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Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

最後のキャンプ旅行ータヴィラの3月

2016-07-27 12:05:34 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

 

 昨年3月とまったく同じように 今年も娘婿がオーストラリアへ出張したので、私は娘と孫の面倒を見るため飛行機で一時帰国した。2月末のロンドンは思ったよりも寒くはなく、曇りや小雨の日が多かったものの丸一日晴天の日もあり、シーツが戸外で乾いた。

一歳9か月になる孫のジュードは久しぶりに見る私には慣れず、数語だけしゃべれる中でノーの連発。やっと慣れてきた2週間足らずでまたポルトガルへ帰ってきた。

 

 

 

アランのケメストのあるストリートに小さな金網で囲まれた庭がありそこに、巨大なグレープフルーツが生っている。毎回通るたびに見ているが2月よりもますます大きくなっている。対象がないから写真だけではどれほど大きいかわからないのが残念。

 

 

英国から帰ってすぐの3月7日塩田へ散歩に行った。前日から気温が上昇して25-6度、暑くてまるで英国の真夏の気候になった。

道端で大きな声で鳴くのはいったい何だろうと草むらの中へ入ってみると、水の浅い池の中でカエルがたくさん相手を求めて鳴いていたのだ。まるで変った小鳥が鳴いているようだった。

3月は野生の菜の花が所狭しとウルトラ満開。

 

 

晴天のポルトガルは野の花が色とりどりで目を楽しませてくれる。

 

 

 

ロンドンでも満開だったミモザはここでも花盛り。

 

 

 

ロックローズもバミューダバタカップも何度写真を写したかわからない。どれだけ写してもまた写したくなる。

 

 

 

この木の花は桃かあんずか実のなる木に違いない。どんな実がなるのか見られないのが残念。

 

 

塩田近くの道端に捨てられ汚れた塩の山はまるで岩のように見える。 鉄橋の手前は半分壊れかかった木の歩道橋で今年も倒れず傾いている。

 

 

 2時間に1本の電車が鉄橋を渡っていった。

 

 

 

 英国ならば真夏の気候のこの頃、半そで・ショーツで歩き回っていたらすっかり日焼けしてしまった。

 

 

 

 海岸近くの砂地では純白のエニシダがジャングルのようになって花盛り、あまりお花に興味のないわが亭主でもこの花を見る度,感嘆の声を上げる。

 

 

 

真っ青な星のような花は私の大好きな花の一つ。

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最後のキャンプ旅行ースペイン・アルガーヴ・サイクルレース(Volta ao Algarve 2017)

2016-07-26 12:19:02 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

毎月第3土曜日には公共プールの道を挟んだ反対側の大広場で土曜マーケットが開かれる。あと一回のマーケットでポルトガルを去ると思えば、今の間にほしいものやお土産などを買っておこうと思うのは当然のこと。

先月のマーケットに一緒に行った古い友達のNさんに、その時買った暖かい裏地のついたスパッツをもっと買っておいてほしいと頼まれていたのもあって張り切って出かけた。もう来年は来られないかもしれないと思うから、あれもこれもほしいと矢鱈買いして疲れ切って帰ってきた。

この時このプールサイドの道路が封鎖されていてテレビ局やいろいろな車が道路を占領していた。マーケットで出会ったマイクに聞くと午後4時過ぎからインターナショナルな自転車レースがタヴィラのこの道路がゴールになるという。3時過ぎに来ていないと人が多くて見られないといわれた。

昼食後1時間くらい昼寝もして3時半にはこのレースのゴール地点に行った。もうすごい人でその先へ行っても近くで見られないと思い、ゴール地点から動かなかった。ラッキーなのはここに大きなテレビ画面が設置されていて、4時半ころからテレビ中継が始まった。

 

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新聞社の記者やテレビ局の関係者がわんさといる。

 

 

 ゴールを正面にするところに起重機で持ち上げたテレビ・カメラが設置された。

 

 

 私たちの後ろのフラットの2階のベランダに立っている男性に、テレビカメラや新聞社のカメラマンたちがしきりに写真を撮る。彼はいったい何者なのか。 私の周りの観客たちは特に興味も示さず、だれにも聞くことができないから結局わからずじまい。

おまけにテレビ放送が始まって大きな声で報道しているが、ポルトガル語ではいったいグループがどこにいるのか、あと何分で着くのか、わかるのはタヴィラと・・・キロメータといってることだけ。・・・の部分が判らない。

 

 

 

グループがこの終着点近くなると警察のモーターバイクがサイレンを鳴らしてどんどん走ってきて、空にはヘリコプターの騒音、2時間近く待ったのに、自転車のグループはあっという間にゴールに飛び込んできて、いったい誰が優勝者なのか全然わからない。せめてどこの国が優勝したのか判ればいいのだけど・・・まったくこんな時こそ言葉の障害を感ずる。

 

 

 

 

カメラマンに囲まれているこの人たちこそ優勝者かもしれないがいったいどこの国の人か?

 

 

ゴール地点は緩やかな上り坂の中間点で、道路の真ん中に立つと坂道の一番下まで見える。

終わった後の混雑ぶりがすざまじい。こんなにたくさんの車がスペアーの自転車を積んで伴走していたなんて、テレビ画面でも見せないし、ゴールには入ってこないから、知らなかった。

 

 

 

 

 踏切の線路上には駐車していなかったけれど今までこんなにたくさんの車がすべての道路脇に駐車していたのは初めてそして大混乱。

 

 

ポルトガル警察の総力挙げたようなパトロールバイクの列。こんな国際レースがこんな片田舎で開かれるのも珍しいことだ。今日は一日エキサイティング!!!!

翌日曜日の朝、体操時にマイクに聞いたところでは、ドイツ人が優勝したそうで終わった夕暮れプール前の広場で優勝者に対する授与式が行われたとのことだった。

インターネットで調べたところ、この Volta ao Algarve 2017 は水曜日から始まり4日目のこのタヴィラが終着地点のレースはタヴィラの北の山中アルモドーヴァ(Almodovar)から203kmを走るものだとのこと。道理でテレビで見ても知らない地形がほとんどだった。

このレースの最終は今日日曜日にファーロの北ルーレ(Loule)から179kmのレースが行われる。先週一週間の間にオマン、アンダルシア・スペイン、そしてアルガーヴの3か所でレースが行われた。実際有名過酷なレースは7-8月に行われる。

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最後のキャンプ旅行ーカストロマリーム〈Castro Marim)

2016-07-25 13:43:09 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

 

一月半ばの極寒から一週間、晴天の続いたアルガーヴも曇りと雨の日が多くなってきた。2月初めの雨上がりの翌日電車でスペインの国境に近いカストロマリームへ歩きに行くことにした。ここは昨年も一度塩田の中を通ってフラミンゴの群れを写真に撮ったりしながら、2つある城塞の一つに上り(もう一つは閉まっていた)楽しんできたことがあった。このカストロマリームの町は電車の駅からは非常に遠く、2つ先のヴィラ・リアル駅のほうが距離としては町に近いという変則的な鉄道駅が設置されている。

この日はカストロマリームの駅で降りて、塩田沿いにヴィラリアルまで歩こうというもので、朝10時半過ぎの電車で20分、道路の真ん中が駅という変なカストロマリームの駅に降りたった。

 

 

 周囲は広々とした荒れ地と、反対側の遠くに一軒の農木、まだ芽も出ていないイチジク畑とバナナの大きな木が見える。一月からポルトガルは野生の花が満開で、特に今からはバミューダバタカップが野原一面を真っ黄色にそめあげる。

 

 

遠くからフーパーのフー・フー・フッ という独特の鳴き声が聞こえ、望遠で探したところ、遠くの農家のテレビアンテナの上に止まっているのが見えた。この鳥はポルトガルからフランスあたりまで広く分布しているが英国にはいない。

天気が良いから遠くのお城もよく見える。

 

 

水辺の周りや野原にはマーガレット様の白い花が群生している。これらがマーガレットと違うのは背丈がほとんどないくらい。上の黄色の花も奥の黄金色はマリーゴルドの群生で手前がバミューダバタカップが咲き乱れている。

 

 

 

フラミンゴの群れを期待していったのに近くで見られたのがトータル8羽だけでどれも片足で立ったまま頭を羽に埋めて昼寝中。遠くでガマが鳴くような声が聞こえるが、野生のアヒルらしい。

 

 

 

青空を飛ぶコウノトリは風に載ってグライダーのように旋回していて優雅な鳥だ。

 

  

 

塩田の片隅に巨大な塩の山があり大型トラックが行き来している。あの塩の山の坂道をトラックが昇るのだろう。

この丈の高い花はキャンプサイトにも一面に生えているがここの牧場では群生していた。一本づつではあまり写真にならない。

 

 

 

とうとうこの牧場でナルシシスの群生に出会った。この水仙もポルトガルの道端や岩山のいたるところに見られるが、こんなに群生したのはポルトガルで初めて見た。

 

  

 1月ごろに生まれたらしい子牛、私たちが珍しいらしい。

  

 

やっと巣に戻ってきた相手とくちばしをカチカチ鳴らして挨拶しているコウノトリの夫婦。

 

 

ポルトガルの一軒家でも庭が小さい家の屋上で飼われている犬は、屋上から道行く人に吠えまくる。

3時間近くも塩田の泥道を歩き回ったのにたった8羽のフラミンゴを見かけただけだった。午後4時過ぎ、ヴィラ・リアルから電車に乗り次のモンテ・ゴード駅とカストロマリームの駅の中間でフラミンゴの大きな群れを見た。もちろん走っている車中からでは写真も撮れず ガックリ。

 

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最後のキャンプ旅行ー雨の日の体操

2016-07-24 10:28:22 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

ジムやラジオ体操もサイトのコーナーで野外だから、雨の日はそこで何もできない。昨年までは雨の日こそ休息の日と朝寝坊できたのに、今年になってトータル17人が参加してきた。そして 雨の日はあの屋根の下で と言い出した人がいてもう朝寝坊もできない。

このサイトは夏の警察官のためのホリデー地で4人泊まりの小さなシャレーが並んでいるが、その数は15軒ほど。このシャレーの後ろにビニールカバーのテント地がある。地面は砂地になっていて、手入れが行き届いていないからビニールが破れたり周囲に雑草が生えたりして、せっかくの広大なテント地もほとんど見捨てられている。

ポルトガルは真夏の暑さは塩水が乾燥して塩ができるくらいだからものすごく暑いのだろう。屋根のない駐車場の車はペンキが剥げて無残な姿になる。テントの上に屋根があるというのも私の過去のキャンプ場周りではスペインくらいかもしれない。

このテント地は私たちには雨の日の洗濯物干場に利用するくらいだった。

 

 

この砂地の乾燥地が格好の体操地になった。

 

 

 

ラジオ体操の後はオランダ人のエドの指導でストレッチ運動をする。エドが一番年上で終わりころになると彼は はーはー 息を切らしているが終わると私たち皆でいつも手をたたいてオランダ語でダンクウエル(ありがとう)と挨拶をする。彼のストレッチはドイツ語だったりフランス語、英語、オランダ語だったりで毎回違うからこれも楽しい。

 

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最後のキャンプ旅行ー毛虫の行列行進(Processionary Catarpillars)

2016-07-23 10:04:24 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

ここポルトガルには一週間に一度無料の英字新聞が発行される。

2月4日の新聞に18人の生徒が毛虫のアレルギーで病院で治療したとのニュース。写真には3センチくらいの毛虫が長く蛇のように行列を作って床を這っているのが載っていた。

 

新聞の数日後にロジャーがトイレ・シャワー・ブロックのすぐ近くの松の木にこの毛虫の巣を見つけた。この毛虫は夜に巣から這い落ちて行列を作ってほかの木に登るとか、人でもアレルギー反応の激しい人は発疹やかゆみのみならず、呼吸困難になることもあるという。

犬がこの毛虫に舌を刺されると確実に死ぬという、恐ろしい毒虫だ。

初めてそんな恐ろしい虫がいると知ったオランダ人のマーリッシャは恐れおののき、トイレに行くのも遠回りして木の下を通らないようにしていた。そんな彼女を連れて、サイトの片隅にある3本の巨大な松の木に巣がないか調べにいったら、あるある 4つも大きな巣が見える。

 

ロジャーはすぐ事務所に連絡し、専門の庭師が来て巣を作っている枝を切り落とした。私も事務所に4つの巣のことをリポートしたがどうもわかっていなかったよう。庭師はこの4つの巣を見落とした。

この巨大な松の木の近くに犬を連れた若いオランダ人夫妻がキャンプしている。庭師が来た2日後にとうとう毛虫の行列が彼らのキャンパー前に現れ犬か足でおもちゃにしていたと、大騒ぎ。彼の携帯で行列を写真に撮りバケツに水を張って20数匹の毛虫をつかまえて入れそれを事務所に持って行った。

事務所はすぐに庭師に連絡していたという。今のところ誰にも被害がなくて幸い。

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最後のキャンプ旅行ーファーロ(Faro)

2016-07-22 12:35:02 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

 

昨年からほとんど同じ顔触れの英国人キャンパーの人たちで 成立したタヴィラ・ランチョン・クラブ〈TLC)の遠出はファーロのミッシェランレストランでの昼食会。

朝9時半の電車でファーロへ出かけた人たちもいれば、車2台で8人があとから出発した人もいたり、私たちのように11時半すぎの電車で出かけたのもいて12時半過ぎ、ファーロの旧市街のレストランに全員18名集合。

 

 

 昨年ロジャー夫婦が見つけたこの高級レストランでは昼食も3コースの食事にワインやパン、オリーヴ込みで一人15ユーロと驚くべき値段。

 

 

上品なデザートが出て、日ごろ甘いものは避けているはずのわが亭主も大喜びで食べた。レストランのカクテルバーのデコレーション兼ワイン棚が見事。

 

 

 

ファーロの旧市街は聖堂を中心に壁で囲まれた小さな区域で通りも狭く、面白い通り名があった。プロフェッサー・ノルベルト・ダ・シルヴァ通りという。皆こんな長い名前で何々通りと呼ぶのだろうか?

 

 

 

聖堂の前のスクエアーには街路樹にオレンジの木が植えられていて、こんなに鈴なり。きっとすっぱくて食べられないに違いない。

 

 

 通りの一角にタイルの博物館があり無料で一般公開している。タイルの古いのは17世紀からのもので、こんなウルトラモダーンなのもある。

 

 

この壺とピエロの像が私の一番気にいったもの。このピエロ、オペラ・パリアッチで歌っているみたい。

 

 

 旧市街の入り口はこの素晴らしい建物でトンネルの部分の天井がみごと!!!薄いタイルを上手にはぎ合わせ、きれいな模様を作って同時に頑丈な天井に作ってある。

 

 

 旧市街を出たところの公園の一角ではおじいさんたちが集まって、何かのゲームに興じている。この日はあまり晴天でもなく、風も冷たいのに彼らは感じないと見える。

 

ある建物の一角、縦横2X 3メーターのタイルにクリストファー・コロンバスがこのファーロを通り過ぎて行った。との記念碑?

コロンバスはリスボンからファーロの沖を通ってスペインへ帰って行った。彼の日記にファーロの沖を通ったとの記述があり、それを記念にしたものらしい。彼が立ち寄ったものでもないだろうにこんな大きなタイル張りの記念碑は可笑しい。

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最後のキャンプ旅行ー寒波のタヴィラ

2016-07-21 20:43:03 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

 

 

 

 

 毎日抜けるような青空に日中の太陽は肌を焼くくらいに熱いが朝夕の寒さもまた格別。湿度が少ないから空気がピリッとするくらい寒い。朝夕の温度差は日中15-18度、朝夕10度以下だったのが1月18、19日の2日間はヨーロッパ東南部の寒波がポルトガルのアルガーヴ地方も襲った。

 

 

スペインの地中海沿岸で突如の大雪で交通が大混乱のニュース、ギリシャにとどまっているシリアやアフガニスタンの移民者が凍死したとか、ヨーロッパ中大雪や寒波の被害が伝わってくる。

 

 

19日の朝8時、キャンプサイトの上空をカモメが集まり飛び回っている。9時のラジオ体操時に雪が降り出した。と言ってもうっすらとした雪で5分くらいでやんでしまったが、こんな寒さはポルトガルアルガーヴの人たちにとっても前代未聞のこと。サイトのオフィスの事務職員が飛び出してきて写真を撮っていた。この朝の気温2度 !!!

 

寒波に襲われる前夜、もう40年来の日本人の友達が突然サイトへ訪ねてきて、数日間あちこち彼らの車で走り回った。だから彼らは異常な寒さも1月の熱い太陽も経験して帰った。

彼女のご主人がバードウオッチングが趣味というので、凍えるような寒風の中、塩田へバードウオッチングに出かけたが、この寒さフラミンゴなどどこで暖を取っているのか、ヘラがもの群れがえさをあさっているのくらいしか見当たらない。

 

 

 日中太陽が暖かくなってくると海辺の鵜(う)が翼を広げて暖を取っている。

 

 友達夫婦は隣町に素敵なホテルを見つけ数日滞在した。川から海へ流れ込む河口の町で漁業や塩田産業が盛んな小さな町だった。イセエビかカニまたはたこつぼの類らしいツボがこんなに並んでいる。

 

 

 昼食にタヴィラの魚専門レストランで、食べまくった。何しろ焼き魚が食べ放題。もういいというまで魚を持ってくるから,イカはあるかと聞いたらモンコイカの塩焼き4匹をお皿に盛ってきて大歓声。最後は果物を食べて大満足。みんな魚3匹、イカ1匹づつ食べまくったのだから。

 

3日目には私たちが電車で隣町へ行き、彼らの車でオルニャオまで出かけた。電車の落書きがひどいがもう慣れてしまって驚かない。

 オルニャオの自然公園に行ったのだけれど、海辺の湖の水が引いて鳥が1羽も見えない。遠くにコウノトリが2羽いるだけでつまらないこと。

 

 

 海も引き潮で向かいの小さな島とはほとんど陸続きになりそう。あちこちであさり採りの人たちがうごめいているのが見える。

 

この自然公園の一角に塩の満ち干を利用して脱穀製粉の機械を回す装置がある。昔はこの機械が一般に使われていたが今ではすたれてしまっているとのこと。それにしても潮の流れで大きな石臼が動くというのはすごいことだと思う。

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最後のキャンプ旅行ー朝のエクササイズ

2016-07-20 17:00:23 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

 

昨年11月や12月のころは早期にこのサイトに来ていた友達5-6人が毎朝ラジオ体操へやってきていた。12月18日から娘夫婦がヴィラを借りて滞在したその間は私たちもそのヴィラに一緒に過ごしていた。でもその間体操を休むのはサイトにいる人たちに申し訳ない。

毎朝8時には起きて縄跳び1000回とんでヴィラからサイトまでをジョギングする。片道たったの8分だったけれど結構きつい。通りにたたずむ年寄夫婦が毎朝手をたたいて応援してくれる。9時からラジオ体操をして終わるとまたジョギングしてヴィラへ帰っていた。

1月に入って友達の英国人たちが集まりだし、それにオランダ人夫妻も参加しだして、多い時で13人になった。オランダ人のエドは78歳、昨年まで体操に興味を示さなかったのに今年は頑張りだして、ラジオ体操が終わると彼の指導でストレッチ・エクササイズをやりだした。

片足で立つコウノトリの真似などやっぱり若い(65歳)アランにはかなわない。まるで石の像のように片足でじっと立って動かない。皆でつついたり寄りかかったり、毎日笑いが絶えない。

1月半ばに日本人の古い友達がご主人とやってきた。ホテルに泊まっていたけどラジオ体操のことを聞きつけて朝8時半にキャンプサイトへやってきてジムやラジオ体操も一緒に楽しんだ。

イギリス人のメアリーが驚いて ”ラジオ体操は皆同じ順序でするんだねー。” 日本人には全く当たり前のことだけれど、彼らにはよっぽど珍しいことに思えたらしい。”ラジオで順序はインストラクターが日本語で言っているんだ。” それで初めて納得したらしい。

 

 

わがキャンパーの隣の夫妻の愛犬ティプシーとピクシーは朝夕夫婦が散歩に連れ出し、日中はこんな車に乗せて、ご主人のミシェルが自転車で引っ張ってあちこち散歩に行っている。孫のジュードで感心したのに犬までこうして連れ歩くとは・・・さすが!!!

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最後のキャンプ旅行ータヴィラの1月

2016-07-19 12:10:29 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

 

1月初め、カメラをもって3時間の長距離散歩に出かけた。ポルトガル南部は、一年中花が咲いていてミツバチも休む暇なし、だからタヴィラのマーケットでは蜂蜜が安い。

 

 

 オレンジ畑だけでなく個人の庭にもこんなレモンの木が植えられていて、どんな木々にも今時はレモンが鈴なりでうらやましい。

 

 この野生のマリーゴールド(キンセンカ)は12月から1月初めは野や道端を金色に染める。

 

オレンジの花も1月が最盛期、オレンジにも真冬の12月ごろから夏の7-8月まで実る時期が違う多種類があるが、花が咲く時期はほとんど同じだとのことで8月に収穫するオレンジなど今年の実と来年の実が同時に実っているという不思議な現象が起きる。今までまだ実を収穫していないのに花が咲いているのが不思議だったが、これはカーロス氏からの受け売り。右の写真はクレメンタインで色とサイズがオレンジとは違う。

 

 

 ローズーマリーの花は一月が真っ盛り、蜂蜜にもローズマリーの花だけとうたっているのがある。

 

 ゴースの花は1月から3月ごろまで、花の時期が長いがこの花は恐ろしいとげがあるから切り花には向かない。右のかわいい星のようなブルーの花はこのアルガーヴの乾燥地帯でしか見かけたことがない。

  

 コウノトリも一年中いるみたい。ヨーロッパ北部に巣を作っているコウノトリはアフリカで越冬し、エジプト、トルコを通ってきたヨーロッパへ向かう。コウノトリは長距離飛行ができないらしい。

 

 この野生の白い水仙はキャンプサイトのあちこちもそうだけど、道端や岩山にも花が咲いている。でも以前スペインの野原でみたように、野原一面が花盛りということはない。

 

12月からあまり雨が降っていないが今年は水量が多い。

 

 

ピンクのアーモンドの花は1月初めから満開になる。ピンクのアーモンドは実が苦くて食べられない。白っぽい花は1週間は遅く花が咲きだす。ポルトガルのアーモンドがおいしいと娘からお土産に買ってきてくれとリクエストされている。

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最後のキャンプ旅行ーオーディオブック

2016-07-18 21:14:24 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

昨年の夏2週間毎の日曜日に開かれるカーブーツセールでCD13枚組のオーディオブックを買った。本のタイトルはA Half forgotten Song(半分忘れていた歌)という。作者はKatherine Webb 〈キャセリンウエブ)という女性。

ポルトガルのキャンプの夜にゆっくり聞こうと調べもしないで持ってきた。そしてタヴィラのキャンプサイトに落ち着いて聞き始めた。

ところが3枚目がない。!!!

だからこのCDパックは安かったのだと気づいたがもう遅い。

3枚目を聞かずに4枚目に行ったらきっとストーリーが判らなくなるだろう。そんなことはしたくないからロンドンの友達に図書館でCDセットを借りて3枚目だけをコピーして送ってほしいと頼んだが、残念なことにこのCDはどこの図書館にもおいてないとの返事だった。

さて困った。同じCDセットを買うのも無駄だし、アマゾンで調べたら原本が1ペンスに郵送代2.7ポンドというのがあった。ポルトガルに送ってもらえば郵送料が倍以上になるだろう。そこで娘の家に送ってもらい、クリスマスに来るときに持ってきてもらえばよいと考えた。

11月末に本をオーダーし2週間ほど忘れていて、娘に本が着いたかを確認したところ来ていないという。アマゾンに未着の連絡をしたところ送り主の本屋と2-3回メールのやりとりをした後、返金をすると連絡があり2.71ポンドの金が戻ってきた。

その1日後に娘から本は届いていて彼女の思い違いだったと連絡があり、また返金に対する返金で数回本屋とのメールのやり取り。

とうとう本屋のほうがあきらめたらしく、そのお金はチャリティーに寄付してくれと返事があった。

クリスマスホリディにタヴィラへやってきた娘は忘れないで持ってきてくれたから、彼らが帰国した後、新年からCDを聞きながら本を読み始めた。

ストーリーは英国デボンの片田舎のジプシーの娘が主人公。有名な肖像画家に見初められモデルになるが、15歳の田舎娘は中年の画家に恋をし、画家の愛人と彼の二人の娘の嫉妬をかう。このあたり映画にもなった真珠の耳飾りの娘のストーリーにもちょっと似ている。それからのストーリーは本を読む人のために伏せたほうがよいだろう。

CDを聞きながら本を読んでいると、3枚目がどこから始まるかがわかって、CD3枚目にあたる部分だけは本を読むだけだった。英語の本はCDを聞いていると素晴らしく早いが一人で読んでいると2日もかかってしまう。4枚目がどこから始まったかも判り本にマークしながら読み,聞き進む。

この本を読んでいるジャクリーン・キングという女性にいたく感銘。会話の部分は声の使い分けがうまく10歳の娘から中年男の声に愛人のモロッコ女のアクセントまで感心した。これぞプロの朗読者だと思う。こんなストーリーブックならもっとたくさん聞いてみたいと思ったのが読後の感想だった。

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最後のキャンプ旅行ー年末、年始

2016-07-17 15:42:43 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

12月31日夜7時54分西の空にこんなに細い月が浮かんでいるのを見つけた。たぶん東の空に昇ってきたのはまだ空が明るい時間だったのだろうが、あまりに細くて小さくて気が付かなかったものとみえる。この夜から以降は月がどんどん太りだしたから、この年暮れ新月だった。

 

 

日本では冬に花火が上がることはないが、ほとんどの国で新年のお祝いに花火が揚がる。テレビでは各国が新年を迎えると同時に上がる花火をニュースで見せてくれる。こうして派手に花火が揚がるようになったのは西暦2000年からだと思う。まずはニュージーランドのオークランドで次はオーストラリアのシドニー(この国は国の威信にかけても世界一大きな花火を・・・なんて意気込みが感じられる。)そして香港、花火は中国で作られたものだからここのもすごい。

ロンドンはポルトガルと同じ時間帯だから、テレビでロンドンの花火を見ているとこのタヴィラのささやかな花火を見逃すことになる。今年がタヴィラの最後かもしれないと思うから、川渕まで行こうと話し合っていたのに、11時過ぎ外へ出てみるとあまりの寒さに震えあがった。

急きょ気を変えてキャンパーの外から見ることに。キャンパーが停まっているところはこの辺りでは高台にあるから、川渕のは見えないが高く夜空に花開くのははっきり見えた。たったの5分だけだったけど、この貧しい国でこんなに楽しませてくれるなんて。

川渕へ行ったキャンパーの友達は橋の上が超満員だったとのこと。2016年は波乱万丈の年だった。でも私個人の人生には波風立たない平和な一年だった。

 

 

1月1日8時過ぎに目覚めてみれば、新年の太陽はもう明るく輝いていて今日も素晴らしい一日になるのを約束してくれる。もう3週間近く素晴らしい青空で雨など降りそうもない。

ところが1月2日の朝は一面の曇り空、東の空が明るくなり雲の後ろから太陽が昇った、急いでカメラをとってきて太陽に向けるともう数秒の間に雲に隠れてしまった。それでこの幻想的な新年の太陽をカメラに収めることができた。この日は午後から久しぶりの雨だった。そしてまた翌日から3週間も晴天が続いた。

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最後のキャンプ旅行ーフエルバ〈Huelva)スペイン

2016-07-16 23:39:45 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

 

パトリックはタヴィラへ来るのにファーロ空港で大型車のレンタルをし、スペインへ行く予定にしてエキストラに保険も払っていた。ジュードの昼寝の時間がちょうど12時ころから2-3時間になるためどこへも遠出ができずあっという間にホリデーも終わり近く。

帰国一日前にスペインへ行ってこようと話が決まり、出発したのは10時半過ぎだった。スペインまでの国境はタヴィラから20km 一番近いスペインの大きな都市はフエルバで約一時間で行くことができる。

昨年も彼らが来た時に同じフエルバへ行ったが私たちは同行しなかった。私たちもフエルバを通ったことがあるが、大きなキャンパーでは駐車に困るため、街中へ入ることができない。今回は皆で出かけて初めて素晴らしい南国スペインを楽しんできた。

 

  

旧市街のスクエアーはまだクリスマスの余韻をとどめ周囲に立派な屋台が並んでいる。ほとんどがお土産店で、スクエアーの周りはカフェーやレストランになっている。クリスマス後のホリデーシーズン、たくさんの人たちがそぞろ歩きを楽しんでいた。

 

 

スクエアーの真ん中の銅像はスペインが誇るコロンバス。

 

 

 

 

通りのクリスマスデコレーションが素晴らしく、日が暮れていたならどんなにかきれいだろうと思われる。もう何年もロンドン。オックスフォードストリートのクリスマスデコレーションを見ていない目にはこのスペインの片田舎町のデコレーションでも素晴らしく思える。何しろタヴィラではほとんど無いに等しいから。

 

 

 

 

車が入れないストリートの一角にこんなに素敵な総タイルの建物があった。ポルトガルにはタイル張りの家屋が多いが、こんなに派手なタイルは初めて。

 

歩道のタイルもピカピカで歩くのにもプッシュチェアーを押すのにも気分がよい。この日も素晴らしく良い天気だったが気温は低くて街角の温度計では11度だった。

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最後のキャンプ旅行ー孫のジュード

2016-07-14 22:52:54 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

 

9月末依頼、スカイプでしか顔を合わせない孫のジュードはもう1歳7か月、夏の間中面倒を見て慣れ親しんだのにすっかり私たちを忘れてしまって、一緒に遊んでもくれない。独立心旺盛なうえ私たちの言うことの反対ばかりしたがる。

彼の両親が二人とも強情なのでそのどちらの血を引いても強情な子になるだろうが、まるで二人を2倍したような強情ぶり。9月までは自分から抱っこしてと手を出してきたのに、もう抱かせてくれない。

 

 

年とってできた子はかわいいというが、パトリックの可愛がりようは本当に目に入れてもいたくないという言葉がぴったり。本人も風邪気味で具合が悪いというのに自転車の後ろに子供用の車を付けたのを借りてあちこち連れて回る。ジュードも父親にべったり、祖母の私がやきもちを焼いても仕方がないが、孫がかわいいというのが初めて実感できた。

 

 

ここタヴィラにやってきたクリスマス前は初めの3日間ジュードは毎晩熱を出して泣き、眠らずソニアもパトリックも睡眠不足でへとへとだった。それで3日目からはおばあちゃんの出番。何しろ日中抱かせてもらえないから夜中に泣いてまだはっきり目覚めていないうちにダブルベッドへ連れて行って一緒に朝まで眠るようになった。ジュードは朝目覚めて大きな目を開けて私の顔をじろじろ見て、初めて自分の両親でないことがわかると、泣きはしないが、なるべく私から離れて足を向けて寝るような無慈悲な孫・・・

クリスマスの朝目覚めて、スリーピングバックのジッパーを開けたらジュードはこんなサンタクロースのパジャマで寝ていた。娘は私が驚くだろうと楽しみにしていたらしい。

 

 

 子育てをしたのがもう40年も昔のこと、わが子が1歳半のころにはどれほど知的成長があったか覚えていないが、こんな機械やコンピューターに興味を示す孫を見ていると先がどうなることやら。

彼らがタヴィラに来た13日間は毎日晴天が続いて、日中は暖かくコートなしでも歩ける素晴らしい気候だった。ゆっくり休養したパトリックも、来た時咳がひどかったジュードもほとんど回復して真冬の暖かい太陽を楽しみ、元気に帰って行った。

 

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最後のキャンプ旅行ーカーロス氏のヴィラ

2016-07-13 22:20:11 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

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 12月18日から30日までの約2週間、娘夫婦が孫のジュードを連れてタヴィラへやってきた。その2週間を過ごすために借りたヴィラがタヴィラの旧市街とは対岸の町の真ん中にある巨大な敷地を持つヴィラだった。前庭に小さなプールがあり、温水ではないから今時は入れないが、毎日ツバメが水面をなでるように飛び交っている。平屋の4ベッドルームのヴィラは

 

 キッチンも巨大ならば、廊下の奥行きも20メーター近く。

 

 リヴィングルームは半分がダイニングテーブルが置かれ、半分はソファーと巨大なテレビが置かれている。全体の奥行き15メーターくらいの巨大な部屋で、冬の間の暖房は屋根に設置された太陽熱による発電からなる。

 

 4つのベッドルームは全部シャワー、バス、トイレ付のダブルベッドルームで、大人4カップルでシェアーすれば、ものすごく安い宿泊料になるに違いない。ちなみにこのヴィラは1泊120ユーロだった。タヴィラは夏のホリディー時期には人口が8倍に膨れ上がるというからこのヴィラもそれに応じて値段が高くなると思われる。

  

 

 

 

 

 私たち夫婦が泊まったシングルベッドが2つの部屋にはこの巨大な洋服ダンスがデンとおかれている。部屋の天井よりも高い洋服ダンスのためにこの部分だけ天井が高くなっている。娘夫婦が到着する日の朝から鍵をもらって各部屋のシャッターを開けて食事の準備をした。私たちがショッピングに出かけている間にカーロス氏の母君がバスケットいっぱいの果物を届けてくれた。柿とレモンの下は大きなオレンジがいっぱい入っていた。

 

壁にかかっていた上空写真ではこの家の周りがすべてオレンジかオリーヴ畑だったことがわかる。カーロス氏は入り婿で、この家の主がなくなったときに残された子供たちが、周囲の土地を切り売りしたため今現在の敷地は右側写真の黄色の囲いだけになってしまった。ブルーの線で囲った土地は今現在では公園になっている。残りはアパートが立ち並んでいるがそれでもこの地域では一番大きな庭を有する。

カーロス氏はタヴィラの町はずれに大きなオレンジ畑を持っていて家屋もそこにあるらしく、この地域のオレンジ農家と共同で大きく商売をしているらしいことが言葉の端々に感じられた。ヨーロッパ南部の人たちは北方人種よりも小さいのが普通だが、カーロス氏は185センチくらいの堂々たる紳士で、非常に魅力的な人だった。

 

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最後のキャンプ旅行ータヴィラの12月

2016-07-12 21:17:28 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

今年の11月から12月初めまで、よく雨が降った。それでも夜に激しい雨になることが多くて、朝のラジオ体操ができなかった日はトータルで3日ほどしかない。

天気が良い日はなるべく歩くように心がけていて、新規に開拓できるような道程はなくなってしまった。

  

 

タヴィラの町中を流れるジラウ河の川渕に沿って港へ向かう。港までの道は2015年の12月に大工事をしていたが、今回行ってみると道路も港周辺もすべてが舗装されたり、石畳になったりして非常に歩きやすくなった。幅2メーターの歩道兼自転車道も完備している。

聞いたところではタヴィラの町中の舗装道路も鉄道の横断歩道もすべてEUの経済援助でできたものだという。そうでなければこの経済困難と言われるポルトガルにこんな自転車道まで完備した道路を作る余裕などないはずだ。

 

 

 河口近くうねって流れてきたジラウ川には釣りをしている人たちが数人見られた。小さな港のよどんだ水には大小の魚が空気をのむように水面をパクパクしている。

 

 港の堤防で釣りをしている若者3人のバケツにはこんなに立派なシーバス(スズキ)が入っていた。一人に一匹ずつでも十分だろうなー。うらやましい。

 

 港と海岸に平行に横たわるタヴィラ島の間は遠浅の砂地であさりがよく取れる。いつもどこかで貝採りの人たちが働いている。

道路わきに広がる塩田ではあしながの海鳥や、チドリがせっせとえさをついばんでいる。この日はフラミンゴは見えなかった。

 

ジラウ川の速い流れで魚を狙っているサギはいつまでも動かなかった。

 

  

11月から12月はビワの花が満開で、来年3月ごろにはいったいどれほどビワの実が実るだろうと楽しみ。

道端に満開の朝顔は土手全体を覆い土手の上のオレンジの木にも這い登っている。

 

 

農家の庭に広げてある多種類のかぼちゃがすごい。でもこちらのかぼちゃは日本の栗カボチャ程おいしくないから、特に買いたいとも思わない。来年はせめて1本だけでもわが庭に栗カボチャを植えてみたい。

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