら読み進めて約2週間、ようやく読み終えた後は感動の塊が心にずっしりと残っていました。

 この中で私のクラウドファンディングにご協力くださった久利さんは兵庫県の施設に通う子どもたちを毎年沖縄に連れて行くという偉業を継続していらっしゃいます。そのきっかけも中に詳しく書かれていて久利さんの肝の大きさと行動力に何度も胸打たれました。毎年沖縄にこの時期出かけられ、その打ち合わせや来年度の予定など頻繁に連絡を取られている様子がようやく形になって目に浮かぶようになりました。

 この本を読んでいなければ、私は沖縄県の小学生が6月23日に毎年発表する「平和の詩」を聞いてはいても、その歴史の重さ、大変さ、今でも残る沖縄県への様々な軋轢をうわべだけで理解したつもりになっていたことでしょう。この本のおかげでもっとちゃんと知らなくてはと思うようになりました。心から感謝しています。

▶ご報告

 前回、ミニぎっくり腰のような症状で大変な思いをしたことを書きましたが、翌朝は何とか腰を立てて起き上がることができるようになり、ゆっくりと歩けるようになりました。1週間ほど痛み止めも飲んでいたのを既に卒業、お腹周りが暑くてしょうがなかった腰椎ベルトも外し、昔の交通事故の古傷が痛むのを鍼で治療してもらい、現在は普通に歩けるまでに回復しました。
 
何とか無事にドイツに旅立つことができるように気をつけて過ごし、また出発前にはご挨拶したいと思っています。

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399. ブログの引っ越し、何とか完了しました。

2025年06月28日 | 旅行

▶引っ越し作業が完了しました。


2025年6月28日現在のはてなブログトップ頁

▶引っ越しで見失っていた画像ファイルが見つかりました

 昨夜、再度画像ファイルの探索をし続けたところ、どうしても見つけられなかったのではてなブログ関係の質問を読みあさったのです。大分画像のことでは同じような疑問を持つ人が多かったようで、あるサイトから HatenaFotolife というところに画像がインポートされていることがわかりました。そこでそのサイトに移ってみたところ、ありました~! 今までのgooブログで使用した画像が32個のファイルにまとめられていたのです。あ~、良かった。これでgooブログが閉じた後でも何かあったら目的の写真を辿ることができます。正直、なかなか画像の移行が難しかった写真など順番が入れ替わって最後に来ているようで、使用した時期とはずれていますから、本当にゆとりの時間ができたら少し整理したいなとは思っていますが、これで全部引っ越し完了。本当にホッとしています。


▶引っ越しを終えてからのこと

 昨日は、この引っ越しが終わったらgooブログは終えて、はてなブログで投稿していくつもりだったのですが、やはりクラウドファンディングでお世話になった方に引っ越し先だけでご支援を手渡したご報告をするのは申し訳ないと思い始めています。もしかしたら引っ越し先を探すのが大変だったりするかもしれませんので、その8月上旬まではこちらのgooブログでも、引っ越し先のはてなブログでも同じ日に継続投稿していくことにしました。
 前言を翻して申し訳ないのですが、どうかご理解くださいませ。

 

▶ブログ引っ越し作業中のアクシデント

 さて、私事ですが、一昨日26日の朝、朝食後まで何ともなかったのに、その後いきなり腰にひどい痛みを感じ、体を起こして伸ばすことができなくなってしまいました。腰を中心に仮に180度近く開いていた体が150度ぐらいに前傾して、それ以上伸びないのです。冷や汗が出ました。まず頭に上ったのが「こんなでは旅行に行けない~~!!」でした。ヘルゴット教会へのご支援お届けはおろか、友人との再会の約束、予約していたホテル、チケットなどが頭の中をビュンビュン飛び回ります。階段も幼子のように手をつきながら上がることしかできず、2階で作業をすることの多い私には悲鳴が出るほどでした。「もしかしたら小さめのぎっくり腰?」 痛くてもとりあえずヒーヒー言いながらも何とか動くことはできたので、そう感じましたが、1~2時間しても痛みは治まらず、これは何とか納めないとと、まずは家にある鎮痛剤を飲もうと思ったのです。でももし見当違いの鎮痛剤だったら却ってまずいかもしれないとパソコンで調べてもよくわからず、市内の友人が以前膝の手術でとても良い先生にお世話になったと聞いていたので、その病院名を電話で確かめ、電話してみました。すると、「午前中ならちょうど腰の専門医がいるので11時45分頃までに来られるなら診察できます。」とのこと。渡りに船とばかり急いで着替え、連れ合いに頼んでその病院まで車で送ってもらいました。ギリギリ45分に間に合ってセーフ!

 診察はまずレントゲンを撮ってから。立ったままでは180度伸ばせない腰も、横になれば寝られました。正面と横向きと撮影して、またそろそろと診察室へ。連れ合いも一緒に話を聞くと、骨は大きな異常はないとのこと。圧迫骨折とか棘があって痛み始めたとかではないとわかってまずはホッとしました。年齢なりの腰椎のクッションが減少している症状も出ていましたが、そんなにひどくはない。つまり物理的な病状はないとわかって更にホッとしました。腰椎ベルトは持っているかと聞かれ、無いことを伝えるとその場で出してくれて、巻いた直後に痛みが少し減ったのに驚きました。「もし痛みが取れなかったら来週木曜日にまた来てください」と言われて更にホッとしました。湿布と痛み止めを処方され、会計は1880円。飛び込みの初診は大きな病院だと何千円か支払った記憶がありますが、ここではそれはなし。驚くほど低額でした。

 病院前の薬局でお薬をもらって帰宅後すぐに湿布を貼り、腰椎ベルト(コルセットというのでしょうか)をまき直し、朝よりは痛みが薄れて何とか恐る恐る家の中の移動はできるようになりました。

 一昨日の夜は早く床について8時間ほど一度も起きずに熟睡(これは珍しことです)。昨日の朝は手をつかずとも階段の上り下りができるようになっていました。さすがに夕方には腰がミシミシしてきましたが。今朝も少しミシミシ感が残ってはいるものの動くことはできます。木曜日までにこの少し残った痛みも感じなくなったらOKと思いつつ過ごしています。連れ合いからも普段重いリュックを背負っているから腰に負担がかかりすぎるんだと注意され、ちょうどリュックも穴があき始めたので取り替える際に極力リセットして少しでも軽くしようと思っているところです。

 先週は4日間1万歩以上を歩き、今週も月曜日には14,000歩歩いていた人間がいきなりの腰痛で動けなくなるんですね。ちょっとショックでしたが、奢りもあったのかもしれません。今後は腰と対話しながら丁寧に過ごしていきたいと思います。病院を紹介してくれた友人と、良いタイミングで良い先生に見ていただけたことに心から感謝しつつ。



今の私の命綱です。

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398. ブログの引っ越しは大変です。

2025年06月27日 | 日記

▶引っ越し作業はなかなか大変です。



友人宅の庭(その1) ピンクストライプ 毎年ちゃんと顔を見せてくれる可愛い花です。


▶かれこれ1週間、引っ越し作業中です。

 使い慣れたgooブログが11月には終了とのことで他のブログに引っ越しをしなければなりません。引っ越し先の対象は3か所ほどあげられており、連れ合いも私も「はてなブログ」に移ることに決めました。作業は説明を読めば順調に進みそうなものなのですが、いざ始めて見ると戸惑うばかり。いつも困るのが、ダウンロードまではできてもその次のZipの解凍作業です。以前は特別なことをしなくてもパソコン内に入っているプログラムで解凍できたように思うのですが、ここ何年かはギガファイル便にお世話になっていました。この便利で働き者だったサイトがごく最近は Win zip とかいうソフトがらみになって、しつこく出てきて困るので一度使って懲りてしまいました。でもたまに何気なくダブルクリックしたら解凍してくれたり、何だかわかりにくくて困ります。結局私は 7-zip というソフトを無料でダウンロードして使ったのですが、連れ合いはそれがなくても解凍できていました。

 解凍した文章はメモ帳というところに入って、やたらたくさんの記号と本文とがゴチャゴチャに挟まっている状態で出てきました。どうしたらよいのだろうと頭を抱えていたのですが、案内通りにアップロードしてみたらちゃんと元のような文面に整って画像入りで出てきたのでホッとしました。

 それでも自分の新しいはてなブログのアドレスがなかなか把握できず、今日ようやく見つけて皆さんにお伝えできる状態となりました。「リーメンシュナイダーを歩く」(はてなブログ) https://tr-oikakebito1999.hatenablog.com/

 どうぞ今後はこちらで旅の話や日記を読んでいただけますよう、よろしくお願いいたします。特にクラウドファンディングにご協力いただいた方には、8月上旬にご支援を手渡した報告をそちらに書きますのでお目通しくださいませ。

 

▶でも一体1,500枚を超える画像はどこへ??

 今までアップしてきた画像は1500枚を超えていました。そのほとんどをはてなブログに移したはずなのですが、今もってその画像が「はてなブログ」ウェブサイトのどこに入っているのか見つけられずにいます。文面には入っているので移行済みであるのは確かなようですが。この画像の行方が把握できたましたら、本腰を据えて「はてなブログ」の「リーメンシュナイダーを歩く」で旅の話、日記を書いてくつもりです。体力と気力が続く間は書き続けたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


友人宅の庭(その2)

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397. 雲蝶彫刻を訪ねる旅5日目 最終日

2025年06月16日 | 旅行

▶願成寺 白水阿弥陀堂



東北地方で国宝の建物は珍しいと言われる白水阿弥陀堂 その静寂とすがすがしさを守るようなこの池が深く心に残っています。

▶5月16日(金曜日)旅の最終日に国宝 白水阿弥陀堂を訪ねました。

 ただ真っ直ぐ家に戻るより、せっかくの国宝の建物だから寄って帰ろうということになった白水阿弥陀堂は福島県のいわき市にあります。連れ合いは2回目ですが私は初めてでした。駐車場からこの建物に近づくにつれ、周りの空気がどんどん澄んだ感じになったのには驚きました。建物の佇まいだけでなく、木々の美しさも深く心に迫ってくるのです。さすがは国宝に選ばれるだけの建築物です。正直、重要文化財の仏像については印象が残っていなくて仏像様には申し訳ないぐらいですが、この「白水阿弥陀堂境域」の雰囲気は忘れられません。ここに寄ってよかったとしみじみ思っています。









凜として立ち続ける美しさ。

▶こうして4泊5日の新潟・福島を巡る旅は終わりました。

 前半は新潟県で雲蝶と源太郎の彫刻を追いかけ、後半は福島県の重要文化財や歴史的な建物などを巡りました。
   本来なら家にいてヘルゴット教会のクラウドファディングの追い込みをするべき時期だったのですが、この旅行計画を立てたときにはクラウドファンディングはまだ先で大丈夫と何となく思っていたのです。でもいざMotionGalleryに私のような趣旨でもクラウドファンディングを始められるのかどうか尋ねたところ、大丈夫とのこと。一般的な流れを確認したらこの旅行が終わってからでは間に合わないことがわかったのでした。それで旅先でもスマホで毎日チェックをし、やはり終了前1週間というのは大変落ち着かないものでした。
それでも多くの雲蝶・源太郎彫刻、国宝あるいは重要文化財の仏像、建築物、また多くのダリ作品を所有する美術館を訪ね、良い経験ができました。

 このあとはgooブログが10月に終了するため、ブログの引っ越し作業があります。そして、個人としてチャリティー絵はがきの行商に回るべく準備を進めています。経営上の赤信号がともっているヘルゴット教会に少しでも多くの支援を届けたくて、ギリギリまで踏ん張らなければと我が身を奮い立たせているところです。

 しばらくブログ更新は難しいかもしれませんが、また書けるようになりましたら新しいブログのアドレスをお知らせいたします。
 リーメンシュナイダーに関心のある方々、またこのブログに興味を持ってくださる方々、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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396. 雲蝶彫刻を訪ねる旅4日目 大内宿からスタート 

2025年06月16日 | 旅行

▶大内宿の景色



かやぶき屋根が並ぶ景色は、やはり心動かされます。

 

▶4日目の旅はハードなドライブでした。

 5月15日(木曜日)は2か所ほどお寺を見たくて電話をかけたのですが、どこも繋がらず「恐れ入りますがもう一度お掛け直しください」とアナウンスが流れるばかり。きっぱり諦めて、まず大内宿からスタートです。ところがこの芦ノ牧温泉から大きな道路に出るまで、ハラハラし通しの狭い山道を走ることになりました。しかもくねくねと曲がり角が多く、運転する三津夫も相当緊張していたようです。ようやく大内宿の駐車場に到着したときにはホッと肩の力が抜けました。

 茅葺き屋根は葺き替えも大仕事のようで、町並み展示館でその様子を動画で見ることができました。何年も準備して近所の方々総がかりで吹き替えるのですね。屋根の色が濃いほど古いのでしょう。上の写真で薄いブルーの家はトタン屋根だそうです。丈夫らしいのですが、町の雰囲気を揃えるために順次吹き替えているようです。お金も人手もかかるでしょうから、カフェやお土産屋さんで何とか収入の道を持っていないと大変なようですね。私たちが着いた頃はまだ人が少なかったのですが、次第に増えてきて町は賑やかになりました。山の端にある神社にお参りしたところ、ちょうど景観の良い道に行けたので写したのがトップの写真です。

 このあとは一路さざえ堂に向かいました。国の重要文化財になっていて、話しに聞いたことはありますがイメージが湧きませんでした。実際に登りと下りが交錯しない建物を一巡りしてみて、この仕組みを考えた人はすごいと思いました。













さざえ堂は思っていたよりはこぢんまりしていました。

 

▶このあと諸橋美術館へ

 さざえ堂のある会津若松市から、今夜の宿がある裏磐梯に向かって出発。
 その少し手前にあるダリの作品をたくさん所蔵する諸橋近代美術館には明日行く予定でしたが、まだ充分時間があったので今日見学することにしました。ダリらしい入口の絨毯、展示されていつ彫刻、絵画はもっと紹介したいところですが、外観の佇まいと撮影許可があった絵だけ載せておきます。最後の写真は il Regalo (イル レガーロ)という宿の夕食です。この日も豪華な食事となりましたが、前の晩のバイキングよりずっとお洒落でした。館内のさりげないレイアウトもヨーロッパにいるようで、その雰囲気を味わいながらイタリアンの夕食をゆっくりいただきました。










この絵画のタイトルを大写しで撮影するのを忘れました。


有機野菜によるサラダは山盛り、飲み物も何種類もあって飲みきれませんでした。

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395. 雲蝶彫刻を訪ねる旅3日目 会津へ

2025年06月15日 | 旅行

▶5月14日(水)は会津のお寺を回りました。



願成寺のつつじ 何とも可愛らしい花のボールのようです。

 

▶新潟県から福島県の恵隆寺(会津版下町)

 佛興寺に念のため電話を入れてみましたが、昨日と同じで通じませんでした。
 諦めて新潟市の喧噪を通り過ぎ、会津に向かう高速に乗りました。会津坂下(ばんげ)ICで一般道に出て恵隆寺(えりゅうじ)に到着。ここには高さ7mあまりの大きな千手観音があり、立木観音と呼ばれているそうです。
 列に並んで堂内に入り、
説明を聞くと、なるほど立っているカツラの霊木をそのまま観音像に彫り込んだのだとか。本来はどれほど大きな木だったのでしょう。立ったままの木を彫るという大仕事もどれほど大変だったのか、想像がつきません。国の重要文化財になっているのも納得の重厚感あふれる観音様でした。回りの眷属(けんぞく)である二十八部衆と風神・雷神の計30体が完全な形で残っているとのこと。確かに数えたらその通り並んでおいででした。
 他のお堂も見て回り、買える頃には大型観光バスもやってきて、なかなか人気の観音様のようです。






恵隆寺の立木観音

 

▶願成寺(喜多方市)の会津大仏

 願成寺には、やはり国の重要文化財である阿弥陀如来と両脇侍坐像があります。境内はよく手入れがされていて新しいお堂を建築中でした。まず最初に鐘撞き堂で一人1階ずつ許可された鐘撞きを試みました。私はすごく大きな音が出たので驚きましたが余韻が長く響き、大変楽しい思い出となりました。連れ合いも嬉しそうに撞いていました。その写真を載せてあります。私が撞いているところは連れ合いのブログに載っています。興味があったら覗いてみてください。
 ご本尊はガラスの中に収まっていらしたので反射を避けて正面からは写せませんでしたが、撮影が許されていると、こうしてブログでご紹介できるのでありがたいです。阿弥陀如来の光背は「千仏光背」を背負っていると書かれていました。さすがにこの光背の小さな仏像が何体あるのかは数えられませんでしたけれど。









一人1回鐘をついても良いと言われて喜んで試してみました。良い響きです。
 滅多にできないことなので、楽しみました。

▶次は湯川村の勝常寺です。

 連れ合いが一番楽しみにしていたのがここの薬師如来坐像と両脇侍立像を拝観することでした。火曜定休と書かれているので、今日は水曜日だから見られるはずとは思いましたが、駐車場に他の車は1台もなく、静かな境内では何やら修理か制作中のおじさまが一人いるだけで、不安になりました。その方に「拝観できますか?」と聞くと、「住職はいるはずだよ」と住居の方を示して教えてくれました。いらっしゃるなら拝観できそうとお宅に向かい、連れ合いが声をかけたところ、中から若い住職が顔を出し、「それでは少しお待ちください」と言って着替えて出ていらっしゃいました。連れ合いは待ちかねたように以前東京で拝観していること、そのときから国宝だったご本尊をせっかくだからお寺で拝観したかったことなど話し、「これは熱心な人だな」と思われたようなご住職と話が弾んでいました。国宝を所蔵する寺社は防火のための収蔵庫を作らなければならず、こちらもお金がかかったことでしょう。鍵を開けて明るくしてくださると国宝の3体だけではなく、あちらにもこちらにも仏像が立っていました。私はなかなか種類も名前もおぼえられませんが、立派な仏像が多かったように思います。

 以下、勝常寺の写真を載せておきます。庫内の彫刻は写せませんでしたが。








▶この日、最後に訪ねたのは引安寺(会津美里町)でした。

 弘安寺に着いたのは午後3時を回った頃でした。でも入ってすぐに個人の中田観音拝観は事前予約が必要との立て札が立っていました。しかも月・水・金の午前10時とのことなので、いずれにしても無理でした。準備不足だったことを反省。ここにも国の重要文化財が3体ありましたので残念でした。向拝には誰の作かはわかりませんが、珍しくリラックスしているようなお坊さんが彫られていました(最後の写真)。











この彫刻にはどんな物語があったのかなと思いながら写しました。


 弘安寺を出てからはずっと南下して芦ノ牧温泉にある丸峰観光ホテルに到着。温泉街なら食堂もあるかと思っていたのですが、まわりには旅館が何軒かあるもののレストランや食堂が見当たりません。仕方なく夕食をホテルでとることにしたところ、何と一人6,600円もかかるというのでガックリでした。しかも会場に行ってみたらバイキング。多くの観光客が席を取り合うような慌ただしさで落ち着きませんでした。もっとも部屋の隅には注文に応じて揚げ物やステーキを頼めるコーナーがありましたから、健啖家には良かったことでしょう。私はもう食事は沢山食べられなくなっているので勿体ないなと残念でした。温泉はそれなりにゆっくりできて良かったのですが。

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394. 雲蝶彫刻を訪ねる旅2日目(2)

2025年06月12日 | 旅行

▶石動神社のある吉野家近くの風景です。


ご近所の庭はこのように花が咲き、のどかな風景でした。吉野家にもどるところです。

 

▶2日目の旅の続きです。

 石動神社で充実した時間を過ごした私たちは、この後、以下のお寺を順に回って新潟市内へ入りました。新潟駅近くになると大きな道路が錯綜し、バイパスを通ることが多く、たくさんの車がすごいスピードで走るのでハラハラしてしまいました。

 一番見たかった佛興寺は何度電話をしても繋がらず、外回りの向拝だけは見られましたが残念でした。相当前から手続きを経ないと見たくても見られないのだと痛感しました。もし機会が持てたら佛興寺だけはもう一度訪ねたいと思っています。

 

▶本徳寺(燕市)源太郎彫刻










▶諏訪神社(中魚沼郡津南町)源太郎彫刻






大分風雨にさらされてしまったようです。


▶佛興寺(新潟市内)雲蝶彫刻










外回りだけ辛うじて写せましたが、肝心の雲蝶作品が拝観できず残念です。


▶白山神社(新潟市内)源太郎彫刻












夕方の逆光でなかなかくっきりと写すことはできませんでしたが、雰囲気だけお届けできればと思い、載せておきます。


▶次回は3日目の旅ー会津を中心にお届けします。

※このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りいたします。© 2015-2025  Midori FUKUDA

 

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393. 雲蝶彫刻を訪ねる旅2日目(1) 

2025年06月11日 | 旅行

▶石動(いするぎ)神社に行ってきました。




石動神社から下ってきた民家の庭で。後にオオデマリの木だとわかりました。

 

▶石動(いするぎ)神社(新潟県三条市)

 この神社は400段ほどの階段を上らなければたどり着けません。膝や腰に不安のある方はなかなか難しいと思います。この階段の入口だけは写真を撮ったのですが、途中の景観を何で写してこなかったのかと後から考えると本当に残念です。とにかく目の前に現れた終わりの見えない階段は覚悟を決めて登るしかありませんでしたから、写真を撮るゆとりがなかったのですね。
 始めのうちこそきちんと石を積み上げた階段が続くのですが、そのうち一段一段の幅が広がり、木の枠と土が多くなってきます。息が上がり、汗ばんできてもリズムを崩さないように呼吸を整えながら昇り続け、何とか神社のお社にたどり着いたときはサーッと爽やかな風が体を通り抜けた感じがしました。一体この階段を上りきるのに何分かかったのか、これも測っておきたかったと今さらながら反省することばかり。

 神社の横には社務所があって一人の男性が詰めていました。管理人さんと書いておきます。神様に御神酒を供えたり、参拝客の面倒をみたりする方で、その方の解説がとてもポイントを突いていて説得力があるのです。特に、「雲蝶さんは彫る対象になりきって彫っているのです」ということばが印象的でした。自分で演じながら彫ったと思うともおっしゃっていたような気がします。















一番下は雲蝶作「神功皇后と武内宿禰」アクリルケースに入っているため、クリアには撮れませんでした。

 私は外部の彫刻だけ写して社務所で休ませていただきましたが、その間に管理人さんが「神様に捧げた御神酒をどうぞ」と小皿に注いでくださいました。私は普段お酒を飲まない人間ですが、申し訳なくて一口いただくと、甘めの美味しい御神酒でした。これなら毎日でも飲めるかもしれません。 
 連れ合いが内部彫刻もゆっくり撮影して社務所に戻ると、彼も御神酒のお下がりを一口だけいただきました。そしてさらに親切な管理人さんは捧げ物のお菓子類を茶封筒に入れて「これもどうぞ」と手渡してくださったのです。このお菓子があとのドライブでどれだけ疲れを癒やしてくれたことか。最後に「天井の絵も見ましたか」とおっしゃって、忘れていた私たちを案内してくださいました。やはり案内図だけではわかりにくく、懐中電灯で解説しながら見せてくださったおかげで雲蝶の絵がよくわかりました。
 そして最後に「今日5月13日は雲蝶さんの命日なんですよ」と伺い、何と幸運な日に参拝できたことかと嬉しくなりました。本当に良い体験でした。

 最後にお知らせです。この石動神社には「駐車場がありません」と書かれていたのでどこに車を停めたら良いかと心配していたのですが、下記の住所(※)で検索すると吉野家という建物の周りには駐車スペースがあることがわかります。その社務所の管理人さんに伺ったところ、「そこに停めて良いんですよ」とおっしゃったのでホッとしました。参拝したい方はその吉野家から道ばたの白い看板の案内で数分歩くと階段の登り口に行くことができます。 
 
※石動(いするぎ)神社…新潟県三条市吉野屋 ☎0256-34-5511


▶この続きは細かく寺社を回ったので次号で書くことにします。

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392. 雲蝶彫刻を訪ねる旅1日目 

2025年06月11日 | 旅行

▶西福寺の雲蝶彫刻から


西福寺(魚沼市) この目力に感嘆します。

 

▶旅のスタートは2025年5月12日、南魚沼市の十二社からでした。

 ようやく何とか旅のブログを書く心の準備ができました。大変遅くなりましたが写真を中心にご報告していきます。

 自宅を出たのは6時45分頃だったと思います。途中休憩をはさんで10時過ぎに南魚沼市の十二社に着きました。外はしとしとと雨が降っていて傘を差してのスタートでした。

 十二社はのどかな農村風景の一画にありました。駐車場は無いのですが、草原の上にスペースがありましたので失礼して車を置かせていただきました。人は誰もいないのに扉は開きますし、中に懐中電灯も置かれ、親切な心が伝わってきました。ただ、失敗したなと思ったのは室内では暗くて一眼レフが使いにくく、SONYのコンパクトカメラを何で家に置いてきてしまったのだろうということでした。外は辛うじて写すことができましたので、外観もご紹介しておきます。雨粒も写っています。








十二社(南魚沼市)の雲蝶彫刻

 

▶西福寺再訪

 西福寺は最初の計画には入れていなかったのですが、近いし、ほぼ通り道だからもう一度行ってみようということになりました。
 面白かったのは鐘撞き堂です。階段が付いていて上がれるのですが、「鐘の下に留まらないでください」というような注意書きがあり、そうか、もし何かあって鐘が落ちてしまったら誰もこの鐘をすぐには動かせないからだと気がつきました。

 その鐘撞き堂のすぐそばに開山堂の向拝があり、一眼レフでアップで写すことができました。













童子の表情に遊び心が感じられますね。

 

▶御島石部(いそべ)神社(柏崎市)

 海岸沿いの道路を通って御島石部神社に着いたのは午後3時を過ぎた頃でした。少し迷って地元の方に聞いて何とかたどり着きました。石畳の参道が長く続く神社です。










石部神社の源太郎彫刻は、流れるような動きのある龍の髭、波や植物などに繊細さと優しさを感じます。

 

▶都野神社(長岡市)

 これで今日の見学は終わりです。私が疲れたのかカメラが疲れたのか、あまり写りの良い写真が残っていませんでした。何とかお見せできるのはこの獅子と牡丹でしょうか。明日は体力を使う神社参りが待っているので早めに宿に向かいました。




都野神社の源太郎彫刻。花の彫りが深くて見とれますが、獅子も何だか可愛らしく感じます。

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391. 旅の続きを…と思いつつ。

2025年05月31日 | 日記

▶クラウドファンディングを終えて。



友人宅の庭 白く咲き誇るのはオレルアとかホワイトレースとか言われる花のようです。

 

▶今でもまだ毎日クラウドファンディングの頁を開いてしまいます。

 回数こそ減りましたけれど、毎日数回はMotionGalleryのクラウドファンディングの頁を開いてしまいます。39日間ずっと頭を占領していたクラウドファンディングが終了し、ヘルゴット教会へのご支援を届ける使命だけ残っている状態なのですが、何だかまだ心が重いのです。疲れもあるでしょう。でも電子ピアノの上に置いてある売れ残った絵はがきが気になるのです。そんな私の心に応えてくださるように、その後も6人の方からご支援が届いています。本当にこのお申し出には勇気づけられました。絵はがきが残ったらそれでしょうがないとは思いたくなくて、どこかでまだ絵はがきをもっともっと売る機会を作りたいと思っているのです。そして50万円を少しでも超えるご支援を届けてきたいという気持ちがうごめくのでしょう。少しずつそのイメージができあがってきたらまたご報告いたします。

 かかりつけの医師の勧めでここ何年も起床時の血圧を測っているのですが、クラウドファンディング期間中は今までになく高い数値の連続でした。それだけストレスがかかっているのか、悪夢もよく見ました。それが終了後、ピタッと正常値に戻ったのは本当に不思議。体は心と一体なのでしょうか。まだ毎日まぶたが重く、気が付くと船を漕いでいますが、少しずつエネルギーが湧いてきています。またしっかり動き出せるようになったら旅のまとめもしておきたいと思います。でもこの間に連れ合いが5回にわたってしっかり旅をまとめてくれているので、興味がおありの方はまずこちらをご覧ください。

 

後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。 【後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育】

goo blog

 

 

今日は短いのですが、これで終わりにしておきます。来週中にはまた旅の様子を書きたいと思っています。

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390. クラウドファンディング「ヘルゴット教会にご支援を!」が終了しました。

2025年05月21日 | 旅行

▶クラウドファンディング最終日の記念に。



上は40日目最終日翌日、5月20日午前8時34分現在のクラウドファンディングトップ頁です。

 

▶クラウドファンディングを終えて。

 昨日は、クラウドファンディング「ヘルゴット教会にご支援を!」にご協力いただいた皆さまに結果を報告しておきたくて、MotionGallery経由でご支援くださった方には一斉メールを、私が個人的に承って代理決済した方々にはそちらのグループへの一斉メールを送る作業をしていました。そうしたらブログにもすっかり書いたつもりになってしまい、今日になって慌ててご報告している次第です。

 遅くなりましたが以下、そのお礼のメールです。心の中で応援してくださっていた方々、その後どうなったかなと気にしてくださった方々にもお礼申し上げます。


**************************************

MotionGalleryクラウドファンディング「ヘルゴット教会にご支援を!」にご協力くださった皆さまへ

 昨日5月19日をもちまして本クラウドファンディングは終了いたしました。
 コレクターは画面上65名様ですが、実際はお一人ダブりがあり、私の方で最初に代理決済した3名様が1名様にカウントされてしまったため、66名様でした。ご支援総額は562000円となりました。おかげさまで目標を達成し、しっかりヘルゴット教会に皆さまからのご支援を届けることができます。
 プロジェクトの「想定されるリスクとチャレンジ」に書きましたように、MotionGalleryクラウドファンディングの費用と絵はがき印刷代の一部をこの中から支払わせていただき、50万円分をヘルゴット教会に手渡して参ります。心配なのは円安だけとなりました。少しでも多くのご支援を手渡しするために、今後はレートとのにらめっこになりそうです。

 8月上旬にヘルゴット教会に皆さまからのご支援を無事届けられるよう、私自身の怪我や病気、事故に充分気をつけて過ごして参ります。
 次回のお便りはヘルゴット教会から宿に戻って、できるだけ早くにお届けします。
 それまで皆さまも、どうぞお元気でお過ごしください。

  39日にわたる日々、皆さまからの励ましのお言葉がどれだけ私を元気づけてくれたことか、ことばでは言い表せません。もう一度、ヘルゴット教会へのご支援を本当にありがとうございました。
 
  福田 緑

**************************************

 あとは8月上旬に、ヘルゴット教会へのご支援を実際お届けしたことのご報告を書いて終了となります。

 

▶さて、このあとは少し国内の小旅行についてまとめておきます。

 昨年11月の福田緑第3回写真展後に出かけた雲蝶の旅については、このブログの366~371にまとめてあります。今回はその続きというには少し長めの4泊5日の旅でした。前半2泊は新潟県、後半2泊は福島県です。三津夫が本を読んでここに行きたいというリストを作るのが旅の始まりですが、前回の旅で見られなかった雲蝶彫刻をもう一度訪ねて実際に見たい、そして今までちゃんと旅したことがない福島県にも足をのばしたいというのが目的でした。

 雲蝶は「リーメンシュナイダーの追いかけ人(びと)」の私にとっても、「日本にもこんなにすごい彫刻家がいたのだ」と驚く技量を持っているので、訪ねて回るのは全く苦になりません。ただ、そのリストを実際にはどう回って行くか、どこの宿を取るか、1日で何カ所の寺社を訪ねられるのかを考えて流れを組むのは私の役目。結構これが大変なのです。大変だけど嫌いではないので、海外旅行も全部それは私の仕事になります。ミニ旅行社といっても良いぐらいかもしれませんね。

 旅に出てしまえば運転はもっぱら連れ合いの仕事で、ナビの要所要所を伝えるのが私の役目。うっかりすると曲がり角を見逃したり、どこを曲がるのかがわかりにくくてUターンするということもあります。ま、それでも2人で力を合わせれば何とか旅は成就できるものです。今回もいくつかのハイライトがあってどれが一番とは言いがたい旅になりました。

 今日のところは予定した旅の流れを書いておくことにします。

               

2025春、新潟雲蝶と仏都会津の旅(計画段階)

*車(関越自動車道、磐越自動車道、東北自動車道)、5月、4泊5日

■新潟の社寺など巡る所(予定)

◆5月12日(月)
 我が家から南魚沼インター経由で十二社までおそらく3時間ぐらいか。
①十二社(南魚沼市)、南魚沼市穴地 
 ☎025-777-3054

  ここから都農神社まで70kmぐらい(その途中で寄る)
②御島石部(いそべ)神社(柏崎市)、柏崎市西山町石地 
 ☎電話番号無し

  ここから都農神社まで20kmぐらい
③都野神社(長岡市)、長岡市与板町与板乙 6045 
 ☎0258-72-2135

*ここからホテルルートイン見附 -中之島見附インターまで約10km

◆5月13日(火)
 ホテルルートイン見附から石動神社まで約10km
④石動(いするぎ)神社…新潟県三条市吉野屋 
 ☎0256-34-5511

 ここから十二神社まで約20km
⑤十二神社…加茂市上土倉 
 ☎0256-52-0080

  ここから佛興寺まで約55km
⑥佛興寺…新潟市中央区神道寺3-1-14 
 ☎025-244-4990

*ここから新潟第一ホテルまで約3km


■会津の寺など巡る所(予定)

◆5月14日(水)

 新潟第一ホテルから恵隆寺まで90kmぐらい
 ※会津坂下ICで下車して4~5kmで⑦へ。
⑦恵(え)隆(りゆう)寺(じ)(立木観音)…河沼郡会津坂下町塔寺松原2944
 ☎0242-83-3171

 このすぐ近くに⑧はあるはず
⑧上(かみ)宇(う)内(ない)薬(やく)師(し)堂(どう)…河沼郡会津坂下町大上字村北甲803   
 ※地図で検索できず  恵隆寺で聞くと良いかも?
  ☎0242-83-1953 (2021年現在) 1週間以上前に予約 
 会津坂下町から7~8km

  ここから勝常寺まで8~9km
⑨勝常寺…福島県湯川村大字勝常字代舞1764
 ☎0241-27-4566 (毎週火曜日閉館)

*ここから丸峰観光ホテルまで30kmぐらい

◆5月15日(木)
  丸峰観光ホテルから大内宿まで山道を14~15km
⑩大内宿…福島県南会津郡下郷町大内
  ☎0241-68-3611               

 ここからさざえ堂まで37~38km
⑪さざえ堂…会津若松市一箕町大字八幡弁天下1404
 ☎0242-22-3163
 
  ここから法用寺まで17~18km
⑫法用寺観音堂…大沼郡会津美里町雀林三番山下3554
 ☎0242-54-6090                  

 ここから中善寺まで30km弱
⑬中善寺…喜多方市関柴町字赤坂後
 ☎拝観問い合わせ:喜多方市観光物産協会 0241-24-5200      

*ここからil Regalo イルレガーロまで裏磐梯の山道(国道)を約30km

◆5月16日(金)
  il Regalo イルレガーロから諸橋近代美術館まで3km弱
⑭諸橋近代美術館(ダリ作品多数)…福島県耶麻郡北塩原村檜原剣ケ峯1093-23
 ☎0241-37-1088

 ここから猪苗代磐梯高原ICまで20km弱 
 ここから自宅まで273.7km 約3時間+30分で我が家へ。お疲れさま!!!



上は石動(いするぎ)神社でいただいたパンフレットの表紙です。

※このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りいたします。© 2015-2025  Midori FUKUDA

 

 

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389. クラウドファンディング「ヘルゴット教会にご支援を!」最終日のご報告

2025年05月19日 | 旅行

▶いよいよ最終日となりました。


上は39日目最終日、5月19日午前9時06分現在のクラウドファンディングトップ頁です。


▶目標額を達成してからの日々に思うこと

 目標額に到達したのは5月2日でした。それから17日目の今日、やはり後半の上り坂はかなりしんどかった…と感じています。
 毎朝、昼、夜となく何度もMotionGalleryのプロジェクト画面を開いて一喜一憂してきましたが、ただのアマチュア写真家のプロジェクトとしてここまで来られたのは、何より家族、友人、知人の皆さまの多大なご協力あってのことでした。ありがとうございました。…と、早々に〆のお礼を書く自分に「まだできることがあるでしょ!」と檄を飛ばす自分もいますが、これが福田 緑なのです。抱える荷物がとても大きなものだけに、頭を切り替えないとなかなか先に進めないのです。

 今日までのご協力、ご支援に心より感謝申し上げます。

 ご協力くださった皆さまへの何よりのリターンは、ヘルゴット教会で皆さまからのご支援を手渡したときのご報告。それまで気を抜くことなく過ごしていきたいと思います。

 

▶1週間近い小旅行で見て回った神社仏閣や花々から(1)

 先週は新潟県や福島県の神社仏閣、大内宿、さざえ堂、諸橋近代美術館などを車で回ってきました。中でも印象深かったのは、新緑の美しさです。柔らかな黄緑の木々がどんなに心を慰めてくれたことか。そして三津夫の勧めで私が初めて訪れた国宝「願成寺 白水阿弥陀堂」(いわき市)は、心の中の雑念をサ~ッと振り払ってくれるような静けさと厳かさ漂う建物でした。周りの空気の色や匂いまで違っているような感覚。今日はその白水阿弥陀堂の写真を載せておきます。平安時代に建てられたというこの建物の詳細を知りたい方はこちらをどうぞ。

願成寺 国宝白水阿弥陀堂






国宝「白水阿弥陀堂」

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