Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

これが最後のキャンプ旅行―キャリスシ(Caricos)

2019-03-15 23:44:15 | ポルトガル18-19

今日金曜日は暑い日だった。朝8時からのサーキットトレーニングでは帰国準備をしているメンバーが多くてたった4人だけだった。毎週金曜日に私たちと同時に、パーソナルトレーニングをしているポルトガルの若い女性2人が、ラジオ体操に参加して、ウォーミングアップした。

トレーニングの後は朝から決めていたキャリスシ(Caricos)への散策、暑さのせいで脱水状態、17.5㎞を歩いてきた。

 

以前にもこの花の写真を載せているが、以前よりますます花の数が多くなり、非常に華やか。ここ以外では見られない。

この野の花も今が盛り、咲き誇っていた。

 

ポルトガルでは3月に果物の花がほとんど咲く、この花はクインス(マルメロ)と呼ばれる酸っぱい果物のなる木の花、ポルトガルではジャムやマーマレードをつくる。

 

梨の花も今がシーズン、英国では5月初旬が例年だからやっぱり季節は1-2か月は早い。

 

 

道端にはこの可愛い野ばらに似た花があちこち咲いている。

 

キャリスシはタヴィラから北の高速道路の下のトンネルを通って行く。

 

 

トンネルの向こうは別世界、シスタスの白にラヴェンダーの紫、ゴースの黄色の花が咲き乱れている。

 

 

遠くに見えるのがボイエイロス村、キャリスシはこの村から2kmほど北にある。

 

 

ボイエイロス村の周りも至る所シスタスの花とラヴェンダーの花の群れが見られる。

 

何処もかしこも花でいっぱい。絵になるような景色が広がる。

 

 

 

このあたりにはグリーンのラヴェンダーの花が見られる。

 

 

キャリスシの村の近く、対岸にも紫かグレイに見えるのはラヴェンダーの花の群れ。

 

 

昨年からこのキャリスシの村はずれの、山の斜面に満開になるラヴェンダーの花の群れに、私の死後の灰を撒いてもらおうと遺言を書こうと決めていた。

ところが今日行って愕然、斜面に大きな道が出来、昨年まで真っ白に咲いていたシスタスの木々は掘り起こされて土が見えている。

すぐにラヴェンダーの苗も同じ運命になるのだろう。多分オレンジ畑かオリーヴ畑に変わるのだと思われる。

 

このラヴェンダーは英国のラヴェンダーと違ってあまり香りがしない。このラヴェンダーはこの国の原産でポルトガルの国花でもある。

 

 

キャリスシの村から谷間の乾燥した川辺まで降りて行って、こんなにきれいな鳥を見つけた。

パートリッジ(きじ)だという。

 

フリーレンジの鳥や卵はバッテリー飼育の鳥や卵より高いが、こんなにフリーな鳥もあまりいないのではと思ってしまう。道路へも平気で出てくるし、がけも登れば草むらも神出鬼没、飼い主の姿を見たことがない。

 

 

 

帰り道ではあちこちシスタスに囲まれ、群れて咲いているラヴェンダーをよく見かけたが、道路わきでないから、灰を撒くには山登りが出来ない人が多いだろう。

 

青空に完全なクロスした飛行機雲、テレビで宣伝しているビルデングソサエティみたい。

 

あと2kmでキャンプサイト。 石の橋の上から遠くに見慣れない形を見つけて、望遠で撮ったもの。グレイヘロン(サギ)が翼を乾かしているのを初めてみた。。

 

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