昨年3月とまったく同じように 今年も娘婿がオーストラリアへ出張したので、私は娘と孫の面倒を見るため飛行機で一時帰国した。2月末のロンドンは思ったよりも寒くはなく、曇りや小雨の日が多かったものの丸一日晴天の日もあり、シーツが戸外で乾いた。
一歳9か月になる孫のジュードは久しぶりに見る私には慣れず、数語だけしゃべれる中でノーの連発。やっと慣れてきた2週間足らずでまたポルトガルへ帰ってきた。
アランのケメストのあるストリートに小さな金網で囲まれた庭がありそこに、巨大なグレープフルーツが生っている。毎回通るたびに見ているが2月よりもますます大きくなっている。対象がないから写真だけではどれほど大きいかわからないのが残念。
英国から帰ってすぐの3月7日塩田へ散歩に行った。前日から気温が上昇して25-6度、暑くてまるで英国の真夏の気候になった。
道端で大きな声で鳴くのはいったい何だろうと草むらの中へ入ってみると、水の浅い池の中でカエルがたくさん相手を求めて鳴いていたのだ。まるで変った小鳥が鳴いているようだった。
3月は野生の菜の花が所狭しとウルトラ満開。
晴天のポルトガルは野の花が色とりどりで目を楽しませてくれる。
ロンドンでも満開だったミモザはここでも花盛り。
ロックローズもバミューダバタカップも何度写真を写したかわからない。どれだけ写してもまた写したくなる。
この木の花は桃かあんずか実のなる木に違いない。どんな実がなるのか見られないのが残念。
塩田近くの道端に捨てられ汚れた塩の山はまるで岩のように見える。 鉄橋の手前は半分壊れかかった木の歩道橋で今年も倒れず傾いている。
2時間に1本の電車が鉄橋を渡っていった。
英国ならば真夏の気候のこの頃、半そで・ショーツで歩き回っていたらすっかり日焼けしてしまった。
海岸近くの砂地では純白のエニシダがジャングルのようになって花盛り、あまりお花に興味のないわが亭主でもこの花を見る度,感嘆の声を上げる。
真っ青な星のような花は私の大好きな花の一つ。