今年の春に裏庭にきれいに咲いたケシもたくさんの種になって終わってしまった。
種を多くの友達が欲しがりあちこちに分け与えたが、10月にポルトガルへの出発前にはまた蒔いていかねばならぬ。
ケシの種はしっかりした茎の上に丸いサヤができその中に灰色の種がぎっしり詰まっている。種を取った後のサヤを乾燥させたもので、何か作れないかと考えていた。
色とりどりのアクリルペイントをぬって乾燥させるとかわいい花になる。たくさん作って飾っていたら、隣の女の子2人が遊びに来てその花をもって遊びたがり、全部上げてしまった。
それで考えたのがそれぞれのサヤに肌色のアクリルペイントを塗り女性の顔を書いて並べたもの。皆が楽譜を持っているように小さな紙を手前に貼った。
今春従姉が活躍している飯能の合唱団のDVDを送ってくれ、大変感激したのでタイトルも飯能合唱団。孫に触られないよう手の届かないところに飾ってある。
今春ロンドンに住む日本人の友達からもう着ないという着物2枚と帯をもらった。
この地に住んでいると着物を着る機会がほとんどなく、若い時に造った着物はどうしても着られない。おまけに娘は手足も英国人並みに大きくなってなおさら着れない。
きれいな帯を柄のところだけ2枚に切ってベッドの後ろの壁飾りにした。亭主は全然興味を示さずただ2枚の布が下がっているだけという。
昨年友達からもらった浴衣の生地があまり派手で使えず置いてあったのを思い出しこれらを真ん中に下げてやっと満足した。
帯の残り生地で作ったバックは一体何に使ったものかと思案していたら、今まで私の作ったものに一切興味のなかった娘が、学校の教材を入れて持っていくのに欲しいという。
上2枚のジャケットは裏無しだから、型紙起こしから完成まで一日で出来た。赤い方は一重の着物をもらったのをほどいてあったので、これも裏無しで一日で完成した作品。
日本でではこんな赤い服は年寄りには着られないのだろうか?
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