Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

ポルトガルの旅 (25)オルニャオ(Olhao)

2010-10-27 17:37:32 | キャンパーヨーロッパ 2010年




1月3日、20日間も滞在したクェイテイラのキャンプサイトを後にフェーロの東のキャンプサイトへやってきた。ここオルニャオのキャンプサイトは奥行き1Kmくらいの巨大なサイトにキャンパーやキャラバンがびっしり停まっている。トイレやシャワーのブロックが10箇所も在るが(これほど大人数の群れの割には)一度も込み入っていたことなど無かった。私たちのキャンパーの隣に停車していたイギリス人夫妻は ”昨年の今頃はこのサイトは満杯で入れなかった” といっていたから滞在できただけでもラッキーだった。
その代わり最奥の松林の中で、正面玄関へ出るまで1km近くも歩かなければならない。電車サービスでもしてくれれば・・・などと二人で文句を言っていた。
正面玄関の花畑が見事で、このアロエ?の花は今ポルトガル中で咲いているが、出入りの度に写真を写した。ここでもクリスマスデコレーションは皆工夫して、キャンパーやキャラバンを飾り立てているが、テレビの受信機にまでデコレーションとは・・・と笑ってしまった。







キャンプサイトから歩いて2kmほどにオルニャオの旧市街地が在りきれいに磨かれた石畳と狭い路地は歴史を感じさせる。その奥は海岸に面し、椰子の並木が伸びている明るいプロムナードだった。海岸線に魚市場が在り入ってみたが、もう1時過ぎで、閉まりかけていた。






この魚市場の近くのレストランで昼食、店先のテーブルで食べている土地の人たちの魚が美味しそうだったので、”あれと同じもの”と頼んだところ、中サイズの鯵が9匹、薄い衣で揚げたのがサラダと味付けご飯と一緒に出てきた。亭主は子牛のステーキでご機嫌。ステーキ11ユーロ、鯵は7ユーロとあって満足、満腹だった。





新市街にはコウノトリが4箇所も巣をつくり、仲のよい夫婦鳥たちはゆっくり青空を旋回している。あれだけ大きな鳥が翼を広げて飛ぶと見ごたえありで、街角から離れられない。






オルニャオのメイン道路からキャンプサイトへ向かう時の第一印象が、なんとグラフィーティの多い所だ。と思ったが行く先々、あまりの多さに唖然とする。芸術的なグラフィティも多いがあらゆる壁や橋桁や、廃屋がグラフィティで埋まっているとやっぱり廃頽を感じてしまう。








キャンプサイトの近くの自然公園の入り口近く、網で覆われた広い一角を見つけ、聞けば魚を養殖しているという。さすがコウノトリや白鷺の多い街,鳥害から守るためなのかも知れないが、今度はどうやって魚を捕まえるのだろう。網が邪魔ではないか?











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