Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

ノルゥエーキャンプ旅行ーオルデン(Olden)への道

2013-08-23 20:59:20 | 北欧キャンプ旅行 2013



朝から雨、二日も降られると全くうんざりする。特にきれいな景色が雨と低い雲で台無しになってしまうとき、写真が写せなくてがっかりする。



夕べも雨の中で投宿したこのキャンプサイトは高いキャンプ代の割には設備がなってない。
朝起きてみてなるほどと思ったのはサイトの周囲の高い山から流れ落ちる細い滝の多いこと、特に一晩中雨だったから滝の数も水量も増えている。

 

 

サイトを出て数百メーターでフィヨルドの際奥へ着いた。ここではフィヨルド観光の船とバイキングの生活様式を見せるアトラクションがあった。すぐ11Kmのトンネルに入り出たと思ったらまた5Kmのトンネルと続いている。6年前楽しんだフラムのキャンプ場と港を横目にまたトンネル2つ越えたところで、ノルゥエー最長の24.5Kmのトンネルに入った。

ここは採光,換気が良く考慮され3箇所の広い幅のトンネル内にブルーの光が当たっていて長い時間の緊張や退屈感をやわらげてくれる。
普通のトンネルで7kmくらいあると”ウワー長い!!!”と思うけれどこの長いトンネル内で残り7kmになった時”後たったの7km!!”と嬉しくなった。

ノルゥエー人は長いトンネル内で平気で追い越しをするし制限速度など全然守らない。
私たちも何時の間にか早く走りすぎていたりして、このトンネルを23分で通り過ぎた。

 

道路はフィヨルドに面して行き止まり、フェリーに乗って対岸に渡り狭いフィヨルド脇の道路を走る。

 

途中で計画を変えて、6年前に行ったブリクスデール氷河の裏側に当たる氷河を見に行くことにした。メイン道路から折れて片道50km、氷河や雪解け水を集めて荒れ狂う谷川のほとりを走りに走ってやっと着いた広い駐車場の向こう、湖の対岸にヨステダル氷河の氷舌が見えている。湖を渡るボートサーヴィスがあったが、わざわざボートで見に行くほどの事もない。
ここで遅い昼食を食べ、帰り道5km先にあった氷河博物館に立ち寄った。建物が奇抜で新しく、中はお土産店とカフェー、そして地下に氷河の説明や生息動物、石器時代の人々の生活(氷河のあたりで生活していた原始人が居たのだ!!)などを見た。

 

氷河で生息する雷鳥やいたち、これらはスコットランドでも多く生息している。

 

さて3時過ぎて往復100kmを戻りメイン道路から一路オルデン(Olden)へ向う。メイン道路わきにブーヤ氷河(BoyaBreen)が見えてきて、駐車場へ乗り入れ麓まで行って写真を写してきた。観光バスが数台停まっていた。

 

オルデンへ行くには長く突き出た岬のフィヨルド脇を走るか、近道をして一山越えるかで、当然山道を行くことにしたがこの山頂はスキーリフトがあって、冬は忙しいらしい。おまけにベルゲンへの近道とて巨大な観光バスが行き来している。道路はだいぶ傷みが激しくなってきている。自然に放牧されている羊の群れが道路を歩いていてなかなか脇に寄らない。

 

 

朝9時から運転し続けている我亭主は疲れが出てきて、文句が多い。かって知ったるOldenの町からまた内陸へ向って25分ほど、夕方6時過ぎやっとブリクスダール氷河の麓のキャンプサイトに着いた。Oldenからの道は広い湖ときれいないろどりの家やキャンプサイトが無数にあり、高い山を映した湖は何時見てもため息が出るほど美しい。
ここは何度来ても良いところの筆頭。

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