スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

万葉の歌 パートⅢ

2016年01月21日 | 雑感
札幌は 雪の日が続くようです。  病後でもあり、雪見酒ともいかず、地団駄の毎日だ。

冬ごもりもそろそろ終わりにしなければ。 こんな時はぱらっと万葉集を眺めるとなんとなく気が休まる。


● 春の野に 霞たなびき うら悲し この夕影に うぐいす鳴くも  (大伴家持)

雪もいいが、春も待ち遠しい。 そんな気もする今日この頃です。   当ブログ・万葉の秘密 

          

● 沫雪の ほどろほどろに 降りしけば 奈良の都し 思ほゆるかも 
● この世にし 楽しくあらば 来む世には 虫にも鳥にも 我はなりなむ
● 生ける者 遂には死ぬる ものにあれば この世にある間は 楽しくあらな
● 世間(よのなか)は 空しきものと 知る時し いよよますます 悲しかりけり   
(大伴旅人) 
                                       
旅人はいいですねぇ 実にいい。 酒のうたが特にいい。  当ブログ・万葉の酒呑み

● 言(い)はむすべ 為(せ)むすべ知らず 極まりて 尊きものは 酒にしあるらし  (大伴旅人)
  (何とも言いようもなく どうしようもなく 最高に貴いものは 酒であるらしい)

左党から甘党に転向したばかりのスノーマン。 酒の一首とはいかず ・・・。
● 白玉の ぜんざい喰うて 帰り来ぬ 君を想いて 沫雪の幻(げん)  (作者未詳歌) 
                                             てなとこかな。  
一句・一首より、昨日わらびもち粉一本買ってきたので、わらび餅に挑戦でもするとします。

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