朝夕は寒いが日中は25度ティーシャツでも歩ける陽気、この日は日曜日でキャンプサイトから歩いて旧市街へ行った。ルーマニアでは日曜日に結婚式を挙げるらしい。旧市街には教会が4-5軒集中しており結婚式を挙げたばかりらしいカップルが4組も家族と写真を撮っている。一組はお城へ行く階段ですれ違ったので思わず写真を撮って”Conglatulation!!”と声をかけたら”Thank you "と返事が来た。とっても素敵なカップルだと思う。
この町は15世紀からの建築物特に教会に、20世紀はじめのカルチャーパレスが観光目玉になっており、旧市街のメインロードはルーマニアのイメージとはかけ離れた素晴らしい散歩道になっている。
ルーマニアはローマ時代に原住民とラテン系の混血から成る国で、周辺の国々がスラブ民族の中にあってただひとつラテン語系の言語を国語としている。テレビで見ていると会話はぜんぜん判らないが、ニュースなどでサブタイトルが出ると、英語、イタリア語、フランス語に似た言葉が多くニュースの内容が大体の見当がつく。このテレビで面白かったのは韓国ドラマ”チャングムの誓い”を見せていた。言葉は韓国語でサブタイトルがルーマニア語だった。アメリカ映画や英国のドラマなどはサブタイトルだけルーマニア語になっているので、英語の映画をよく見た。
ローマの建国には双子の男の子ロムルスとレムスが狼に育てられたという伝説がある。それにちなんでローマに双子に乳を飲ます狼の像があるがそれとまったく同じものをここで見つけた。ルーマニアと英語では呼ぶがこの国ではローマニアらしい。彼らはローマ人の末裔の誇りを持っているという。
この周辺の建築物の色タイルが素晴らしく、もしかしてバルセローナのガウディと関係があるのかと思った。それとも中世の色タイルからこのようなタイルの屋根や飾りに発展して言ったのかもしれない。
此の窓辺全部に飾られた花を見ると政府機関であろうかと思われる。
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