Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

アイスランドの旅 11 シェルトゥン(Seltun)

2010-06-19 23:15:11 | アイスランドの旅 2008年




ブルーラグーンの一番近くの町グリンダヴィーク(Grindavik)のキャンプサイトは小さいながらもトイレ、シャワー、キッチンそれに配電設備もありますがサイトには管理人がいませんでした。
キャンパーが2台とテントが数個張られていて、キャンプ料金はどうするのかと聞くとそのうちに誰かが集金に来るでしょうとのことでした。
でも翌日9時過ぎまで待っても誰も現れず、結局このサイトは只で泊ったのです。物価の高いこの国で安かったのはキャンプサイトと純毛の毛糸だけでした。


 

グリンダヴィークから海岸沿いに東に行くとシェルトゥンの温泉地帯に着くとのインフォメーションで、キャンパーを走らせると数キロ行ったとたん写真1の悪路です。道端は火山岩にコケが生えたり、むき出しの荒々しい岩山であちこちで羊が草?を食んでいるほかには何も見当たりません。
シェルトゥンまで23Km の悪路をやっとの思いでたどりついて、泥地獄や澄んだ熱湯が吹き出ている温泉地獄を楽しみました。



 




この観光地にも管理人は一人も居ず、泥地獄の一角に人の足跡があるのを見つけて、何処にも馬鹿な人がいるものだとあきれました。
シェルトゥンの周囲1Kmの道路は舗装されていてそこから道は3方にはしっています。
海岸に沿って東に42Km行けばレイキャヴィーックからのN1に合流する近道と思い、5Km 位行ったところで例の悪路にぶつかり、又引き返してレイキャヴィーックへ行く国道42号線を行くとやっぱり真っ黒の火山灰で固められたがたがた道(写真8)でした。

 



もうやけくそで車を走らせ、空港と首都を結ぶ幹線道路にたどり着いたときは、どんなに嬉しかったことでしょう。
只この地域は草木の生えない火山地帯とは言え、雄大なすばらしい景色だったことがせめてもの慰めでした。


 

 

コメント
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