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Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

渡り鳥の旅 バルセローナ2日目

2012-11-12 17:51:20 | キャンプ旅行ヨーロッパ各地 2012-2013

  


2日目も10時にカタルニア広場に着いた。すぐ地下鉄の駅に行く。この地下道が長くて一体本当の駅はどこにあるのだろうと思った。雨降りの日には地下道を歩くのはいいかもしれないが、秋晴れのこの日、地下鉄で移動するのは早いけど、外が見えないのはつまらない。

地下鉄で4つ目の駅でおりた。ここからエスカレーターが山に向かっていると言うから歩けども歩けどもなかなか行き着かない。急な坂道を行くと最初のエスカレーターは壊れていたらしい。前を行くおじいさんは足が悪くびっこを引きながら息を切らして急坂を登っていった。

途中からエスカレーター3回に乗り継ぎ頂上に着いたのはグエルーパーク。ガウディが設計し世界で只一つの変わった憩いの場だ。ここも8年前に来たことがあるが公園の頂上まで登ったのは初めて。バルセローナが一望に見渡せる。若い日本人の男の子が堂々漫画を読んでいて、我が亭主はこんなところまで来て如何して?と不思議がっていた。

    

  

色とりどりのタイルを細かく砕いてモザイク状に張り合わせた公園のベンチはアイデアが素晴らしい。雨が降ると水はベンチの外の溝から小さなガーゴイルに流れ落ちるように設計されている。

  

今日もたくさんの観光客がこの公園で憩い、アフリカ系の物売りが警察の目を盗んでお土産、小間物売りにいそしんでいる。
黄緑色にブルーの羽を持つコクツー(オウムの小さいもの)は今ではヨーロッパのほとんどの国で見られるが、ここでは椰子の木に巣を作ってその姦しい事。この鳥オリジナルはオーストラリアだと思うが、ヨーロッパの気候にうまく順応して増えに増え、南国スペインからドイツまでどこでも見られる。

  

この公園の一角にガウディが住んでいた家があり今では博物館になっている。今回はゆっくり探して見ることが出来た。スペイン1の設計士、芸術家であったガウディにしてはつつましいくシンプルな家で、この机でサグラダ・ファミリアの設計もしたのかと感に打たれた。



午後早くカタルニア広場へ戻り、スーパーで昼食用のパンやハム、サラダなど買い、観光案内所でオリンピックスタジアムへ行く地下鉄駅を聞いたところ、地下鉄2日券はバスも乗り放題。バス55番がそこまで行くと言う。

  

明るい日差しの中、スペインの町並みや広場をバスの窓から見ながら、バルセローナ南西の岡へ登っていった。終点がオリンピックスタジアムで、すぐに中を見渡すことが出来た。ロンドンのオリンピックスタジアムを知らないから見比べることが出来ない。なんとなくなーんだ、このサイズか。と思ったのは不遜か。それにしては警備の人も居ず、誰でも通りすがりに見ることが出来るスタジアムはいいのだけれど、いつも使われていないのは無駄ではないか?スタジアムの近くのテレコムタワーはデザインが素晴らしい。さすがスペイン。

  

ここから歩いて数分、素晴らしい建物に行き着いた。初めは教会か大聖堂かと思ったのにこれがカタルニアナショナル美術館と知って大喜び。いいところへたどり着いたものだ。

  


美術館内部の写真は次回に譲って、夕方5時過ぎ美術館を出るとゆっくり下界へ降りていった。本当に美術館内で世間を忘れて素晴らしい絵を見ている時は、天国にいるみたい。

  

  


美術館から町へ降りてゆく途中にはマジック噴水なるものがありこれは時間が限られている。これは1929年のエキスポに作られたもので、噴水と同時に音楽もなるらしい。冬は金、土曜日の7時から9時まで4回と書いてあるから相当なショウのようだ。



これはカタロニア広場の噴水

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