スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

コーラン パートⅤ(素浪人のひとりごと)

2015年01月11日 | 雑感
正月早々フランスで乱射テロで12人死亡とのニュースがあり、またその容疑者3名が射殺されたとのニュース。

預言者ムハンマド風刺画や昨年のイスラム国へのフランス軍による空爆に対する報復といわれている。

いくら風刺画文化のあるフランスでもこの問題はやり過ぎですよ。いくら表現の自由といえども、そう思う。

それにしてもイスラムというと、過激な情報ばかりが我々の耳に眼に入ってくる。

原理主義といった欧米が勝手に作った言葉に洗脳され、原理主義・イシラム・暴力・テロ・イコール あぁ恐ろしい
との先入観でイスラムを見ている、そんな気がします。  勿論私もそのうちの一人です。


殆どの信仰は、自他の正義と平和を説くために生れたとは思いますが、必ず負の側面が隠れているようです。

  コーラン・第2章256節 に 『宗教に無理強いがあってはならない』 とあります。

  第5章48節 にも 『アッラーさえその気になり給えば、汝ら(ユダヤ教徒・キリスト教徒、およびイスラム教徒の三者)
              をただ一つの統一体にすることもおできになったはず。
              だが、汝らに別々の啓示を授けてそれで試みて見ようとの御心なのだ。
              されば汝ら、互いに争って善行に励まねばならぬ・・・・・・。』


イスラムの真髄はここにあると私なぞは思うのですが、なかなかそうもいかない様です。


勿論、テロは憎むべきである。
でも今回の風刺画は<自由にも謙虚さ>が必要だということではないでしょうか。

フランスには、人口の7%・450万人のイスラム教徒が住んでいるが、差別や迫害、貧困などが潜むともいわれる。

西欧過激派とイスラム過激派の対立。この件で迷惑するのは多くの西欧の人々であり、多くのイスラムの人々だ。

もう各地域で報復の連鎖が始まっているとのこと。 

欧米に洗脳されないためにも、過激派や好戦的な人々・偽政者に悪用されないためにも、イスラムをもっと
知る必要がある。 コーランを読んで、そしてこれらのニュースを知り、そんな気がしました。




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