リーメンシュナイダーを歩く 

ドイツ後期ゴシックの彫刻家リーメンシュナイダーたちの作品を訪ねて歩いた記録をドイツの友人との交流を交えて書いていく。

352. 「福田緑写真展 No.3」のチラシができました

2024年07月21日 | 旅行

▶やっとチラシができあがりました。





これは私が送った原稿の画像です。チラシはまたちょっと違います。


▶反省、反省!!

 届いた箱から取り出したチラシを見て反省で手が震えました。あ~、やっぱり素人仕事だった…。

 写真展のチラシは第一回目にプロの方にお願いして作っていただきましたが、その原稿を元に第2回目写真展の原稿も自分で手を入れて何とかきれいな原稿ができたので、今回も大丈夫だろうと更に改定したものでした。
 ただ、2021年に原稿を作ったときにはさほど心配しなかったのに、今回は文字数が増えたので、これでちゃんと画面に収まるだろうかととても心配でした。そのため、フォトショップでトンボのガイド線も入れて作ったのですが、実際にそれがどのように印刷されてくるのか今一つピンと来ていませんでした。そのため印刷会社の方で原稿を見て内容が切れてしまうようだったら連絡をいただくという仕様で入稿したのでしたが、何も連絡が無かったため大丈夫だったかなと思いつつ箱を開いて見ると(この写真では見えにくいのですが)、用紙一杯一杯でキツキツ感この上なし。一番残念だったのは表面中央のマリアに微かに日が差していて私のパソコンではちゃんとお顔が見えるのですが、印刷された後ではほとんど見えないぐらいに全体が暗めでした。その微妙なと明暗はもっと自分で判断しなければいけなかったのです。三津夫に「マリアの顔が暗いね」といわれて一度は全体を明るめに直してみたのでしたが、それだと重厚な雰囲気が薄められてしまうため、元のままで入稿しました。今後はもっと気をつけなければなりません。

 「今後」と書いたのは、リーメンシュナイダーの亡くなった日が1531年7月7日なので、2031年(できれば7月頃?)には是非清瀬で「リーメンシュナイダー没後500年記念写真展」を開催したいと思っているからです。果たしてその時まで私は元気で生きているのかどうかわかりませんが。
 それまでにあと1~2回は写真展ができるかどうかというところですが、できるようであれば、また皆さんにもっと上出来のチラシでお知らせしたいものだと考えています。

 今回のチラシは今まで写真展に来てくださった方には郵送したいと考えています。まだ先の話なので9月から本格的に郵送作業を始める予定ですが、もしここにも送ったらどうかなどのご意見、ご提案がありましたら遠慮無くお知らせください。


▶カフェギャラリー縁について

 会場の「カフェギャラリー縁(えん 「みどり」とよく間違えられるそうです)」は前回のブログでお知らせした参考ウェブサイトで書かれているように、86歳という高齢の藤澤瑩子(えいこ)さんという方がお一人で営業しているカフェです。以前一度ホームページを見たのですが、今はホームページを作ってくれた方とうまく連絡が取れないようで、会場予約を申し込む段階になっていくら探しても見当たりませんでした。
 ただ、2023年に書かれた記事で大変好意的なレポートがあり、これを見ていただければ皆さんにもおいでいただけると判断しました。1階がカフェで珈琲は美味しいと評判です。以前、食事にきたことがある人はカレーが美味しいといっていました。ただ、今は藤澤さんのお耳の聞こえがよくないようで、大きな声で何回か叫ばないと注文ができないかもしれません(^_^;)。私たちが写真展の契約をしに訪ねたときも、大きな声で呼んでも返事がなく、しばらく待ってようやく姿を見かけてお話することができたのでした。そこは大目に見ていただき、是非珈琲を飲んだりお食事もしてくださいませ。

 第1回写真展でいらしてくださった皆さんとあれこれお話しできたのは私にとって大変貴重な時間でした。
 今はコロナもまたピークを迎えているようですが、開催は10月末。涼しくなって患者数も減っていることを祈りつつ、このカフェギャラリー縁でもゆっくりお茶や珈琲を飲みながらリーメンシュナイダー談義を交わしたいと願っています。ギャラリートークは今回は予定しておりません。

 場所は西武池袋線秋津駅の北口から1~2分です。人によっては1分では足りないかもしれないと思って160mと書いておきましたが気持ちとしては駅を出て右方向を見ればすぐです。お車の方は、秋津駅北口前に大きなコインパーキングもありますし、カフェギャラリー縁のすぐ斜め前にドラッグストアの駐車場、少し先の踏切を左に曲がればスーパーいなげやの駐車場があります。お買い物をすれば2時間ぐらいは無料で停められます。

 ということで、今からご予定いただけると嬉しいです。多くの皆さまのおいでをお待ちしております。

※このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015-2024  Midori FUKUDA

 

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351. 「福田緑写真展 No.3 リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」を開催します。

2024年07月19日 | 旅行

▶前回の続きです。


の可愛い花の名前はペパーミントツイストです。

 

▶同時代の彫刻家「作品資料集」に目をつぶる理由とは??

 それは今年、3回目の写真展を開催することにしたからです。あと何回ドイツに行けるかわかりませんが、クレークリンゲンのヘルゴット教会に寄付をしたいと始めたチャリティー絵はがきがまだ結構残っているので、人気で完売してしまった聖母子像・女性聖人像の絵はがきを現在焼き増し中です。この絵はがきをなんとか全部売り切って、もう一度だけヘルゴット教会に寄付を納めたいのです。

 そのため、以前から清瀬市内で写真展を開いて欲しいと要望のあった仲間たちにも気軽に来てもらえるように、「福田緑写真展 No.3 リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」を以下のように計画しました。

  ◆日時 2024年10月26日(土)~11月6日(水) 木曜定休
      午前10時~午後6時30分

  ◆会場 カフェギャラリー縁 
      東京都清瀬市野塩1-300-5
      ※ホームページは現在ありませんが、以下のウェブサイトでお店の様子が詳しく紹介されています。

カフェだけじゃない!多目的スペースがある『カフェギャラリー縁』

カフェだけじゃない!多目的スペースがある『カフェギャラリー縁』

清瀬市の秋津駅北口から徒歩1分の「カフェギャラリー縁」は、アートやイベントを楽しむことができる魅力的な場所です。1階のカフェは美術作品や装飾で溢れており、コーヒー...

Mediall(メディアール)

 

  ◆展示内容 マリア祭壇の「光の奇跡」(2023年8月15日撮影)を中心に、ここ2~3年の旅行で見たインパクトの強い同時代作家の作品も紹介します。

 

▶チラシは前回のブログをアップしてから頑張って作り、昨日ようやく印刷会社に入稿しました。来週届いたら早速ここにアップします。

※このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015-2024  Midori FUKUDA

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350. 「リーメンシュナイダー作品 2023年版基礎資料」完成!

2024年07月02日 | 旅行

▶ようやく出来上がりました(画像と文章を追加してあります)。

 


 この資料集改訂は大仕事でした。

 

▶今回の資料集で最終版として、あとは補完版を作って行きます。

 今まで何冊この基礎資料を作ってきたのかよく覚えていないのですが、少なくとも4回は作成したと思います。以前は確かもっと小さなB5判で作っていた記憶があるのです。でも2019年版を作った後で都市名に続く教会と博物館名のアルファベット順が間違っていることに気が付いたため、今回は大改訂をしたのでした。今回の基礎資料はA4版で102頁です。頁を間違えないように印刷するのはとても神経を使いました。約3週間かかって、ようやく今日のお昼にできあがりました!

 昨日この頁をアップロードしてから、連れ合いに「内容が全然わからないから具体的な写真を入れた方が良いよ」と言われました。それもそうだと思い、ちょうど昨年初見だったバンベルク大聖堂博物館の部分をアップしておきました。2番目の写真、5頁右上が大聖堂博物館についての記述を追加した部分。3番目の写真、一番左上にその聖母子像を作品通し番号(013)として入れてあります。記事と写真があまり離れすぎても見にくいし、かといって近づけようとすると記事がバラバラでまとまらなくなるし、配置が難しく頭を悩ませています。 

 訪れた教会や博物館・美術館はそれほど増えてはいませんが、三津夫にも見せながら「もうほとんど見られるリーメンシュナイダー作品は見ちゃったね」と心の区切りが付きました。ただし、来年はニュルンベルクのゲルマン国立博物館で新発見の「復活のキリスト」を拝観する予定です。

 あ~、でも私は本当は同時代の作家たちのこうした基礎資料も作っていたのでした。特に『新・祈りの彫刻 リーメンシュナイダーと同時代の作家たち』の執筆中は、やはりこうした一覧表がないと不便だったので作らざるを得なかったのです。そしてその後の旅ではたくさんのこうした彫刻を拝観してきたので、それも補完していくとなったら膨大な作業になってしまいます。今は目をつぶることにします。その理由は次回書くことにします。

※このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015-2024  Midori FUKUDA

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