スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

読書三昧 痴呆編 

2016年12月06日 | 雑感
もう師走ですね。 行きかう人も亦旅人なり かぁ。  早いなぁ!

最近母の介護で七飯町に通っているせいか、< 老い > とか < 痴呆 > とかの研究 ?
に余念がない今日この頃ですが、母どころか自分の身にも迫っているこの言葉。
 

≪ 厚化粧 笑う亭主は 死化粧 ≫ 
            避けては通れないのが世の常だが、その前にやっかいなのは老いと痴呆。

何冊か読んでみた。 大井玄氏著書の帯にあるように我々は皆、程度の異なる「痴呆」であるらしい。 
(2005年あたりからは差別用語の要素が強い痴呆じゃなく認知症と呼ぶようになったとか。)

             

もの忘れ、なかなかすぐに浮かんでこない人の名、ものの名。 あなたも他人事ではないですぜ。

≪ カード増え 暗証番号 裏に書き ≫    ≪ 孫たちに アドレス聞かれ 番地言う ≫
てなうちはまだ救えるが、 ≪ なあおまえ はいてるパンツ 俺のもの ≫ とくりゃ もうダメだ。

<頭を使ったり身体を使う人はボケない> とはよく言われるが、そんなことはないようですよ。

面白い事に、バーのマダムにあまりボケは聞いたことはないとのこと ・・・ それはなぜか。
欲と色だそうです。 この職業に単身者が多く必死で稼ぐ欲がある、それに異性との接点にもあるとか。


まぁ、いずれにせよ 皆いずれは宇宙人になる運命だ。 

生をうけ、言葉を覚え、人間やあらゆるものと接し、複雑に絡み合って自我を創ってきたものが
だんだんその網の目がバラけていく。  そう 銀河宇宙の生成・維持・消滅の如くに ・・・。


できうる限り寛容に受け入れようではないですか。   ついでに 私に対しても ヨロシク !

      【 花鳥も おもへば 夢の 一字かな 】  
                              ( 江戸俳人 ・ 夏目成美 ) 

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