リーメンシュナイダーを歩く 

ドイツ後期ゴシックの彫刻家リーメンシュナイダーたちの作品を訪ねて歩いた記録をドイツの友人との交流を交えて書いていく。

261. 「福田緑写真展 No.2 祈りの彫刻 リーメンシュナイダーを歩く」のフィルムを作りました。

2022年02月05日 | 日記

▶やっと「福田緑写真展 No.2 祈りの彫刻 リーメンシュナイダーを歩く」のフィルムができあがりました。

 

 コロナ禍でなければ「行くね」と約束していた様々な友だちも来られたはずですが、今回は日々感染者数が増えていき、とうとう友人の顔を全部は見られないままで写真展が終わってしまいました。コロナの感染を心配して来られなかった方は他にもいらっしゃるだろうと、今回も写真を繋いでフィルムを作ることにしました。

 4冊目の写真集『完・祈りの彫刻 リーメンシュナイダーと同時代の作家たち』を作っていた2020年にパソコンがおかしくなり、新しく買い換えたので、今まで使っていたフィルム・メーカーが使えなくなりました。そのため、今回はまずフィルムを作るソフトをどうするかというところから始めなければなりませんでした。パソコンに附属していたソフトではとても使いにくかったのです。インターネットであれこれ調べてCyberLinkという無料ソフトをダウンロードしてみました。こちらは以前使っていたものと機能が似ていたので少しずつ使い方がわかってきて、ようやく何とかフィルムを作ることができたのでした。

 今回は雰囲気だけでも記録に残しておきたいと、キャプションは入れずに写真だけで繋いで3分未満の短いものにしました。後から考えたら写真パネルだけ追いかけて撮影したので、せっかくいただいて部屋の角に置いた花籠が全部きちんと写せていなかったと気が付きましたが、時既に遅し。もう少し丁寧に撮影しておいて、ゆとりのある全体の流れをお見せできたら良かったかなと、もうすでに反省しています。次回はもう少し上達したいものです。

 今回もバックに若いチェンバロ奏者、中川岳さんご提供の曲を入れさせていただきました。この録音は、前回のヘンデルとは違って、中川さんがヴュルツブルク留学中に現地で開いた演奏会の実況録音なのだそうです。リーメンシュナイダーとはヴュルツブルク繋がりのご縁で、録音を快く提供してくれたという経緯がありました。ありがとうございます。

 曲名は J. S. バッハ作曲 『平均律クラヴィーア曲集 第2巻』より フーガ 変ロ長調です。

 リーメンシュナイダーの写真と音楽がマッチして、より静かな雰囲気が感じられるようになりました。
 フィルムはこちらからご覧いただけます。

リーメンシュナイダー写真展No 2 20220119

2022年1月19日~24日まで国分寺市司画廊で開催した福田緑写真展No.2 「祈りの彫刻 リーメンシュナイダーを歩く」の様子をアップロード...

youtube#video

 

※このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015-2022  Midori FUKUDA

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする