Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

これが最後のキャンプ旅行―セント・パトリック・デイ

2019-03-18 15:41:14 | ポルトガル18-19

先日亭主が ”このキャンプサイトで働いている人たちは、皆いいお給料をもらっているのかなー。みんなニコニコしてとってもフレンドリーだ。” と言った。私から見ると職員教育が行き届いているなーと思ったけど、お給料がいいかなんて考えもしなかった。

イギリス人と日本人の考えの相違だろうか。

この大きなキャンプ場では、トイレやシャワールームの掃除係に女性二人が毎日2回づつ来て働いている。グラウンドの掃除係や庭木の剪定やごみ集積の人たち、それにオフィスで働く人たちに会っても、みな挨拶したり手を挙げて “ボンディア―” (おはよう)と言ってくれる。トータルで20人くらいは働いていると思われる。

先週私たちのキャンパーの斜め向かいに停車したアイルランドのキャンパーは、もう8年ほど前にファーローの西の町クォテーラで親しくしていた人たちで、過去5年タヴィラで滞在していた間に忘れていた。

ご主人のピーターは誰とでもすぐ友達になる気さくな人で、彼らがこのサイトを去る日には、私たちのほかに2組のイギリス人夫婦を招いて、サイトのレストランでコーヒーパーティ。いつの間にか知らないイギリス人たちともお友達になった。

日曜日はセント・パトリック・ディ(St Patrick Day)と言うアイルランドの守護神を祭るお祝いの日だった。

このサイトの入り口にあるレストランでも、天井からいろいろな飾りを下げて盛大なお祝いをした。

私たちのキャンパーは入り口に一番近いところにあるから、すべての歌声も音楽も直に聞こえてくる。朝11時から午後4時までアイルランド人の男性歌手の歌声と、パーティミュージックが鳴り響いていた。一体何人のアイルランド人がこのサイトに居るか分からないが、パーティ好きなイギリス人たちも便乗して、大いに気勢を上げていた。リズミカルな音楽を聴いていると一緒に踊りたくなるようだった。

 

それにしてもこのEU離脱の行方が分からず、最近では毎日英国車がどんどん帰国していく。3月29日までに帰れれば問題はないようだが、もうフェリーも予約満杯だからとすっかり諦め、私たちは4月1日にこのサイトを出発して1-2週間でフランスの港カレーから帰国予定。

もし離脱になったら、29日までにサンタンデルから帰国できればと思うが多分無理だろう。離脱後はグリーンカードとインターナショナル・免許証が必要になるが免許証の方は英国に帰らないと手に入らない。

あとは離脱の延期か,再選挙を期待したいものだ。

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